「生」観戦した野球場(24)-大田スタジアム
いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。
このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いていこうと思います。月に1~2球場の割合で書いていこうと思います。また、シーズン中に新たな球場に行ったら加筆していこうと思います。
第24回 大田スタジアム 観戦球場ファイル-23-
前回の市営浦和球場の時に、「今後この球場のように地方の市民球場の類がどんどん出てきます」と書きましたが、今回の大田スタジアムがまさにそうです。ただ地方球場といっても、東京ですが。
1994年創設。JR京浜東北線大森駅からバスに乗って「大田スタジアム」下車。(東京モノレールの流通センター駅からでも徒歩15分で行けるらしい)だだっ広い通路を5~6分歩くと両翼97.6m、中堅122mで外野が天然芝で内野が土というきれいなスタジアムがある。
東京には意外に本格的な野球場が少ない。特に高校野球でいう東東京側は東京ドームと神宮球場を除くと一気に格が落ちる。そんな中でナイトゲーム設備もあるこの球場は重宝される。敗戦処理。が初観戦したのは2001年7月28日のイースタン・リーグ公式戦、ジャイアンツ対ファイターズ戦。この時はジャイアンツ主催だったが、その後のプロ野球使用状況を調べるとスワローズ主催のイースタン・リーグ公式戦が多い。また2004年3月28日にはスワローズ対カープの一軍のオープン戦が組まれ、東京で東京ドームと神宮球場以外の球場で一軍戦が組まれること自体が珍しいので話題となった。
いわゆる湾岸地域だからといってしまえばそれまでだが、スタジアムの周囲が狭くない。とにかく開放的なスペースで、本当に東京かと思える。そしてレフトスタンド後方には羽田空港から離陸する、または着陸する飛行機の行き来が見えるので、ナイトゲームで一塁側の内野席に座ると野球以外の楽しみ方も味わえる。ロッテ浦和球場の新幹線観察と並ぶ、二大暇つぶしといえよう。
もちろん敗戦処理。の観戦経験からすると、ナイトゲームでも試合終了後にバスの臨時便が出るので帰りはさほど心配ない。
ジャイアンツの二軍の本拠地であるジャイアンツ球場が稲城市ではなく川崎市にあるということを踏まえると、イースタン・リーグが関東に集中しているといいながら実は都内にファームの球場がないのである。これは正直都民の一人として淋しい。
まだ今シーズンのイースタン・リーグの日程が発表されていないが、もう少しこの球場での試合を増やして欲しいものだ。
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