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2007年1月13日 (土)

これからプロ野球選手を目指す人必見!-クビになって再就職が決まりやすい球団はどこ?

プロ野球選手を目指す人達は、華やかな面だけに注目して球団を選んではいけません。今度は戦力外通告、はっきりいえばクビを宣告された選手が、再就職の決まりやすい球団はどこなのかを調べました。別掲のこれからプロ野球選手を目指す人必見!-有名人と結ばれやすい球団はどこ?と併せ、これからプロ野球選手を目指す人は参考にしていただければ幸いです<笑>。

スポーツ報知が毎年暮れも押し詰まった12月30日前後に、そのオフの全球団の去就をまとめた一覧表を掲載しています。球団を去る人として、FAやポスティングで出ていく人、トレードで出ていく人、監督やコーチ、スタッフに転身する人、野球界を離れる人の進路を書いています。もちろん去就の「就」の方も、新人選手、移籍選手、新外国人選手が書かれており、チームの顔ぶれがどう変わるか整理した表になっています。

敗戦処理。は去就の「去」の欄に注目しました。

球団主導でトレードされた選手や、FA、ポスティングで自分の意思でその球団を離れた選手を除き、戦力外通告を受けた選手、あるいは限界を感じ、現役引退を決めた選手の再就職がこのスポーツ報知の特集の時点で決まっているかを基準とし、球団別に再就職が決まっている確率を調べました。対象期間は2001年のオフから最新の2006年オフ(つまり、ついこの間の2006年12月30日付けまで)としました。戦力外通告を受けながら他球団での現役続行が決まった選手は対象から外しました(アマチュア球界での現役続行は対象に含む。)。また外国人選手と、コーチ、監督等首脳陣を除きました。

なお記事の時点で「○○を目指す」、「○○予定」という表記のものはその時点では決まっていないのでカウントしていません。再就職先は野球界以外の一般職種だけでなく、他球団(日本以外を含む)での、コーチ、監督、裏方(打撃投手、ブルペン捕手、球団職員)への転身を含みます。またアマチュア球界で現役続行する選手を含みます。要するに日本のプロ野球で現役を続けられなくなった人が次の年の仕事が決まっているかどうかです。

いきなり順位発表からいきます。2001年~2006年の実績です。

1位 74.2%(23/31) カープ
2位 70.6%(24/34) スワローズ
3位 66.7%(24/36) ドラゴンズ
3位 66.7%(30/45) タイガース
5位 63.2%(24/38) ベイスターズ
6位 60.5%(23/38) ライオンズ
7位 56.8%(21/37) ジャイアンツ
8位 52.2%(24/46) ホークス
9位 50.9%(27/53) バファローズ
10位 50.0%(10/20) ゴールデンイーグルス
11位 48.7%(19/39) ファイターズ
12位 47.8%(22/46) マリーンズ

セ・リーグ全体 66.1%(146/221)
パ・リーグ全体 51.7%(125/242)
十二球団合計   59.4%(271/463)

【参考】「saishuushoku.xls」をダウンロード

注.カッコ内は(決定済/対象選手数)。また調査期間における旧バファローズの数字を含まず。

全体で6割弱なのですね。もちろんこれは、12月末頃のスポーツ報知に掲載される時点をベースにしていますので、それ以降に決まる選手がいる訳です。なかには現役続行を手にした選手もいます。上位5球団にセ・リーグが集中しています。このデータだけを観ると、後々のことまで考えたら、セ・リーグの球団に入団した方が良いというように思いがちですが、この場合球団は最終所属球団です。最初に入った球団とは限りません。

1位のカープで再就職が決まっていた23人の内、半分強の12人はコーチ、打撃投手などという形で球団に残っています。ただこの傾向はカープに限らず今回の六年間の調査で再就職が決まっていた総計271人の中でも134人と、ほぼ半数近くが現役最終所属球団に残っていることになります。

2位のスワローズはかつて善きにつけ悪しきにつけ「ファミリー球団」といわれた球団ですが、今なお健在ですね。特にこの二年で親会社のヤクルトに3人が採用されています。

タイガースの場合、2002年からずっと評論家に転身する選手が毎年1人以上でています。人気球団ならではですね。

何とジャイアンツがセ・リーグで最下位なのですね。

「引退後のことを考えたら、『元巨人』という肩書きが物を言う」とよく言われますが、それは実績を残した選手に当てはまることであって、戦力外通告を受ける選手には当てはまらないのかもしれませんね。ただジャイアンツも近年、フロント、球団職員の若返りを図っているそうなのでその方面で採用されるケースが増えてくるかもしれません。

パでトップのライオンズも決定済の23人の内、半分強の13人が球団に残っています。「西武」になったばかりの頃にはスカウトする選手の家業に西武グループが仕事を回したり、支援する形で選手を入団させていると言われたりもしましたが、引退後のフォローもばっちりということですね。

プロ野球選手が選手を辞めて野球界を離れて再就職する場合。同年代で、その同じ仕事をしている人は高校なり大学を出てその道に進んでいる訳ですから、元プロ野球選手が一般企業に就職した場合、現役時代とは全く異なる苦労を強いられることが多いようです。飲食店開業など、自営の道を歩むもの、あるいはその目的で修行するためにいったん就職するもの、いろいろあるようです。

これまでに書いたように、再就職決定には球団職員、スタッフも含まれています。このような転身の仕方をした選手を対象外にすると、決定済選手の数はガタッと落ちます。しかし球団職員に残るというのも再就職に変わりありませんし、見方を変えれば面倒見の良い球団ということにもなります。

一説ではドラフトの上位指名、特に近年の逆指名、自由獲得枠、希望枠での入団選手には球団が引退後の補償まで呈示するケースもあると言われています。そのことの是非はともかく、いかなるスター選手といえども、現役期間より、現役引退後の生活期間の方が長い訳です。選手側が現役期間より長い期間のことを心配するのも当然のことでしょう。

前回に続き、この調査もあくまでシャレですよ。もちろん集計に漏れが無いようには充分注意したつもりですが。

ただこの2点の調査から考えると、スワローズに入団してフジテレビの女子アナと結婚する。しかも引退後のフォローも高い球団である。これが一番幸せな野球人生かもしれません。そして運悪く再就職率の低い球団からドラフトで指名された選手は入団拒否をして次のチャンスを待つのではなく、その球団でプレーして戦力外通告を受けたら、トライアウトを受けてでも再就職率の高い球団に入る道を考えればよいのです。

昨年FA権を取得した黒田博樹投手がカープ残留を決意したのは案外正解だったかも。

【参考資料】
スポーツ報知2001年12月31日付紙面
スポーツ報知2002年12月31日付紙面
スポーツ報知2003年12月31日付紙面
スポーツ報知2004年12月30日付紙面
スポーツ報知2005年12月30日付紙面
スポーツ報知2006年12月30日付紙面

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コメント

鎌ヶ谷大仏様、コメントをありがとうございました。
敗戦処理。でございます。

こちらでコメントをいただくのは初めてですね。

ファイターズで再就職が決まっていない中に井場がいるのですが、台湾プロ野球の興農ブルズ入りの可能性が出てきたようですね。

芝草宇宙も同じチームに決まりそうとのことで、どちらかが採用になるということなのか、二人とも採用される可能性が高いのか、そこまでは把握できていませんが、台湾の地で、

井場が炎上し、芝草が油を注ぐ(またはその逆)を再現して欲しいものです<冗>。

ベースボールフォーラムの書き込みも観ました。

ファイターズの結婚ラッシュなのはおめでたいことですが、有名人と結ばれるのがいないですな。

北海道地元局の女子アナと結ばれる選手が出て欲しいものです。

それではまた。

こちらの方にも遊びにいらして下さい。

投稿: 敗戦処理。 | 2007年1月17日 (水) 00時55分

鎌ヶ谷大仏です。
二日間にわたって、貴重な資料。
お疲れ様でしたア(笑)。
いつもいつも硬軟にわたるテーマとその内容。
恐れ入るばかりです。
フォーラムでもそのさわりを流したらどうですか?

投稿: 鎌ヶ谷大仏 | 2007年1月15日 (月) 00時05分

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