« 横浜森大輔、背水の中国リハビリへ | トップページ | 究極の十二球団戦力均衡化シミュレーション-ゴールデンウイーク暇つぶし企画 »

2006年5月 1日 (月)

「生」観戦した野球場(7)-ジャイアンツ球場

01_5 いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。

このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いていこうと思います。月に1~2球場の割合で書いていこうと思います。また、シーズン中に新たな球場に行ったら加筆していこうと思います。

第7回 ジャイアンツ球場 観戦球場ファイル-7-

ジャイアンツの二軍の本拠地、ジャイアンツ球場。前回紹介した多摩一本杉球場と同様に、敗戦処理。の家から誓い。ちなみにこの球場の所在地を稲城市と勘違いしている人がいるが、正確には川崎市。

敗戦処理。の世代だとジャイアンツの二軍というと多摩川グラウンドを思い浮かべるが、天下のジャイアンツが二軍の専用球場を自前で持っていないというのは情けないとばかりによみうりランドの端の方に作られた。近年はお客様から入場料を取るにふさわしい施設への変革を続け、オフごとに改良が進められている。

2001年                  一塁側に長椅子の観客席設置。

2002年                  三塁側に長椅子の観客席設置。

2003年                  センター後方のスコアボードに選手名を表示

2004年                  最寄り駅からのシャトルバス運行(土、日、祝日限定)

2005年          ネット裏に2,175席の観客席設置。

チームとしてはFAや即戦力選手の獲得ばかりに目が行き、二軍から選手を育成するという姿勢が乏しいように見受けられるが、ここ数年の球場のバージョンアップは目覚ましい。ファンとしてはありがたいが、何かバランスが悪いような<苦笑>

ちなみに今年は3月12日に教育リーグ観戦で訪れたが、昨年からのバージョンアップは特に見受けられなかった。

もっとも年々バージョンアップしているとはいえ、二軍の専用球場としての充実ぶりではまだまだシーレックスの横須賀スタジアム、ファイターズの鎌ヶ谷スタジアムには到底及ばない。また球場のリニューアルによって失われたものもある。ネット裏観客席の新設に伴い、ネット裏後方にあった「よみうりランド会館」が取り壊された。この建物は元々スキーのジャンプ台としてつくられ、札幌オリンピックの時代には日本代表の練習にも使われた由緒ある施設が取り壊されてしまったのだ。親子連れで球場に来ている観客がジャンプ台を観て子が親に「あれは何?」と聞き、親が子に説明するというシーンが無くなったのは若干淋しい。

もう一つ、この球場の最大の特徴といえば、最寄り駅である京王よみうりランド駅から、約三百段の階段を上らなければ球場にたどり着かないことである。先述したように日によってはシャトルバスも運行されているが、バスは大回りして行くので行きにせよ帰りにせよ、歩いても時間的には変わらないのである。過去には「スカイロード」という片道100円の有料エスカレーター?が存在したが、いつしかよみうりランド入口まで直行するゴンドラに取って代わられた。これに乗るとジャイアンツ球場に行くにはかえって時間がかかる。この辺が整備された時にこの球場のバージョンアップも完結と言えるのではないか。

|

« 横浜森大輔、背水の中国リハビリへ | トップページ | 究極の十二球団戦力均衡化シミュレーション-ゴールデンウイーク暇つぶし企画 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「生」観戦した野球場(7)-ジャイアンツ球場:

« 横浜森大輔、背水の中国リハビリへ | トップページ | 究極の十二球団戦力均衡化シミュレーション-ゴールデンウイーク暇つぶし企画 »