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2007年5月 4日 (金)

あまりに重いマリーンズのエース清水直の一言

両リーグとも開幕して一ヶ月が経過している。しかし十二球団の開幕投手のうち、いまだ未勝利の投手が二人いる。マリーンズの清水直と、ゴールデンイーグルスの岩隈久志。そして今日4日にはこの二人が千葉マリンスタジアムで投げ合う。清水直の前回登板は先月26日の対ファイターズ戦。ダルビッシュ有との投手戦で初回の1失点がたたり、被安打2の完投も空しく0対1で惜敗した。しかし敗戦処理。はその翌日のスポーツ新聞で清水直のコメントを読んでエースと呼ばれる投手の神髄を観たように感じた。

26日・札幌ドーム】

M 000 000 000 =0

F 100 000 00× =1

M)●清水直(5試合0勝4敗)-里崎

F)○ダルビッシュ(6試合31)-鶴岡

27日のスポーツ新聞各紙に掲載された清水直のコメントは重かった。日刊スポーツから引用すると、

「自分の投球ができようができまいが、チームが勝たないと」

「負けてしまって申し訳ない。(次も)とにかく必死で投げていくしかない」

清水直が取られた一回裏の1失点は先頭の森本稀哲に右中間を破る三塁打を打たれ、一死から稲葉篤紀のショートゴロの間に生還を許したものだった。許した被安打は他に八回裏の金子誠の1本のみで計2本という素晴らしい内容だったが、味方打線もダルビッシュに抑えられ、2安打で完封負け。相手が悪かったと言うしかない。

しかし清水直のコメントは上の通り。特に最初に掲げたコメントは重い。

最近はエースといわれるレベルの投手でも

「今日は試合を作ることは出来た」

「最低限の仕事はした」

などと第三者が評価するコメントのようなことを自ら口にする投手がいる。どこの誰とまでは言わないが。

自分の贔屓チームのエースと呼ばれる投手のこんなコメントを聞いたことがありませんか<>

「他の人が打たない時に打つのが四番打者」

「四番打者が打てない時でも勝つのがエース」

敗戦処理。の基本的スタンスだが、これを酒の席で言うとたいていは「古い!」と一笑に付される<苦笑>

エースが投げても負ける時は負ける。でもそれは、エースが降りた時が、チームが負けを覚悟する時といった感じで降りて欲しい。試合の趨勢が決まらないうちに、今日はもう球数が○球を超えたから等という理由で次の投手にマウンドを譲る投手はエースではない。敗戦処理。も昨今の投手分業体制は理解している。しかし、エースと呼ばれる投手だけは試合の責任は自分が負って欲しい。逆に言えば、それが出来ることがエースと呼ばれるための資格だと思う。

そして清水直はそれにふさわしい資質と自覚を持った投手だと思う。

パ・リーグ予告先発

4日・マリーンズ対ゴールデンイーグルス

(千葉マリン・午後1時試合開始)

M 清水直 5試合0勝4敗 防御率6.31

GE岩隈久志2試合0勝2敗 防御率4.76

P.S.

実はこのエントリーは清水直がコメントを発した27日にすぐにでも書き込もうと思っていたのだが、よくよく考えれば次の清水直の先発も5月1日から3日までのマリーンズ対ファイターズ戦になりそうだったので、さすがにエールを送りたくなかった。1日の雨天中止で登板日がずれ、偶然にも相手先発も未勝利の開幕投手、岩隈となったので内容を一部修正して書き込んだ次第である。

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