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2007年9月30日 (日)

ありがとう、トレイ・ヒルマン監督-総括するのはまだ早いけれど。

01_5 観客を約1時間45分待たせて開始した今日(30)のマリーンズ対ファイターズ戦は、やはり鎌ヶ谷オールスターズでは天下の渡辺俊介を攻略できる術もなく、先発の武田勝のいたいけな好投があったからこそ引き締まった試合になりましたが7イニングを無失点の武田勝を引き継いだ金森敬之が八回に同点にされ、九回裏にサヨナラ負けを食らいました。

敗戦そのものは仕方ないなという感じでしたが、試合終了後に、今季限りでの退任が決まっているトレイ・ヒルマン監督が敵将のボビー・バレンタイン監督のエスコートで場内を一周。双方の応援団がお互いの敵将にエールを送る、ホロリとするシーンがありました。

(写真:ライトスタンドに挨拶した後、レフトスタンドのファイターズファンに声援を受けて感謝の意を表明するヒルマン監督〈左〉。右はバレンタイン監督)

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歓喜の翌日は鎌ヶ谷オールスターズ!?

01_4 昨夜の余韻が覚めぬまま、雨にもかかわらず今日も千葉マリンに来てしまいました。まったりと消化試合を堪能しようかと思いました(マリーンズは2位争いで必死でしょうが)が、様々な思惑が絡んで試合開始予定時刻を1時間過ぎてもまだ試合開始を見合わせています。

一応スタメンは発表されているのですが、ファイターズのメンツが凄い。クリーンアップが三番から順に稲田直人、工藤隆人、陽仲壽!-こんなクリーンアップ、鎌ヶ谷でも観たことがありません<>!!

入団二年目の高口隆行が一軍初登場でいきなりスタメンと、まさに鎌ヶ谷オールスターズです。

ファイターズもマリーンズもこの先クライマックスシリーズもあるので、コンディションの悪い中で試合を強行して怪我人が出るなんてことにならないよう願いたいものですが、このスタメンを観ると、記念としてやって欲しいですね。

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皆様にお願い!!

皆様にお願いです。

この下のエントリーに関しては先に2007ファーム日本選手権観戦記-敗戦処理。の長い一日!?を読んでいただき、その後で幕張で歓喜のVの瞬間に間に合った!!-敗戦処理。の長い一日<完結編>を読んで下さい。

よろしく願い致します。

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幕張で歓喜のVの瞬間に間に合った!!-敗戦処理。の長い一日<完結編>

Photo ファーム日本選手権の表彰式などのセレモニーに目もくれず、敗戦処理。は山形県野球場を出て、今日にもファイターズのパ・リーグV2が決まる可能性のある千葉マリンスタジアムに向かった。

間に合った!

九回表のファイターズの攻撃中に、@nifty時代からのベースボールフォーラムの知人らが待つレフト側ビジター応援席へ到着。3対1のリードから追加点のこの回の攻撃で6点を加え、9対1とリードを揺るぎないものとし、九回裏をMICHEALで締め、ファイターズの二年連続パ・リーグ優勝の瞬間をこの眼で観ることが出来ました。

昨年はパ・リーグ優勝と日本一を地元北海道の熱い、熱いファンの前で成し遂げ、今年は旧本拠地時代のファンが手に届く千葉マリンで、それも通いやすい土曜日に決めてくれるなんて、なんとファン思いのチームなんだ!

(写真:二年連続のパ・リーグ優勝を決めて胴上げされるトレイ・ヒルマン監督)

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2007年9月29日 (土)

2007ファーム日本選手権観戦記-敗戦処理。の長い一日!?

01_3 「高田繁 急浮上 ヤクルト監督」なんてあまり愉快でない見出しのスポーツニッポンを買って新幹線に乗り込んだ敗戦処理。の行き先はファーム日本選手権が行われる山形県野球場。以前はファーム日本選手権は一年ごとに場所を変えて地方球場で開催していたが、ここ二年ゴールデンイーグルスのファームが主催試合を行うこの球場で続けて行われる。

終盤までまれにみるデッドヒートだったイースタン・リーグを制したジャイアンツに1995年以来のファーム日本選手権制覇を期待して山形まで駆けつけましたが、相手は一軍がリーグ優勝を争っている因縁の宿敵ドラゴンズである。イースタン防御率1位の深田拓也を立てて必勝を期したジャイアンツだったが、全部で3本の本塁打を浴びて2対7で完敗。ウエスタン・リーグを制したドラゴンズが2004年以来、3年ぶり4回目のファーム日本一に輝きました。

と、いつもなら観戦記を書くところですが、そうも言っていられない事情がありまして。

(写真:ファーム日本選手権に勝利して胴上げされるドラゴンズの辻発彦監督)

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2007年9月20日 (木)

幸雄さんは最後まで幸雄さんらしく

2010 「最後」という言葉はいささか適切ではないかもしれませんが、後楽園、東京ドームの時代からファイターズと田中幸雄を応援し続けている敗戦処理。や今日(19)東京ドームに駆けつけたファン(さらに、思いは同じでも運悪く生観戦できなかった方)にとっては今日のこの試合が間違いなく節目でしょう。2000本安打達成の生の瞬間に間に合わなかった敗戦処理。ではありますが、今日こそはもちろん仕事を効率よく切り上げて<>東京ドームに参上しました。

幸雄さん、22年間本当にありがとうございました。

(写真:通算2010本目の安打を放った田中幸雄)

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2007年9月18日 (火)

まずい、もう一敗も出来ない!!

ペナントレースも両リーグとも激しい優勝争いが繰り広げられていますが、イースタン・リーグも凄いことになっています。今日(17)のスポーツ新聞などに「巨人弟にM5」などと書かれていましたのでご存じの方も多いと思いますが、マジック5とはいえ残り試合も5試合しかない状況で上位四球団が競っています。

9月16日現在イースタン上位四球団成績

1位 ジャイアンツ 5038敗3分
2位 シーレックス 4939敗3分 1差
3位 ファイターズ 4840敗3分 2差
4位 スワローズ  4640敗4分 3差

 ゲーム差は首位との差

と言う訳で、ファイターズファンとしては一軍の闘いも当然気になるところですが、諺に「遠くの一軍より近くの二軍」とあるように、鎌ヶ谷に行って、ライオンズのファームとの対戦を観てきました。

いやぁ、三十数年のプロ野球観戦歴を持つ敗戦処理。ですが、こんな試合初めてでした。

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2007年9月16日 (日)

【再掲】今年もジャイアンツの新人入団テストを観てきました。~9/16入団テストの受験者が育成選手ドラフトで指名受ける~

01 中田翔や佐藤由規ばかりが将来のスター候補じゃない!-かつて星飛雄馬や伴宙太を輩出したジャイアンツの新人入団テストが今日(16)ジャイアンツ球場で行われました。三連休の真ん中で、ジャイアンツとファイターズも絡んでいるイースタン・リーグの優勝争いも佳境の中、普通なら戸田か鎌ヶ谷に足を運ぶところですが、敗戦処理。は今年もジャイアンツ球場に足を運びました。約四十名の受験者の中から明日のジャイアンツを担う逸材が現れるのでしょうか?(写真:テスト開始前に説明を受ける受験者達。)

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2007年9月10日 (月)

野球体育博物館で企画展「後楽園スタヂアムと東京ドーム」開催中

Photo 敗戦処理。は9日に東京ドームでジャイアンツ対タイガース戦を生観戦してきたのだが、早めにドームに着いたので21番入口の脇に入口のある野球体育博物館をのぞいてきた。早く着いた場合にはここか、山下書店で時間をつぶすのが通例なのだが、なかなか懐かしい企画展を開催していた。企画展「後楽園スタヂアムと東京ドーム」-後楽園球場が天然芝だった頃に野球ファンになり、この球場を本拠地にするジャイアンツとファイターズを応援する敗戦処理。には感動的な企画だった。この企画展は1111日まで開催予定とのこと。是非、訪ねてみて下さい。

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2007年9月 8日 (土)

2000本安打を花道に、「ミスターファイターズ」今季限りで引退へ

2008 8日付日刊スポーツによると、前日7日、ファイターズの編成部門のトップ、島田利正チーム統括本部長が田中幸雄に対し、来季以降、選手として契約を結ぶ意思がないことを伝えたとのこと。「チームにすごい執着心があるのは事実」と語っている田中幸雄に他球団で現役続行の意思はなく、今シーズン限りで22年間の現役生活に終止符を打つことになる模様。

既にトレイ・ヒルマン監督には報告済みで、今日8日にも球団または田中幸雄から選手ら現場などへ報告される予定とのこと。球団側は今後も出場選手登録を抹消せず最後まで戦力として貢献してもらう方針。

ファイターズ一筋で22年間バットを振り続けた正真正銘の「ミスターファイターズ」-我らが幸雄さん こと田中幸雄がついにバットを置く時が来たということか…。

(写真:先月25日の対ライオンズ戦で通算2008本目の安打を放った田中幸。※9月7日時点で最新の安打である。)

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2007年9月 2日 (日)

「生」観戦した野球場(37)-群馬県営敷島公園野球場

01 いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。

このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いています。これまでは月に2球場、基本的に毎月1日と16日に掲載してきましたが、気がつけば観戦した球場のストックも徐々に底をつき、このペースで書いていけばあと半年持たないという状態です。そこで当面、月に1回、毎月2日に書いていこうと思います。今回は順序を変えて先月11日に初めて観戦した群馬県営敷島公園野球場を取り上げます。観戦後にすぐ書き込もうかと思ったのですが結局月1の2日になってしまいました。

37回 群馬県営敷島公園野球場 観戦球場ファイル-48

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おめでとう前田智徳!!-2000本安打達成で敗戦処理。の脳裏をよぎったこと。

カープの前田智徳が1日に広島市民球場で行われた対ドラゴンズ戦の八回裏に通算2000本安打を達成した。2000本安打達成は日本プロ野球史上通算36人目。

前田選手、通算2000本安打達成。本当におめでとうございます。

2000本安打といえば名球会。名球会会員の証と言えるブレザーを着るあの儀式を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないか。贈呈役は金田正一代表が務めることが多いようだが、2000本安打達成選手の所属チームの先輩名球会会員が行うこともあるようだ。カープ生え抜きの名球会会員といえば山本浩二、衣笠祥雄、野村謙二郎に投手の北別府学。この中から誰かが前田に名球会のブレザーを手渡す大役を担うかもしれない。

しかし敗戦処理。は全く別のシーンを思い浮かべていた。これまで35人いる2000本安打達成者の中で前田の記録達成を祝福するに最もふさわしい先輩として敗戦処理。が思い浮かべたのは四百勝投手にして名球会代表の金田代表でも、上記のカープOBでもない。それは…

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2007年9月 1日 (土)

フルキャストが命名権返上へ-で考えさせられる球界のスポンサーシップの今後

Photo 9月1日付各スポーツ紙によると、ゴールデンイーグルスの本拠地球場の命名権を持つフルキャストが、宮城県に対して命名権の返上を申し出ていることが判明した。同社が労働者派遣法で禁止されている建設業務、警備業務への労働者派遣など立て続けに不祥事を行って事業停止命令を受けており、県営の球場の名前にふさわしくないという声が挙がっていた。球場の命名権といえばライオンズの本拠地球場の命名権(および二軍の名称使用権)を持っているグッドウィルも相次ぐ不祥事に揺れている企業でこちらも予断を許さない状況。球団や球場にとって貴重な安定収入源となる命名権ビジネスだが、組む相手を間違えると大きな打撃を受けることになるという教訓だ。契約解除に至った場合、他に名乗りを挙げる企業が出てくるのか?出てきた場合にその企業が同じような事態にならないかどうか、どう見極めるのか?今後の動向が注目される。

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