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2007年3月27日 (火)

中村紀洋を支配下登録したドラゴンズ球団へ

23日、ドラゴンズは育成選手契約を交わしていた前バファローズの中村紀洋を支配下登録するよう申請し、セ・リーグから公示された。オープン戦での育成選手の出場が可能になって以来、205番のユニフォームを着てアピールを続けていた。落合博満監督ら首脳陣が中村紀洋の支配下登録を即決しなかったのは中村紀を登録すると支配下登録選手の人数が上限の70人に達してしまうからと言われていた。今後主力選手のケガなど不測の事態になった際に6月末まで認められるトレードや外国人選手の獲得で対処するために支配下選手数に余裕を持たせたいからだ。しかし中村紀の支配下選手登録でドラゴンズ球団の支配下登録選手の人数は上限の70人になった。そこで…、

ドラゴンズ球団さん、ファイターズに一人左投手を譲ってくれませんか?

ファイターズはFA権を行使して大リーグのボストン・レッドソックスに入団した岡島秀樹の穴を埋める左投手を必要としている。左投手が豊富で支配下選手枠に余裕を持たせたいドラゴンズ球団に金銭トレードを申し込んでみたらどうか?

ファイターズは先日、ここ数年恒例となった感のある開幕直前の交換トレードで正田樹を放出してタイガースから金澤健人を獲得したが、金澤は中継ぎ投手として実績があるものの右投手。しかも本人は先発転向希望。

オープン戦からの起用法をみていると昨年中盤戦から先発に転向した武田勝にセットアッパーの役割を担わせようとしているようだ。これは敗戦処理。構想と合致する。新人の山本一徳がオープン戦で頭角を現すと気の早いマスコミが「ポスト岡島の一番手」ととりあげていたが、ルーキーにいきなりでは荷が重かろう。現有戦力の中から岡島の後釜を選ぶとしたら武田勝が適任だと思うが、武田勝をセットアッパーに回すということは先発要員が一人減ることを意味する。

現実にファイターズは今日(27)からバファローズとライオンズを相手に六連戦となるが先発投手が一人足りない。

27()対Bs 金村(20日オープン戦から中六日)

28()対Bs 八木(21日教育リーグから中六日)

29()対Bs スウィーニー(24日イースタンから中四日)

30()対L  ダルビッシュ(24日開幕戦から中五日)

31()対L  グリン(25日第二戦から中五日)

()対L  ?谷間

谷間の日には当面建山義紀の先発で、いずれ希望枠ルーキーの宮本賢、実績のある江尻慎太郎、橋本義隆あたりでやりくりするつもりなのだろうが理想的には左投手が一枚欲しい。須永英輝が開幕一軍入りを果たしているが、逆に一軍入りしたと言うことは先発要員ではないと考えられる。(今日から先発する投手は開幕一軍入りしていない。登板日に登録される)

辛抱強く若手の台頭を待つというのも一つの考え方だが、後で後悔するよりドラゴンズへの金銭トレードを薦めたい。ドラゴンズにこだわるのは前述の状況で金銭トレード(こちらの選手拠出を求められない)に応じてくれそうなのがドラゴンズだからである。

ではドラゴンズ投手陣の左投手事情をみてみよう。

超ベテランの山本昌、クローザーの岩瀬仁紀、さらに今シーズンドラゴンズに入団した菊地正法、フランクリン・グラセスキーを除いた左投手はこんな顔ぶれである。

小笠原孝(1976.11.29生、9年目)

06公式戦 9試合2勝2敗0S 防3.72

07オープン戦 3試合0勝2敗0S 防6.00

樋口龍美(1976.5.12生、3年目)

06公式戦 登板無し

07オープン戦 登板無し

久本祐一(1979.3.14生、6年目)

06公式戦 27試合2勝2敗1S 防1.76

07オープン戦 3試合0勝0敗1S 防6.35

川井進(1980.6.17生、3年目)

06公式戦 登板無し

07オープン戦 登板無し

小林正人(1980.8.21生、5年目)

06公式戦 23試合1勝0敗0S 防5.25

07オープン戦 8試合1勝0敗0S 防0.00

石井裕也(1981.7.4生、3年目)

06公式戦 11試合2勝1敗0S 防4.01

07オープン戦 2試合0勝1敗0S 防4.50

高橋聡文(1983.5.29生、6年目)

06公式戦 26試合1勝3敗0S 防10.29

07オープン戦 2試合0勝0敗0S 防0.00

佐藤亮太(1983.9.2生、2年目)

06公式戦 1試合0勝0敗0S 防0.00

07オープン戦 0勝0敗0S 防0.90

長峰昌司(1984.8.8生、5年目)

06公式戦 2試合0勝0敗0S 防4.50

07オープン戦 5試合1勝1敗0S 防1.93

小笠原孝は若手だと思っていたら三十代に入っていたのですね。敗戦処理。の印象では伸び悩んでいる感じだが、どうも先発型に転向してから精彩を欠いている様に思える。対左打者のワンポイントやショートリリーフでいい味を出していたように思えるが。何より小笠原をもらって空いている背番号2をつければ球団事務所の倉庫に眠っている「小笠原グッズ」の一部を再利用できるメリットがある<>

他には樋口龍美はヘルニアの持病と闘っているのでちょっとリスクが高い。久本祐一、石井裕也は一軍戦力として手放しそうにない。また高橋聡文以下の若手は二十代前半で伸びしろに期待してドラゴンズが手放すまい。

そうなると川井進、小林正人の二人が残る。川井に関しては全く未知数。小林はサイドスローで左殺しが本領。ファイターズファンには昨年の日本シリーズ第三戦で小笠原道大の打席でリリーフに出てきて初球をぶつけた投手といえば思い出していただけるか。

小笠原、川井、小林当たりに絞ってトレードを申し込むのはどうだろうか。

ここまでおつきあい下さった皆様の中には、そんなに左投手が欲しいのなら左の正田をトレードに出さなきゃいいだろう?という疑問がわいた人も少なくないだろう。

ちなみにファイターズの左投手事情だが、この二年間、左投手を手放しまくっている。

05年 高橋憲幸、加藤竜人

06年 コリー・リー、佐々木貴賀、岩下修壱、吉崎勝、岡島秀樹、ブラッド・トーマス

07年 正田樹

岡島は別として、おそらくは球団としては右左に関係なく、力の衰えた選手を戦力外にしているだけなのだろう。逆に金澤獲得も右左に関係なく欲しい戦力だったのだろう。

そうは言っても、岡島は左投手としての利点を活かしていたし、岡島の穴を埋めるまでにはいかなくても左投手は必要だろう。開幕一軍登録が発表された頃を見計らってトレードに動いて欲しいものだ。

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