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2006年9月17日 (日)

出るか明日の巨人の星!巨人軍新人入団テスト見物記

今日はジャイアンツ球場で行われた新人入団テストを見物してきました。

50人前後でしょうか、明日の巨人の星を目指す若者達が思い思いのユニフォーム姿でジャイアンツ球場の左中間の外野守備位置あたりに朝10時前に集合。この中から明日の巨人の星が誕生するのでしょうか?

ちなみに駒大苫小牧の田中将大投手らしき姿はありませんでした<笑>。

02_15 かつて四国アイランドリーグの立ち上げの時のセレクションで石毛宏典代表は受験者達を前に「野球選手は帽子まで含めて野球選手として闘う姿だ。この場に帽子を着用していないような奴はやる気を疑う」という趣旨の発言をしましたが、テスト開始を前に集合させられて説明を受ける受験者の身なりを観ると、半分弱くらいでしょうか、帽子をかぶっていない受験者が見受けられます。

もちろん、この段階ではおそらくは応募した人は全員受験可能なのでしょうから、冷やかしとまでは言いませんが、プロを目指すレベルに到底達しない受験者が混ざっていても無理はないでしょう。

テストをする側のジャイアンツは一軍、二軍ともデーゲームのためユニフォーム組のコーチ陣の姿はなく、スカウト部のスタッフに打撃投手、ブルペン捕手、選手出身の球団職員らが立ち会いました。V9戦士として活躍した倉田誠さんや末次利光さんらしき姿も見かけました。

01_59 テストは、まず50m走から。5人が1列になって一度に走ります。どうやらポジション別にゼッケンを割り当てているようで、投手、捕手、内野手、外野手の順で走っていたようです。だいたいこの50m走で、本気でプロの野球選手を目指している受験者と、単に記念に受験している受験者の違いがわかります。走り方とスピードで極端な差が出る組がいくつかありました。

ゴールラインにストップウオッチを持った球団職員が四人待機しており、スピードを計測していました。一度に走るのが5人で、計測するのが4人。最下位でゴールする走者は論外と言うことでしょう<苦笑>。

01_60 続いては遠投テスト。1人が2球ずつ投げるのですが、2人1組となり、交互に1球ずつ2回投げます。

ここまでは全受験者がテストを受けます。合格ラインの数値はわかりませんが、ここで一回目の絞り込みを行います。敗戦処理。の眼には遠投ながらフォームが綺麗だったサウスポーの8番が特に印象に残りました。

ここからは二次テストと呼ばれる実技試験。まず投手がブルペンで投球テストを行います。当初は三塁側のビジター用ブルペンを使用する予定だったようですが、スピードガンが作動しないのか、何か不都合が生じたようで、急遽ライトのフェンスの外にあるホーム様ブルペンに変更になりました。

そんな不都合なブルペンをファームの公式戦で相手チームに使用させていて良いのでしょうか<苦笑>?

02_16投手で二次テストに進んだのは敗戦処理。が遠投テストでお気に入りになった8番を含む13名。ライトのブルペンは観客席から離れており観づらかったのですが、2~3人一組で十数球ずつ投げたのでしょう。8番もスリークオーター気味のフォームから投げ込んでいました。投手のテストはこれで終了のようです。(左写真は敗戦処理。注目の8番の投球テスト)

その後野手はそれぞれの守備位置についてシートノックを受けます。守備位置に散らばった様子から捕手2人、二塁手1人、三塁手、遊撃手各2人、外野手7人の計14人の野手が二次テストに進んだ模様です。

16202最初は外野手へのノックから。守備範囲などを調べるものではなく、返球の正確さと迅速さを調べていたようでした。ノッカーがゴロで飛んでくる安打の打球を放ち、捕球した外野手が指定した位置に返球するというものです。最初は二塁や三塁への返球。そしてフライを捕ってh-むへの返球と変わっていきます。この中ではライトの守備位置から三塁のポジションまでレーザービームもどきの返球を繰り返した162番に敗戦処理。は注目しました。(左写真は162番のレーザービーム返球)

内野手はプロの選手が試合前に受けるようなシートノックを各守備位置で受けます。ノッカーが別段捕球の困難な打球を打っているようには見えませんでした。打球に対する足の動きとか、送球までの全体の流れや、スローイングの正確さをテストしていたのでしょうか。

ここで14人いた野手のさらなる絞り込みがなされます。ポジション別の内訳は不明ながら、この後の打撃テストに9人が進むことになりました。敗戦処理。注目の162番は残りました。他にロシア人と思われる受験者を含む3人の外国人が含まれています。ちなみに不合格になった受験者は、その時点でゼッケンを返却し、退場していきます。

打撃テストは試合前の打撃練習のようにバッティングケージに一人ずつ入り、通常のマウンドより多少前から投げる投手の球を打ちます。よみうりランドの方から、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、矢野顕子の「春咲小紅」、渡辺真知子の「唇よ、熱く君を語れ」が聞こえてくる中、一人十球くらいだったでしょうか、打ち続けました。偶然でしょうが、全員右打者でした。なお投手を務めたのは元投手の織田淳哉球団職員だと思われます。

162番は途中から変化球を混ぜられてから、快音が聞かれなくなったのが気になりました。最初はストレートで、変化球に切り替わる時には投手から合図が出ていたにもかかわらず。

打撃テストで目立ったのは、ディロンより打ちそうな外国人と、シートノックでは素早いフォームで矢のような二塁送球を繰り返していた151番の捕手。ロシア人と思われる受験者の打球は詰まってばかりでした。

一通り打撃テストが終わった後、もう一度三人の受験者が呼ばれ、再度打撃テストが行われました。前述の151番と、外野手の164番。そして敗戦処理。お気に入りの164番の三人です。

162 一回目の打撃テストで今ひとつに思えた162番は二度目の打撃テストの最後の一球でレフトオーバーの本塁打を放ちました。この時は数十人のスタンドから、大きな拍手が起きました。

162番最後のスイング。打球はライナーでレフトのフェンスを超えていった!

三人の再テストが終わった後、打撃ケージ周辺で最終審査が行われた後、最後に残った9人の前で合格発表。敗戦処理。お気に入りの162番と、164番の二選手が合格したようです。育成選手制度の新設で、テスト受験者にとっては従来よりは門戸が開放されたのかもしれませんね。彼らはおそらくはドラフト会議の対象選手だと思われますので、ドラフトでの指名を経て晴れてジャイアンツの一員となれるのでしょう。

162164 シャッターチャンスを逃してしまいましたが、三塁ベンチの中で、二人だけでしっかりと握手をしたシーンが印象的でした。その後マスコミの取材を受けていたのもこの二選手だけでしたから、投手からの合格者は出なかったものと思います。

ジャイアンツの入団テストは既に大阪で今月の初めに行われていると思いますが、二度のテストから明日の巨人の星が誕生して欲しいものですね。

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コメント

HAL様、Eagles fly free様、

ジャイアンツの入団テストに関する敗戦処理。の書き込みに対するコメントをありがとうございました。

9月25日の高校生ドラフト並びに11月21日の大学・社会人ドラフト及び引き続き行われた育成選手ドラフトの指名リストを見る限りではお二人が指摘した、また敗戦処理。が注目した入団テストの受験者は(ジャイアンツに限らず)今回は指名されなかったようですね。

報道ではジャイアンツが現状のイースタン・リーグの球団数が奇数であることの弊害を少しでも解消するために育成選手等による特別編成のチームを創ろうとしており、そのために今回の育成ドラフトでも7人の大量指名となったようですが、残念ながらその中にも名がなかったようです。

あの入団テストはもう二ヶ月前のことになりますが、あらためてプロへの道は「狭き門」だと言うことを痛感します。

また来年機会があれば、入団テストを見物し、書き込みたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

投稿: 敗戦処理。 | 2006年11月25日 (土) 18時27分

HARU様、コメントをありがとうございました。

Eagles fly free さんも指摘されていましたが、164番は清陵情報高の佐竹選手という人なのですね。

敗戦処理。は不勉強なので全然知りませんでした。

ジャイアンツのようなチームで、テスト入団から叩き上げの選手が活躍するようになれば、本当に痛快です。仮合格(?)の三選手にはぜひ、ジャイアンツの一員になってもらい、活躍して欲しいものです。


情報ありがとうございました。またいつでも遊びに来て下さい。

投稿: 敗戦処理。 | 2006年9月28日 (木) 00時13分

はじめましてm(__)m

突然書き込みをしてしまいました。

最後の写真でインタビューされている高校生が私の学校の
先輩の佐竹先輩だったもので。。。

私の高校の野球部でも野球が上手くて、長打力のある選手で
地区の大会でも本塁打を打っている選手。でも、3回戦で敗退してしまいましたが・・・。(私、応援に行っました)
とっても体つきが良くて、ちょっと目の前で見ると迫力がある先輩です。


一次受かった高校生が佐竹先輩だとか聞きました。
是非、入団テスト合格して、福島で二番目の巨人の選手になった欲しいです!!

投稿: HARU | 2006年9月26日 (火) 21時07分

こんばんは。

その日はcsでF×M、L×Bs戦を交互に観戦していたため流石に現場にはいませんでしたが、結果が気になっておりました。
最終的に何人合格するかはわかりませんが、編成面では左腕と内野が手薄ですから、このあたりの補強がなさられば有意義ですね。
翻ってイーグルスは基本的に全てが補強ポイント(笑)ですので、いい選手であるならば是非とも入団して頂きたいものです。

八木投手の件に関しては(今季は既に新人王当確の素晴らしい成績ではあるものの)、当ブログで指摘させて頂いた点も含め、まだまだ伸びしろが期待できる投手だと思います。
他球団が彼の弱点を衝くことで、彼がそれを修正し、更に他球団が他の弱点を探す…
このような「いい意味での切磋琢磨」ができれば、日本の野球界全体のレベルも上がり、ひいては大リーグにも対抗出来得る新たな軸にもなり得る、と確信しております。

現状の楽天では、些か(かなり?)力不足ですが(笑、えないです^^;)

というわけで?、18、19両日も相変わらずの度重なる拙攻拙守でファイターズをお助けしてしまった手前、22~24の三連戦でも正直敗戦処理。さんのご期待には副えかねますかと(爆笑、できませんね。お互いに^^;)

投稿: Eagles fly free | 2006年9月21日 (木) 21時59分

いつもどうもありがとうございます。

あまり名前を出すと、他球団に横取りされてしまう恐れがありますので、ほどほどに<笑>。

というか、ジャイアンツ球場にいませんでした?

正確には11月に最終テストをするとのこと。

またこの日のテストを通過したのは162番と164番の他に投手が一人とのことなので、ひょっとしたらこの8番ではないかと想像してるのですが。

プロ野球の入団テストを生で観たのは初めてでしたので、個人的にも好い体験になりました。

あ、そうそう、同じ日にゴールデンイーグルスも入団テストをしたそうですね。

八木智哉の大学の先輩が通過したとか。

先日blog.の方で言及されていたモーションの件とか、来年は丸裸にされなければ良いのですが。

* 東京ドームのオープン戦で八木をみた時に異様に長いセットポジションに気付いてはいましたが<苦笑>。

それではまた。22日からの三連戦、是非!

投稿: 敗戦処理。 | 2006年9月20日 (水) 01時03分

こんばんは。
貴重なレポート、大変興味深く拝見させて頂きました。

敗戦処理。さんがオススメの左腕投手、肘の抜け、胸の張り、グローブの抱え込みと、素晴らしいですね。
(上記瞬間がよくわかるドンピシャの瞬間にシャッターをきられており)一押しされた理由が明快な一枚でした。

また、162番の選手は元敦賀気比高の笠原選手かと推察されますが、振り抜いた際の背中から腰、膝から足首への曲線が美しいですね。
ライトからの返球も素晴らしかったとのことで、隠れた逸材かもしれません。

最後の写真に写っている手前の彼は、(おそらくですが)清陵情報高(福島)の佐竹選手ではないかと。

投稿: Eagles fly free | 2006年9月20日 (水) 00時24分

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