« パ・リーグプレーオフ制度定着の陰の功労者木元邦之よ、ふるさと関西で蘇れ | トップページ | 「生」観戦した野球場(35)-水戸市民球場 »

2007年7月 1日 (日)

ELチャレンジマッチは手作り感がいい-鎌ヶ谷で初のチャレンジマッチ週末開催

イースタン・リーグチャレンジマッチ観戦も四回目となると、さすがに飽きて、いや慣れてきましたが、ファイターズの本拠地、ファイターズスタジアムでの土曜日の開催となると、放っておく訳にはいきません。ゴールデンウイーク以来、久しぶりに鎌ヶ谷に行ってきました。

イースタン・リーグチャレンジマッチと、フューチャーズに関してはこちらを参照して下さい。

実はファイターズはイースタン・リーグに所属する球団中で支配下登録の選手数が最も少ないのでフューチャーズにほとんど選手を派遣していません。それでいてフューチャーズと試合をすることで実戦の機会を増やしてもらうのは、ちょっと都合が良すぎる様な気もします。

小笠原道大のFA移籍補償金、交流戦の優勝賞金と大きな金が入っているのですから、今年のドラフトでは多くの新人を獲得し、せめてフューチャーズに選手を派遣できるようにしましょう!

Photo_21 それでも今日は鎌ヶ谷での開催ということもあって島田一輝コーチと捕手から内野手に転向中の小山桂司がフューチャーズに派遣されました。フューチャーズのユニフォームを着た島田コーチはフューチャーズの攻撃時には三塁コーチを務めていましたが、鎌ヶ谷の常連客で口の悪いK氏からは「裏切り者、島田コーチ!」との笑えないヤジも飛んでいましたが、ヤジの主が主だけに周囲の観客も大笑いしていました。

悲惨だったのはむしろ小山の方でしょうか?

03_13 小山は最初の打席で自分が打った打球がワンバウンドで顔面に当たるアクシデントに見舞われました。フューチャーズ側からは島田コーチが、ファイターズからは福良淳一二軍監督と山中潔コーチがかけつけ、両軍首脳が心配そうに見守る中、小山は打席を続行したものの、三振に倒れました。(写真中央が小山本人。後ろ姿が福良二軍監督とフューチャーズの島田コーチ)

この試合では一塁手としてスタメン出場していた小山ですが、守備は無理ということで特別ルールにより一塁からDHに回りました。もちろんこのポジション変更はパ・リーグが取り入れている通常のDH制では出来ません。

結局小山はDHでの試合出場も無理だったようでその次のイニングから退きますが、控え選手が少ないフューチャーズ。小山の後には投手がラインアップに入りました。

投手に打順が回るたびに代打を出して投手を代えるのではなく、登板中の投手が打席に立ち、次の回から別の投手がリリーフに出るというのもありました。次の回から登板予定の投手を代打で打席に立たせ、不慮の事故があったらまずいという考えなのでしょうか?

01_35 そんな中、四番手で登板したジャイアンツの深沢和帆が打席に立って二塁内野安打を放ち、一塁を駆け抜けて両手を拡げて自らセーフのポーズをし、その後ガッツポーズもしてファイターズファンからも拍手を浴びていたのが印象的でした。(写真:打席でインコースの投球を避ける深沢)

チャレンジマッチにはいろいろな特別ルールがあり、小山の例以外にも、まずホームチームが九回表を終えてリードして勝利が確定しても九回裏の攻撃をするとか、選手が不足したら審判と相手の許可を取ることで退いた選手の再出場が認められる等があります。この試合でもスタメンマスクを被ったシーレックスの高森勇気は一度退いた後で、九回表に代打で再出場しました。チームの先輩、金城龍彦のような打席でのタイミングの取り方をするこの左打者はフューチャーズの常連メンバーですが、個人的には観たい選手なので再出場は大歓迎です。

Photo_22 この試合では審判二人制(球審以外には内野に塁審が一人だけ)とか、ファイターズもコーチの参加が少なく一塁コーチを内野手の尾崎匡哉が務めていたりとか、攻守交代でフューチャーズの投手が投球練習を始めるときに捕手が短パン姿の人だったり(写真:一体この人は誰だったのだろうか?)何かと手作り感いっぱいでした。そして固定ファンのいないフューチャーズのためにファイターズの応援団の一部が一塁側に移って応援をしてあげたり、そして八回表にはC☆Bもフューチャーズの応援に加わるなど、アットホームで手作り感のある試合でした。観客の入り具合も通常の週末に比べ、ファイターズ側は七、八割は入っていたのではないでしょうか。ジャイアンツ球場だと半分以下に下がりますから、この球場が如何に固定ファンに支えられているかを痛感しました。

敗戦処理。はチャレンジマッチを生観戦するのは今日で四回目ですが、今までで一番手作り感を味わいました。中でも一番衝撃を受けたのが球場に置いてあった今日のフューチャーズのメンバー一覧表。チャレンジマッチでは試合前にフューチャーズの参加メンバーを場内アナウンスで発表することになっていますが、メンバー表まで用意されたのは初めてです。しかしよく観ると、とある機関から鎌ヶ谷の事務所に送られたFAXのコピーです。しかも送信元のFAX番号が!カットするか、位置をずらしてコピー取るでしょう、普通?

試合についても触れなければならないでしょう<>

ファイターズが四回裏、この回からフューチャーズ二番手として登板したスワローズの山田裕司を攻め、今浪隆博、糸井嘉男が連続で一、二塁間を破る安打で作った無死一、三塁から四番の金子洋平、五番の(DH)渡部龍一がいずれも三遊間を破る連続タイムリーでまず2点。市川卓の二塁ゴロで一死二、三塁となってから鵜久森淳志がレフトに高々と犠飛で3対0。続く駒居鉄平もセンター前に落として4対0と集中打で4点を先制しました。

フューチャーズは五回表、ファイターズ二番手の内山雄介から一死後に四球の走者を一塁に置いてライオンズのファームの石橋尚登がレフトのライン際にフライを放ち、レフトの糸井が懸命に追うも、グラブに当てて落球。三塁側の内野席から観ていてファウルエリアかとも思いましたが、一人しかいない塁審の判定はフェア。打球がファウルグラウンドを転々とする間に一塁からジャイアンツの作田啓一が生還。1対4としました。

余談だがフューチャーズのメンバーはユニフォーム(上半身)と帽子がフューチャーズのオリジナルで、ユニフォームのズボンとヘルメットは所属チームのものを使用している。出来れば石橋には上半身ユニフォームを所属チームのものでプレーして欲しかった。契約解除になれば、もう観ることが出来なくなるかもしれませんから<>

01_36 閑話休題。ファイターズの追加点は六回裏。先頭の金子洋が四番手のジャイアンツ深沢からレフト場外へ特大の本塁打。このところイースタンで量産体制に入っている洋平だが、ここでも存在感を示した。この球場ではライトの場外に比べ、レフトへの場外弾は珍しい。レフト後方の室内練習場の外壁に当たったのではないかというくらい飛んだ。(写真:レフト場外弾を放った金子洋のスイング。フォロースルーも豪快)

さらに八回裏には二死満塁から駒居が五番手のライオンズのファームの岡本篤志から左中間に満塁本塁打を放ち、9対1とした。

ファイターズ投手陣は先発糸数敬作から1失点した内山の後を中村渉、宮本賢、菊地和正と、イースタン公式戦ではなかなか観ることの出来ない投手ばかりつないで無失点に抑え九回表を終えて9対1で勝利確定。おまけの九回裏には糸井が六番手のゴールデンイーグルス・金森久朋からソロ本塁打を放ち10対1でファイターズが勝ちました。

Photo_23 おまけ:満塁本塁打を放った駒居。良い打球が飛んだスイングはやはり奇麗ですね。

30日・ファイターズスタジアム】

FT 000 010 000 =1

F  000 401 041 =10

※ 特別ルールにより九回裏を実施。

FT)染田(SS)、●山田(Ys)、末永()、深沢()、岡本(GO)、金森(GE)-高森(SS)、山本大(GE)

F)糸数、○内山、中村、宮本、菊地-駒居

本塁打)金子洋ソロ(深沢・6回)、駒居満塁(岡本・8回)、糸井ソロ(金森・9回)

http://www.npb.or.jp/challenge/

|

« パ・リーグプレーオフ制度定着の陰の功労者木元邦之よ、ふるさと関西で蘇れ | トップページ | 「生」観戦した野球場(35)-水戸市民球場 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38724/6985900

この記事へのトラックバック一覧です: ELチャレンジマッチは手作り感がいい-鎌ヶ谷で初のチャレンジマッチ週末開催:

« パ・リーグプレーオフ制度定着の陰の功労者木元邦之よ、ふるさと関西で蘇れ | トップページ | 「生」観戦した野球場(35)-水戸市民球場 »