世紀の暴挙?-観客収容力5000人弱の鎌ヶ谷ファイターズスタジアムで土曜に一軍オープン戦を開催!?
明日3日、いよいよ敗戦処理。にとって今季初の生観戦を迎える。今季初の生観戦は鎌ヶ谷のファイターズスタジアムでのファイターズ対マリーンズ戦。鎌ヶ谷で行うといっても、イースタン教育リーグではない。一軍のオープン戦なのである!! ファイターズスタジアムのキャパシティは最近発売された「球場物語2」(ベースボール・マガジン社刊)によると、内野が2,400席で、通常開放しないがこの試合では開放する外野芝生席もほぼ同数の収容能力というから合わせても5,000人弱といったところか。当日は土曜日で、相手は地元千葉県をホームタウンとするマリーンズ。早くもファンの間から暴挙とか無謀とか言われている一軍オープン戦の土曜開催。果たしてどうなりますか。
鎌ヶ谷で一軍のオープン戦が開かれるのは、いわゆるこけら落としとなった1997年と、翌年の1998年以来、9年ぶりの開催。当時も土曜日の開催だったが、両チームとも明らかにその当時よりファンを増やしている。ファイターズは一軍が北海道に移転してから年間10試合程度の東京ドーム主催試合を組んでいるが、東京ドーム主催試合やライオンズやマリーンズのホームゲームで関東圏に来る時には関東圏のファイターズファンは、近場で観られる機会が限られている分かえって集中して来場する傾向があるようだ。今年は東京ドームでの公式戦主催試合は8試合。対ジャイアンツ交流戦でジャイアンツの本拠地として東京ドームで試合をすることはあるがこれはビジター。他にオープン戦で1試合東京ドーム主催試合が組まれているがこれは平日のナイトゲームで、オープン戦で土日に関東圏で主催試合を組むのは今年は明日の鎌ヶ谷のみ。マリーンズファンともども相当の来場が見込まれるだろう。
この試合のチケットの前売りが発売されたのは2月10日。ファイターズスタジアムの窓口以外ではローソンチケットのみがチケットを扱った。発売開始日は土曜日だったが敗戦処理。にとっては出勤日だったため、一緒に観戦予定の知人にチケット購入を託した。ローソンチケットの電話は案の定つながりにくく、知人はスタジアム窓口で直接購入した。ちなみに今週の日曜日の昼過ぎに敗戦処理。が地元のローソンのLoppiでこの試合のチケットの発売状況を調べてみたら、定価2,500円の内野S(ネット裏)指定席と1,200円の外野芝生席は完売。残る2,000円の内野A指定席もファイターズ側の三塁側が完売でマリーンズ側の一塁側が残っているのみだった。
球団の公式サイトによると前売りで全て売れてしまった場合には当日券は無いとのことだが、当日券を求めるファンが当日スタジアムに訪れることもあるだろう。トラブルが心配だ。
また当日は、イースタンの試合では使用できる球場の駐車場は全面使用禁止。最寄りの東武野田線、鎌ヶ谷駅からは午前10時から15分おきに、新京成、北総鉄道、東武野田線の新鎌ヶ谷駅からは同じく10時から20分おきにそれぞれ無料シャトルバスが出る。それ以外はそれぞれの駅からタクシー利用ということになろうが、いずれにしてもかなりの混乱になるだろう。
鎌ヶ谷では通常トランペット応援は禁止されている。イースタンの試合ではファイターズの応援は太鼓がリードする。当然一軍の試合でも禁止だろう。一説によると球場保持のため「稲葉ジャンプ」も禁止されるという噂もある。だらだらといろいろ書いているが、要するにオープン戦とはいえ一軍の試合をするのは無理がある施設だと言うことだ。
救いはSHINJOが引退したことか<苦笑>。
ひょっとしたら、スタンドの大半をマリーンズファンに占められるという不安もある。このカードはパ・リーグの開幕カードで今月24、25日に千葉マリンで対戦する。いわば開幕カードの前哨戦で、それだけにマリサポの熱気が並々ならぬものであることは容易に想像が付く。
ドキドキするが、ワクワクする。
今年も生観戦でドラマを楽しめる時期についになったのだ。 今のところ天気も良さそうだし、楽しみだ。
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