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2006年5月28日 (日)

清原「東京ドームと違って温かい」とはなにごとだ!

バファローズの清原和博が26日の大阪ドームでの対ベイスターズ戦で史上12人目の4000塁打を達成し、チームの勝利にも貢献してヒーローインタビューを受けた。故障に悩まされていた清原にとって本拠地大阪ドームでの公式戦出場は初めてだったそうで、本拠地デビュー戦でお立ち台の座を射止めた。

よほど機嫌が良かったのだろう。27日付スポーツニッポンによると、お立ち台を終えた清原はこう言ったという。

「東京ドームと違って温かい。うれしいです。あしたもフルスイングします」

なに? 大阪ドームは東京ドームより温かいだと?

そりゃ空調の設定が違うのだろう。まさか東京ドームのファンは温かくなかったなんて思っているのか、この男は?

ジャイアンツでのここ何年かは、たしかにプライドをズタズタにされる仕打ちを受けたのだろう。しかしそんな清原を、いつも変わらぬ大声援で奮い立たせようと声をからして叫び続けた「清原信者」達に対して何という仕打ちだ!

冷遇した前の監督や球団フロントに対しての恨み辛みならわかるが、ファンに対するこの暴言は真意を問いたい。スポニチの間違いであって欲しいくらいだ。

200510月5日。敗戦処理。はジャイアンツのシーズン最終戦を東京ドームで生観戦した。試合終了後、一年の闘いを終えたライトスタンドの応援団やファン達はあらゆる選手のテーマソングを歌い、最後の盛り上がりを楽しんでいた。もちろん既にその時点で実質的な戦力外通告を受けていた清原に関する応援パフォーマンスには他の選手以上に時間を割いていた。清原は球場に来てすらいない。ファンはそれを知りながら「とんぼ」を歌い、「き・よ・は・ら」と絶叫し続ける。最後は「頑張れ、頑張れ、清原」で締めくくっていた。

そんなファン達への暴言なら許せない。

ファンに愛される選手。

そのファンを愛する選手。

選手とファンの距離が近づき、より一層盛り上がる。

SHINJOは引退表明をする試合で(たまたま?)本塁打を放ったがベース一週後、いつも以上に深く深く頭を下げ、東京ドームのライトスタンドのファンに感謝の意を示した。

原辰徳は1989年の日本シリーズで第一戦から一本の安打も打てず苦しんでいたが、第五戦で吉井理人からシリーズ初安打となる満塁本塁打を放つが、打球がレフトスタンドの最前列に落ちるのを確認した原が最初に行ったポーズはライトスタンドのファンの方を向いての万歳だった。

2004年9月。日本プロ野球史上初のストライキ決行を決めた古田敦也はその晩のフジテレビ系列「すぽると」に生出演してファンにスト決行の説明をし、ファンからの体調を気遣うFAXに人目をはばからず涙した。「迷惑をかけているのは僕たちの方なのに。」

ファンに愛されるヒーロー達の節目のシーンでは、いつも傍らにファンの存在がある。清原だってそのはずだ。

新しいチームのファンに早く大きな印象を与えた知という気持ちがあるのかもしれないが、だからといって九年間支え続けてくれたファンをおとしめるような発言はないだろう。4000塁打達成。マーク・クルーンからの劇的な逆転満塁サヨナラ本塁打とようやく清原らしいパフォーマンスが出来るようになった矢先にこんな事を書きたくないが、先の報復発言とは別の次元で見過ごせない発言につき、敢えて書いてみた。

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