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2006年11月25日 (土)

甘えるなノリ!-中村紀洋が温情更改を要望?

普通に考えれば清原和博とともに今季のバファローズ低迷の二大戦犯と裁かれて然るべき中村紀洋が来月の契約更改で今季の成績不振を「公傷」扱いとなるよう温情更改を申し出るとか。契約更改の席は年に一度の自己主張の場であるから主張をするのはもちろん勝手ですが…<苦笑>

中村の今季は開幕四番を務めながら年間では85試合のみの出場で打率.23212本塁打で規定打席にもはるか及ばず。2004年の球界再編騒動の中で合併球団としてスタートを切っていわば逆風で一年を過ごしたあとの「新しい顔」として清原とともに大きな注目を浴びながら、この成績では戦犯扱いされても無理はあるまい。特に清原にはもとよりフル出場が望めなかったことを考えれば中村に対する期待外れ感は大きい。バファローズが昨年はプレーオフ進出まであと一歩の位置にまで行っていたことを考えればなおさらだ。

中村の言い分は今季のキャンプ中に痛めた右太股の肉離れや、古傷の左手首に受けた死球の影響による両手首痛に悩まされながらも、故障がちな清原に代わる看板として無理を重ねての出場が成績不振の原因であるから、推定で2億円といわれる高額年俸から必至とみられる大幅ダウンを免れたい模様だ。

たしかに同情すべき点もあるだろう。しかしチームの主力選手たる者、長くやっていればどこかしら故障を抱えるだろうし、多少の無理をしてでも出場している選手はざらにいるだろう。そもそも敗戦処理。は不振の中村に去就云々の話が出ないのはてっきり複数年契約を結んでいるからだと思っていたが、何と単年契約だったとは<>

そもそも球団合併時には旧バファローズの主砲として合併球団入りを拒否して半ば無理矢理ポスティングシステムで海を渡り、それで思いのほか成績が残せなかったので再び日本球界に居場所を求め、恩師仰木彬さんのツテで一度は嫌がった球団に拾ってもらった身だ。

故仰木さんの恩義には報いることが出来ず、ファンの期待も裏切ったのだからそれこそ野球協約で定める以上の大幅な減額を飲むくらいの覚悟を示すのが男意気ではないのか。

バファローズファンの中には中村、清原への特別待遇に辟易しているファンも少なくないようで、合併球団というダーティー・イメージ払拭のために期待したこのコンビが期待に応えられなかったのに来季もチームに残る一方で、イチローや田口壮らが抜けて地味になっていくチームの顔として戦い続けてきた谷佳知がとても不釣り合いな交換相手とのトレードでチームを去らなければならないという現実にやり場のない怒りを持っているということに中村は気付いていないのか。

大功労者をこういう形で持ち出すのは心苦しいが、中村と清原は故仰木さんのいわば負の遺産といえよう。その一方でこの球団は来季の新監督に外国人のテリー・コリンズ氏を迎えている。外国人監督に日本球界内の人脈などは無関係。中村や清原を「名前」で優遇することはないだろう。来季40歳で成績がさらに振るわなくても「ごくろうさん」とねぎらわれる可能性のある清原はまだしも、34歳と本来なら打者としてまさに円熟期を迎えるべき中村にとっては正念場の一年になることは間違いない。

* ちなみにイチロー、小笠原道大と同年齢。

かつてタイガース球団はトラブルメーカー江夏豊を放出した際のファンからの猛反発に驚き、田淵幸一を放出する時には当時監督になったばかりのダン・ブレイザーの構想から外れていると理由付けをして球団が批判されることを避けようとした。タイガース球団のお家騒動が年中行事だったこの時代、将来の幹部候補生と定められていた中村勝広は来季、GMではなくシニア・アドバイザーを務める。日本球界でただ一人の役職故、どのような立ち位置で振る舞うか誰にもわからない。かつての古巣に倣い、「外国人監督」を錦の御旗にして負の遺産の一掃にかかるかもしれない。それでも中村がこのチームで存在感を示したいならば吉井理人のように実力を示すしかないのだ。

甘えるな、中村紀洋

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