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2007年8月25日 (土)

スワローズ鈴木正球団社長-「古田兼任監督には来季は監督専任を前提に交渉を進める」と明言-で古田敦也が迎える選手兼任監督としての最悪の末路!?

24日夜の各種報道によるとスワローズ球団の鈴木正社長が、古田敦也監督兼捕手に対して来シーズンは選手兼任監督ではなく監督専任として契約する前提で交渉すると表明したようだ。

折しも古田兼任監督は23日に選手としての一軍登録を外れたばかり。出場選手登録抹消は今シーズン二度目。今シーズンは選手としての出場はわずか3試合。選手としての限界説はたびたび報道されてきたが、球団社長が明確に姿勢を示したのは初めてではなかろうか?

だがちょっと待って欲しい。鈴木社長の意向通りならファンは来シーズンも監督としてスワローズのユニフォームを着る古田の姿を観ることが出来るとはいえ、これは事実上の引退勧告。当の古田は「まだ何も決まっていません」と24日の試合後に答えたという。スワローズ球団史上屈指の功労者の「現役引退」がこんな形で発表されていいのだろうか?

今季達成した通算2000試合出場を始め、最優秀選手に2回輝き、正力松太郎賞受賞歴もある球団史上屈指の功労者にして日本プロ野球選手会の会長としても辣腕を振るった大選手に対し、球団が現役引退勧告をし、それが本人とまとまらぬうちに交渉の当事者の一方から発表される。こんな失礼なやり方がまかり通って良いのだろうか?まずそれが言いたい。

考えてみて欲しい。いかなるスーパースターも、いつかは現役引退の時を迎える。そのうち何人かは、選手本人はもう少し現役を続けたいと思っていても、球団から肩を叩かれる選手もいよう。しかしそうした場合でも、球団と本人が話し合って合意した上で、タイミングを見計らって発表するのがこれまでの常でなかったか。

百歩譲って、水面下の交渉中にメディアがスクープしたというのならまだ理解できよう。しかし今回のケースはそうではない。古田の発言が本音なら、まだ結論の出ていない時点で、スーパースターへ引退勧告をしていることを一方的に発表してしまったことになる。こんな失礼なことがあるだろうか?

たしかにスワローズ球団を取り巻く現況は厳しい。24日現在で5位のカープとはゲーム差なしではあるが、最下位という状況。四位のベイスターズには9ゲームも離されている状態で、今シーズンの残り試合の戦い方とともに、来季への動きを活発にせねばならないというのは理解できる。担当記者らから球団社長ら球団幹部に執拗な取材攻勢があってつい口を滑らせたのかもしれないが、こんな失礼な話はないだろう。極論を言わせてもらえば、これならまだ「古田監督解任」の方がまだ救いがあるような気がする。偉大な選手としての古田敦也のプライドが保たれるから。

そしてせめて、古田監督の立場で、古田選手に見切りを付けたという形での発表に出来なかったのか…。この報道からすると、選手古田は球団から見切りを付けられたことになる。それではあまりにも古田に失礼ではないか。

古田がこの日コメントしたように「まだ何も決まっていない」のであろう。そうであるならば、せめて選手古田として大団円を迎えることの出来るよう、古田の功労に最大限の誠意を示すべくフォローして欲しいものだ。

しかしよくよく考えれば、「選手兼任監督」の哀しい末路という見方も出来ないことはない。選手兼任監督が自軍の戦力分析をした場合、選手としての自分が邪魔になると言うことは十二分に有り得るシチュエーションだからだ。古田の師匠に当たり、選手兼任監督の先輩にも当たる野村克也は古田が選手兼任監督になる時に「私の頃と比べて、監督の仕事も捕手の仕事も比べものにならないほど増えている。難しいんじゃないですかね」と否定的なコメントを寄せていた。ファンは古田に「代打、オレ」を期待したが監督古田に忙しすぎてそれどころでなかったというのが実情だったのではないか。

もっとも先輩である野村選手兼任監督は監督としての不成績でもなく、選手としての限界でもなく、全く別の次元の理由でいちどきに監督の座も選手の座も追われたから、古田にとっては反面教師にすらならず、古田も選手兼任監督ならではの末路と言うことまでは考えていなかったのだろう。

古田も雇われの身ということを考えると、最終的には「現役引退」という選択を迫られるのだろう。おざなりな現役引退試合の実施程度でお茶を濁すのではなく、球団屈指の功労者にふさわしい花道を用意することが失言の主である鈴木球団社長の務めとなろう。

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