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2007年12月 2日 (日)

「生」観戦した野球場(40)-平塚球場

03 いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。

このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いています。当面、月に1回、毎月2日に書いていこうと思います。なおバックナンバーは左欄のカテゴリー別から敗戦処理。が「生」観戦した野球場を選び、ダブルクリックして下さい。

40回 平塚球場 観戦球場ファイル-36

平塚市の総合公園の中にある球場。隣にはサッカーの湘南ベルマーレの本拠地、平塚競技場がある。プロ野球では横浜ベイスターズ主催の公式戦が行われる他、同ファームの湘南シーレックスの公式戦も組まれる。この球場には地方球場好きの敗戦処理。でも珍しく二度観戦している。最初が2004年3月のイースタン教育リーグ、シーレックス対ジャイアンツ戦。二度目が今年8月のイースタン・リーグ公式戦、シーレックス対ジャイアンツ戦。前者がデーゲームで、後者はナイトゲーム。

JR東海道線の平塚駅から北口のバスターミナルに出て10番乗り場から出るバスに乗り、停留所「平塚球場」下車。乗車時間は10分前後。下車してすぐ球場。

初観戦の時はジャイアンツがその年の新人投手のリレーを見せ、教育リーグらしいフレッシュな試合になったのが印象的だった。先発が内海哲也で、以下西村健太朗、平岡政樹、南和彰の四新人投手による継投で3対2でジャイアンツが勝ったのだが、西村のストレートの伸びが凄まじかったことを鮮明に覚えている。

ただ、たった三年前のことなのにこの四人の内二人は既にジャイアンツのユニフォームを着ていない。

今年の8月に観戦した時は、敗戦処理。にとってこの球場でのナイトゲームは初めてだった。常打ち球場でのナイトゲームに慣れた身には地方球場だと証明が若干暗く感じることがありがちだが、ここはそうではなかった。8月の観戦だと団扇を配布することが多いが、配られなかったのでサービスが悪いと思ったが団扇不要の快適な涼しさだった。この試合は地元の産業能率大学とのタイアップで同学のプロデュース企画が随所に織り込まれていた。

6001 傑作だったのは2060人による始球式。

投手、打者、捕手の三人一組で始球式希望者を募り、19組がグラウンドに散らばった。そしてもう一組はこの試合の両チームで行い、マウンドにはファイターズからベイスターズの前身、ホエールズOBの野村収コーチ、打席にはシーレックスの田代富雄監督が入って20組同時に始球式。さすがに壮観だった。

01_5 また通常二軍の試合では開放しない外野席を、ライトスタンドのみ事前に受け付けた家族連れ向けに開放。スタンドにプールを置いて子供に楽しんでもらうという企画も斬新だった。

それと意外だったのはこれが横須賀スタジアムならば、シーレックスのユニフォームやTシャツを着たファンで埋まるのだが平塚にはシーレックスではなくベイスターズのユニやTシャツが明らかに多い。スタンドの一角に陣取る応援団とその周辺以外にはシーレックススタイルのファンは少なかった。そしてベイスターズスタイルのファンは背番号33の古木克明が圧倒的に多かった。

試合でファイターズが敗れたため、混乱を避けようとすぐに帰りのバス停に向かった。臨時便がすぐに来てスムーズに平塚駅まで戻れたが、バス停でも球場内で行われているヒーローインタビューの声が聞こえてきた。近隣対策は万全なのだろうか?

個人的にはシーレックスの地域密着戦略には好感を持てるし、追浜より家から近いので試合が長引かずにこの時のように三時間以内(21時前)に試合が終わることが確実ならば、もっと頻繁に足を運びたい球場だ。

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