« 「生」観戦した野球場(17)-札幌円山球場 | トップページ | 岡本哲司二軍監督退任-いつかファイターズ版長嶋茂雄となる日が来る!? »

2006年10月 3日 (火)

戦力外通告の季節がやってきた -そして鎌ヶ谷で最後の姿を観たのは…

パ・リーグは1日のゴールデンイーグルス対マリーンズ戦で公式戦の日程が終わりました。毎年のことですが、この時期になるとスポーツ新聞の片隅に「○○らに戦力外通告」という記事が載ります。セ・リーグを含め、既に多くの球団が発表しています。球団によっては一次、二次と分けて通告するケースもあるようで、まだまだ予断を許しません。

敗戦処理。の贔屓チームのひとつ、ファイターズは先月29日に6人の選手に戦力外通告をしたと発表しました。

横山道哉投手、岩下修壱投手、井場友和投手、矢野諭投手、佐々木貴賀投手、森章剛外野手。

また外国人選手ではフェリックス・ディアス、コリー・リーの両投手が戦力外通告を受けており、ディアスは既に自由契約選手として公示されています。

横山はファイターズの移転元年、2004年にストッパーとして大活躍。最優秀救援投手にも輝きましたが、翌2005年には失敗続き。今季はついに一度も一軍入りを果たせませんでした。

2004年パ・リーグプレーオフ第1ステージ最終戦、九回裏にライオンズの和田一浩にサヨナラ本塁打を浴び、呆然と立ちつくした姿を現地で敗戦処理。は観ました。「この悔しさを、来季のマウンドにぶつけてくれ」と期待しましたが、これ以降さっぱりでしたね。

急性骨髄性白血病を克服して今季テスト入団した岩下のファイターズでの一軍初登板(復帰登板というべきか?)もたまたま生で観ました。7月30日。今季のファイターズにとって最後の東京ドームでの主催試合。九回表、完投勝利目前の八木智哉に代えて岩下の名前がコールされた時の大観衆の驚き、そして拍手。今も忘れません。一軍在籍期間は短かったのですが、防御率は0でした。再びの一軍昇格もあるかと思ったのですが。

球団は打撃投手として契約したい意向とのこと。チームが左の好投手に弱い傾向があるので一肌脱いでもらいたいものです。

井場は本格派のストッパー候補として期待しました。重そうなストレートは威力充分だったのですが、肝心なところで一本調子になって失敗するという印象が強いです。

まだ東京ドームが本拠地だった頃のライオンズ戦。同点の延長戦で井場が投げていてピンチになって敬遠策をとってライオンズの打者は主に代走や守備要員として起用される清水雅治。「何とか抑えてくれるだろう」との期待も虚しく、粘りに粘られた末に左中間のど真ん中を破られる2点タイムリー。失礼ながら決してパンチ力があるとは思えない清水に、技あり!という感じのタイムリーならまだしも左中間を深々と破られ、この時敗戦処理。としてはこのままでは通用しないなと悟ったものでした。今シーズンはスリムになった井場を鎌ヶ谷で見かけましたが、かつての威圧感もなければ、かといって制球力がついた訳でなし。もったいないなと感じました。

矢野の入団は1997年。ということはファイターズタウン鎌ヶ谷の出来た年。ルーキーイヤーに初登板初勝利を挙げ、二試合目に二勝目を挙げた時には将来有望な投手が入ったと期待させましたが、結局その二勝が十年間のプロ生活で挙げた一軍公式戦での勝ち星のすべてでした。

昨年は中継ぎとして一軍の戦力となり、矢野同様に初登板以来二試合連続勝利の快挙を成し遂げたダルビッシュ有とどちらが先にプロ三勝目を挙げるか注目したが<苦笑>、ダルビッシュにあっさりと先を越されました。選手生命の大半を鎌ヶ谷で過ごしたであろう矢野。岩下同様球団からは打撃投手への点心を勧められているとか、その場合は二軍担当か?

佐々木は貴重なショートリリーフとして一時は重宝したのですが、大島康徳監督時代の無計画な酷使で燃え尽きてしまったのでしょうか?昨秋の鴨川キャンプを観に行った時、ブルペンでかなり左腕を下げたフォームで投げていたので起死回生の策となるかと思ったのですが…。今季生で新しいフォームの佐々木を観ることが出来なかったのが残念でした。

には期待しました。ドラゴンズ時代の2004年終盤、優勝目前のチームに彗星のごとく現れて快打連発。そのV戦士がわずか一年で戦力外通告になり、金銭トレードの形でファイターズに入団。春先こそ鎌ヶ谷で勝負強さを何度か見せてくれましたが、いつしか出番が減っていきました。

29歳の横山、27歳の森には他球団から声がかかるかもしれません。新天地での活躍を祈りたいです。

ところで冒頭でパ・リーグは1日で公式戦を終えたと書きましたが、ファイターズに関してはまだ闘いは終わっていません。そのファイターズが先月29日というタイミングで戦力外通告を発表したのは翌30日にイースタン・リーグ最終戦を本拠地鎌ヶ谷で行うのに合わせたのではないかと、敗戦処理。は推測し、鎌ヶ谷に足を運びました。実際昨年のイースタン最終戦では阿久根鋼吉、石本努、池田剛基の三人がお別れ出場を果たしていましたので、見納めにと思った訳です。

ここで10月2日現在で敗戦処理。が把握している戦力外通告選手(ファイターズ以外)を球団別にリストアップしてみます。

カープ 
福井敬治内野手、天野浩一投手、玉山健太投手、苫米地鉄人投手、飯田宏行投手

ライオンズ 
張誌家、後藤光貴投手、田崎昌弘投手、小野剛投手、杉山春樹投手、高波文一外野手、宮崎一彰内野手、椎木匠捕手

ベイスターズ
村西哲幸投手、森大輔投手、福本誠内野手、田中一徳外野手

ゴールデンイーグルス
金田政彦投手、矢野英司投手、戸叶尚投手、玉木重雄投手、佐藤和宏投手、酒井忠晴内野手、益田大介外野手、カツノリ捕手、飯田外野手、佐竹学外野手、永池恭男内野手

スワローズ
土橋勝征内野手、山部太投手

マリーンズ
垣内哲也外野手、井上純外野手、喜多隆志外野手、杉原洋投手、瑞季内野手

タイガース
町田公二郎外野手

ジャイアンツ
佐藤宏志投手、伊達昌司投手、南和彰投手、原俊介捕手、黒田哲史内野手、大須賀允内野手、十川雄二外野手、育成選手の平岡政樹投手、同じく横川雄介捕手

ところで30日の鎌ヶ谷最終戦ですが、前年のような惜別出場は一切ありませんでした。一軍の闘いがまだ終わっていないからでしょうか?結局この日、敗戦処理。にとって見納めとなったのは

Invoice02

今シーズン限りでネーミングライツ契約が切れるこのユニフォーム姿だけでした。

|

« 「生」観戦した野球場(17)-札幌円山球場 | トップページ | 岡本哲司二軍監督退任-いつかファイターズ版長嶋茂雄となる日が来る!? »

コメント

森章剛は中日から日ハム。中日ファンの木下投手とはどんな話をかわしたのでしょうか。
ご苦労さんでした。

投稿: sadakun_d | 2006年10月10日 (火) 02時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38724/3671522

この記事へのトラックバック一覧です: 戦力外通告の季節がやってきた -そして鎌ヶ谷で最後の姿を観たのは…:

» 黒田 哲史 [気ニナルコトバ]
黒田 哲史(くろだ さとし、1975年1月11日 - )は、平成期(2000年代���)のセントラル・リーグ、元読売ジャイアンツ所属の選手。ポジションは内野手(遊撃手・三塁手・二塁手・一塁手)。2006年10月2日に球団から戦力外通告を受け、今後の進路は未定。 [続きを読む]

受信: 2006年10月 4日 (水) 12時55分

« 「生」観戦した野球場(17)-札幌円山球場 | トップページ | 岡本哲司二軍監督退任-いつかファイターズ版長嶋茂雄となる日が来る!? »