« 江川卓と小林繁がCM共演! | トップページ | 「生」観戦した野球場(39)-松山中央公園野球場 »

2007年10月23日 (火)

金村曉はどうなるの?

まったくファイターズというチームはまだこれから日本シリーズと、場合によってはアジアシリーズもあるというのに自分の都合で辞めると言いだした監督は次の仕事が見つかったからと、とっとと帰国してしまうし、だからかどうか次の人も就任の記者会見をしてしまうし、しかもその人も今の仕事の関係でアメリカにすぐ行ってしまうそうだし、その記者会見に同席した人が来年他のチームで監督をするといって今のウチのコーチ陣の何人かを引っ張っていくなんて噂も出ているし、一体何なんだといいたい!

これまで敗戦処理。はトレイ・ヒルマン監督に関してはその功績に感謝する発言をしたが新監督に関しては一切発言していない。ここだけでなく、folomyでも同様だ。

それはもちろん、ファイターズの2007年がまだ終わっていないからだ。

今はクライマックスシリーズと日本シリーズの間で間が出来たとはいえ、これからの大勝負を考えるとまだ来シーズンのことをあまり考えたくないというのが頭の硬い敗戦処理。の本音なのである。

しかし、この男の名前までがスポーツ紙を賑わすようでは書かずにいられない。

そう、元エース、金村曉がトレードで狙われているらしいからだ。

01

(写真:打席で送りバントを決める金村。来季は頻繁にこんなシーンを観ることが出来るのか…? =今年8月14日のシーレックス対ファイターズ戦より。)

もちろん、ファイターズとドラゴンズを除く十球団は既に2007年が終わっている。監督の退任が決まっているファイターズはクライマックスシリーズの間でも新監督選びなどいろいろと水面下でやらなければならないことが多いのも事実。しかし個人的にはそういうことは文字通り「水面下」でやって欲しいと思っている。

百歩譲って監督問題は(高田繁ゼネラルマネージャーの流出問題も含めて)オープンになるのは仕方ないとして敗戦処理。は見て見ぬ振りをすることが出来ても、金村曉の件はどうしても気になる。

二年前までの「エース」金村は昨年が9勝、今年は5勝と低迷しているが、まだ31歳。環境が変われば心機一転復活という可能性も無くはない。JFKに頼りっぱなしでは限度があると言うことに気づいたタイガースが相応の交換相手を出してでも獲得したいローテーション投手の候補に挙がっても不思議ではない。

個人的には昨年のオフに噂になった当時ベイスターズの多村仁とのトレードが実現しなかったのでファイターズとしては売り時を逃したと思っていた。あとはファイターズで再生するしか金村の生きる道は無いのではと。

それが今回の報道。スポーツ新聞特有の内示が実際に辞令が下るとは限らないのは百も承知だが、まだまだ世の中(金村にとってもファイターズにとっても)捨てたものではない。

ファイターズファンにとっても、個々の金村に対する思い入れの深さはそれこそ十人十色だろうが、今年優勝できたとはいえ、稀にみる得点力の低いチームに辟易していたのも事実だろうから、潜在能力の高い右の長距離砲、濱中治との交換トレードなら大歓迎という心理状況なのではないか。

ただ敗戦処理。の記憶に誤りがなければ、金村は今シーズン中にフリーエージェントの資格を取得したはずである。もしそうだとしたら、球団の思惑とは別に金村の方からFA宣言することも考えられる。しかし二年続きの成績低迷ながら今季推定年俸1億8000万円の投手を補償金を払って獲得する球団があるかという問題もある。これはトレードともリンクし、来季、新天地で見事復活を果たしたとしてもそこでFA宣言される可能性がある訳で、トレードでも相手球団は及び腰になりかねない。

今シーズンの金村は開幕からローテーションに加わり、開幕三戦目に先発したほどだったが、勝ち星が伸び悩み、オールスターまでに5勝止まり。オールスター後はKOの連続だった。

極めつけは敗戦処理。も観戦した8月4日の千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ戦。先発して初回の3失点を皮切りに五回裏まで毎回の計12失点。昨年の9月24日に途中交代が不満で監督批判をしたあの試合以来の千葉マリンのマウンドだったが、同じ五回裏途中で降板。さらし者状態だった。そしてこの試合を最後に金村の姿を一軍で観ることはなかった。

いや、正確に言うと実は一回だけあった。

今年のファイターズは9月29日の千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ戦でリーグ優勝を決めた。その試合後、歓喜の胴上げの輪に一軍選手以外も大挙して駆けつけたのだが、その中に金村の姿があった。ミッチ・ジョーンズ、建山義紀ら一軍にいた選手達が何人も輪に加わっていて金村もその一人だった。

金村は8月4日のKOで二軍に落とされたが、その後程なくしてイースタン・リーグのマウンドに上がった。主に火曜日ごとの登板で、徐々に内容も良くなってきたように報じられていた。ところが一軍でローテーション投手のライアン・グリンが故障したりして先発投手の頭数が足りなくなってきた時期に何故かファームの先発ローテーションから金村の名が消えた。金澤健人、山本一徳、萩原淳、菊地和正がファームでの好調ぶりを評価されて一軍に上がるのを尻目に、金村はファームでも登板しなくなった。この頃ファームも優勝争いをしており、経験豊富な金村の力が必要なはずなのに…。

これが故障によるものだったのか、この時期のファームにありがちな若手優先起用のしわ寄せだったのか定かではない。ただ前述の金澤や萩原の登用を見ると年齢で選手を選んでいるとは思えないので事実上の戦力外扱いだったのかもしれない。

首脳陣批判で物議を醸した昨年は日本シリーズで谷間になる第四戦で先発という、汚名返上にこれ以上ない場面があったが、今年はそれすらも無さそうだ。日本シリーズにはクライマックスステージで先発した四人で回せば、第七戦までもつれても谷間は出来ない。

監督人事の報道と同様に、日本シリーズを控える状態でトレードの噂がスポーツ紙の俎上に乗るのは本人にとっても不本意だろうし、敗戦処理。としてもいささか不愉快ではあるが、金村の来シーズン以降に関してかなり悲観していた身でもあるので、金村に市場価値があるということで何かほっとしたのも事実だ。

ジャイアンツで原辰徳監督に干された仁志敏久も新天地ベイスターズで復活したくらいだから、金村も望まれる球団があれば、ファイターズも考えてやるべきだろう。

もちろん、それは日本シリーズやアジアシリーズがあっても、水面下で進め、ファイターズの2007年が終わった時に電光石火で決まったように見せるべきなのだろうが…。

|

« 江川卓と小林繁がCM共演! | トップページ | 「生」観戦した野球場(39)-松山中央公園野球場 »

コメント

こんばんは。

私がイーグルスのGMであったのならタンパリングにならない範囲で金村選手のFAを働きかけ(この時点で十分タンパリングですが^^;)、オーナーに土下座してでも獲得費用(年俸1億8千万+補償費2億1千6百万)を捻出してもらいます。


金村投手の価値がそのぐらいあるという認識が共有できるか否か、ほぼ絶望的ですが。

投稿: Eagles fly free | 2007年10月23日 (火) 02時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38724/8569114

この記事へのトラックバック一覧です: 金村曉はどうなるの?:

» ファイターズ・金村投手の、価値。 [()とむプロ野球研究所〜球界の危機はいまだ続いている〜]
まずはじめに。 この記事は、いつも興味深くブログを拝見している敗戦処理。さんの記事に触発されて書いたものだということをお断りします。 [続きを読む]

受信: 2007年10月23日 (火) 02時18分

« 江川卓と小林繁がCM共演! | トップページ | 「生」観戦した野球場(39)-松山中央公園野球場 »