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2007年5月 2日 (水)

今年もやります「ゴールデンウイーク暇つぶし企画」-本当の意味で最も高い年俸をもらっている選手は誰だ?

一応時節柄誤解の無いように書いておきますが、これは年俸以外の裏金を含めた金額のランキングを調べた訳ではありません<笑>。

昨年ゴールデンウイーク暇つぶし企画として発表した究極の十二球団戦力均衡化シミュレーション-ゴールデンウイーク暇つぶし企画」は、お陰様で反響がそこそこあった。そこで今年は架空の新メンバー編成は別にして、換算年俸を昨年に続き、算出してみた。オフシーズンの契約更改の時期に推定年俸のランキングはスポーツ紙などで多くの方が眼にしたことだろう。しかし例えば、金満球団での推定年俸1億円と、貧しい球団での推定年俸1億円ではその選手に対する評価は同じではないのではないか?と敗戦処理。は疑問に思ったのだ。

選手の年俸は、仮にその球団の総人件費が決まっているとしたら、その中での配分である。決まっている人件費の範囲内でいかに多くの配分を得ているかがその選手の評価の高さであると敗戦処理。は考えた。

そこで各選手の年俸がその球団の総人件費(総年俸)に対してどのくらいの割合を占めているかを出し、そのうえでばらつきのある球団ごとの総人件費を平均化して、各選手の年俸を換算し直すことで別の尺度からの年俸ランキングを出してみた。総人件費の中で多くの額を割り振られている選手こそ評価の高い選手であるという前提での換算年俸ランキングだ。

まず推定年俸におけるトップ20を挙げておこう。両リーグのうち、後から開幕したセ・リーグの開幕日、3月30日現在の十二球団の支配下選手登録803選手を対象とした。推定年俸は敗戦処理。が主に日刊スポーツを情報源にして集計したものです。

1位 6億5000万円  イ・スンヨプ 

2位 6億円        タイロン・ウッズ 

2位 6億円        アレックス・カブレラ 

4位 5億5000万円  金本知憲 

5位 5億円        松中信彦 

6位 3億9000万円  岩瀬仁紀 

7位 3億8500万円  福留孝介 

8位 3億8000万円  小笠原道大 

9位 3億5000万円  ジェーソン・ジョンソン 

10位 3億4000万円  川上憲伸 

11位 3億1000万円  上原浩治 

12位 3億円        エステバン・ジャン 

12位 3億円        アレックス・ラミレス 

12位 3億円        フリオ・ズレータ 

12位 3億円         小久保裕紀 

16位 2億8800万円  高橋由伸 

17位 2億8750万円  アンディー・シーツ 

18位 2億7500万円  和田一浩 

19位 2億7000万円  西口文也 

20位 2億6400万円  フェルナンド・セギノール 

2位が二人いるが、同じ6億円でもウッズの所属するドラゴンズと、カブレラの所属するライオンズの総人件費を比較してみないと、どちらが評価が高いかはわからない。換算年俸の計算式では球団の財源を総年俸でなく、平均年俸で代替している。各球団の平均年俸を高い順に並べてみよう。

1位 6171万円 ジャイアンツ

2位 5725万円 ドラゴンズ

3位 5435万円 タイガース

4位 4750万円 ホークス

5位 4513万円 ライオンズ

6位 4080万円 マリーンズ

7位 3939万円 スワローズ

8位 3391万円 ファイターズ

9位 3325万円 ベイスターズ

10位 3175万円 バファローズ

11位 2598万円 カープ

12位 2594万円 ゴールデンイーグルス

十二球団平均 4158万円

十二球団の平均額である4158万円を一人当たりの平均年俸額が上回る球団の選手の年俸は換算後には下がることになり、逆に一人当たりの平均年俸額が十二球団の平均額を下回っている球団の選手の年俸は上がることになります。

なお計算式は本ブログのフォーマットでは表示しづらいのでこちらをご覧下さい。

で、換算した結果のランキング、トップ20はこうなります。

1位 5億5270万円 アレックス・カブレラ

2位 4億3790万円 イ・スンヨプ

3位 4億3767万円 松中信彦

4位 4億3571万円 タイロン・ウッズ

5位 4億2071万円 金本知憲

6位 4億0003万円 黒田博樹

7位 3億3602万円 前田智徳

8位 3億2535万円 清原和博

9位 3億2369万円 フェルナンド・セギノール

10位 3億2241万円 ジェーソン・ジョンソン

11位 3億2053万円 ホセ・フェルナンデス

12位 3億1669万円 アレックス・ラミレス

13位 3億0821万円 フリオ・ズレータ

14位 2億8321万円 岩瀬仁紀

15位 2億7958万円 福留孝介

16位 2億6260万円 小久保裕紀

17位 2億5684万円 小林雅英

18位 2億5600万円 小笠原道大

19位 2億5332万円 和田一浩

20位 2億5011万円 マーク・クルーン

カブレラが昨年同時期の調査に続き、V2となった。2位はイ・スンヨプ。ジャイアンツが十二球団で最も平均年俸が高いため、実際の推定年俸より換算によって下がってしまうハンディを負いながらの2位というのはいかにジャイアンツがこの選手に金銭的評価をしているかということ。これでなおかつ四年契約なのである。その点ジャイアンツでイの次に推定年俸が高い小笠原はFA移籍のため年俸は横滑りだが、昨年は平均年俸の低いファイターズに所属していたため換算年俸ランキングでは3位だったのに、ジャイアンツで同じ額をもらっても18位にしかならないのだ。

小笠原の逆が小久保で、ジャイアンツからホークスへのFA移籍で年俸は据え置きながら、平均年俸の差で換算年俸ランキングでは34位から16位に上昇した。

また清原は昨年と同じバファローズの所属で、推定年俸が変わっていないが換算年俸の順位が昨年の31位から8位に急上昇している。これはバファローズ球団が中村紀洋や谷佳知を放出して年俸を抑制したため、総年俸に占める清原の年俸の比率が上がってしまったからだ。

余談だがバファローズは二年契約、年俸据え置きの清原の年俸費用捻出のために谷をトレード、中村に野球協約の上限を超える減額提示をしたとも言われている。本ブログでどっちもどっちと評した中村はともかく、イチローや田口壮が抜けた後のこの球団の屋台骨を背負ってきた功労者を二軍選手二人とのトレードで放出するこの球団の神経が理解できない。

FA移籍だと年俸が据え置きだとか、複数年契約による年俸の固定化などにより、必ずしも年俸額の順位と選手としての評価が比例しない側面もあるが、現状一般のファンとして知り得る選手の評価基準としては推定年俸が最適ではないかと思い、独自の判断、計算式の引用で換算年俸を算出してみました。ゴールデンウイークの暇な時間帯にランキングをじっくりご堪能下さい。

「2007kansan-nenpou.xls」をダウンロード

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