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2006年2月14日 (火)

広岡巨人臨時コーチ、二岡の外野コンバート案を披露

巨人の宮崎キャンプに臨時コーチとして指導に参加している広岡達朗氏が二岡智宏の外野コンバート案を報道陣に披露したそうだ。

二岡は現在故障で別メニュー調整中であるが、マリーンズから移籍してきた小坂誠の守備力を高く評価している広岡氏としては、小坂を遊撃手として起用し、二岡を外野に回した方が守備力のアップとポジションのだぶりを解消できるという考えらしい。

小坂のジャイアンツへの移籍が決まってから、一部マスコミやファンの間から、原辰徳監督が前回の監督の時に折り合いが悪かったとされる仁志敏久を外すために小坂を獲得したのではないかという声が聞こえてくる。敗戦処理。は個人的には仁志の二塁守備が好きなのでそれには反対なのだが、それ以前に小坂を二塁でという発想に異を唱えたい。

普段ジャイアンツやセ・リーグの試合を主体として観戦している方々の中には、遊撃手としての小坂のすばらしさを認識していない方も少なくないのではと思うからです。つまり同じ仁志がはみ出される状況になるにしても、「二塁・小坂」によってはみ出すのではなく、例えば「遊撃・小坂、二塁二岡」となって結果的に仁志がはみ出すと考える方が自然なのでは無いかと言うことです。広岡氏はおそらくそうした事態を避ける意味も含めて、まだポジションが一つ空いている外野に二岡を回し、小坂を遊撃に入れる案を提言したのでしょう。

敗戦処理。は広岡氏やそのライバルといわれた元タイガースの吉田義男氏の現役時代を知りませんが、リアルタイムで観た中では元ホエールズの山下大輔氏と、小坂が遊撃手としての守備が双璧だと思っています。たとえて言うならば、山下さんは「華麗」という点でナンバーワン。小坂は「堅実」という点でナンバーワン。

小坂を獲得した時の清武英利球団代表のコメントによる「原巨人は絶対的競争主義を掲げ、巨人軍を1度ぶっ壊すつもりで補強し、再生を目指している。」という方針を掲げています。これが本当であるならば、内野のポジション争いに関しても、初めに二岡ありきというような発想は捨て、小坂と二岡を競争させて欲しいくらいです。

小坂の守備力を評価するのであれば、二岡のポジションを動かすという発想になっても不思議ではありません。それをせずに初めに二岡ありきという発想でいるならば、これまでと変わらない生え抜き選手重視、外様軽視のチームカラーから何ら変わっていないと言うことになります。

小坂獲得の時点ではJ・ディロンやイ・スンヨプの獲得が決まっていなかったので敗戦処理。は「一塁・小久保、二塁・仁志、三塁・二岡、遊撃・小坂」という布陣もバリュエーションとして考えていましたが、広岡氏がキャンプで清水隆行のスローイングを徹底的に指導しているというのでイや二岡を外野も出来るようにし、清水にセンターを守らせようと言う腹案があるのかなとも考えています。

ちなみに広岡氏によると、二岡はドラゴンズの福留孝介選手クラスの外野手になれる素質があるそうです。

いずれにせよ、清武代表や原監督の言う「絶対的競争主義」が何処まで本気なのか、二岡と小坂の起用法がその試金石になると思います。そのためにも二岡、早くケガを治してくれ!

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受信: 2006年2月15日 (水) 00時49分

» それは一体「何々主義」なのか? [()とむプロ野球研究所〜球界の危機はいまだ続いている〜]
聞くところによりますと、今季の原ジャイアンツは、 「実力至上主義」 というスローガンを唱えているいるようです。 しかし。 ・チーム内では言うに及ばず、リーグ屈指の二塁守備力を持つ仁志選手。 ・チーム内では言うに及ばず、球界屈指の遊撃守備力を持つ小坂選手。 この二遊間を差し置き、 ・球界はおろか、リーグ内でも下位の遊撃守備力しか持たない二岡選手。 ・たとえ死ぬほど頑張ろうと、俄仕込みの練習では仁志選手のそれに... [続きを読む]

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