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2008年1月 1日 (火)

2008年最大の注目は星野JAPAN!!

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も敗戦処理。ブログと日本の野球界をよろしくお願い致します。

Japan01 さて、2008年の野球界最大の注目は正式種目としては今回で終了になる北京五輪での野球日本代表チーム-いわゆる星野JAPANの闘いぶり。そこで新年第一弾として、敗戦処理。が星野JAPANの闘いぶりを展望してみました。

8月13日、星野仙一監督率いる星野JAPANの初戦の相手は前回、アテネ五輪で一度ならず二度までも苦汁をなめさせられたオーストラリア。三月の最終予選を勝ち上がっての登場だ。いきなり因縁の相手と対戦することになった星野JAPAN。四年越しのリベンジを託し、こんなスターティングメンバーを組んできた。

()青木宣親

()西岡剛

()稲葉篤紀

()松中信彦

()新井貴浩

()阿部慎之助

()吉村裕基

()佐藤隆彦

()川崎宗則

()上原浩治

な、何なんだ?このオーダーは!?

北京五輪の予選では絶対的守護神として安心感を与えたジャイアンツの上原浩治は球団との間で結んでいた「ストッパー転向は一年限り」という約束を盾に今年は先発に復帰。星野JAPANのメンバーに選ばれても「今年は先発用の調整しかしていない」の一点張りで星野仙一監督のストッパー構想にとうとう首を縦に振らなかった。しかし、それよりも星野JAPANにとって誤算だったのは各球団が公式戦の戦いを優先して主力選手を大量に獲られることを嫌い、実行委員会で何度話し合っても埒が明かず、結局四年前のアテネ五輪と同じ、一球団から二人ずつ選出という妥協案に落ち着かざるを得なかった点だった。

星野監督はこの決定に当初激怒し、その場にあった机と椅子を蹴飛ばしたが、一球団二人という選出メンバーを全面的に選べるという条件と、翌年に予定される第二回ワールドベースボールクラシックでの全面協力(一球団からの選出規制無し)と、その代表チームに自身と北京五輪でのコーチングスタッフをそのまま続投するという交換条件を得て渋々承諾した。星野監督がこの交換条件を提出した時、十二球団の実行委員会は賛成したが何故かジャイアンツの会長だけは星野監督のWBC代表監督就任に難色を示したという。ジャイアンツがオフに恒例の大型補強をしたにもかかわらず今シーズンは接戦に弱く、原辰徳監督の采配批判がマスメディアを賑わすようになってきたことと関係しているのだろうか?

星野JAPANは予定では8月2日から国内で最終合宿をし、10日に北京入り。13日から対戦が始まり、四強に残れば23日まで試合があり、24日に帰国予定。この間、準決勝、決勝の行われる予定の日に公式戦を初めから組まないなど、両リーグとも今年最大の注目行事への配慮をしているが代表メンバー不在の間に各球団とも15試合程度の公式戦を組んでいる。この期間に事前に雨天中止になった分の予備日を組み入れている球団もあるため、実際の試合数が増える球団もある。公式戦の約1割にあたる試合数を主力選手抜きで闘うという事態に、主力選手の大量選出が見込まれる球団から「待った」がかかったのだ。

「五輪も大事だが、公式戦も大事だ」

「年間予約席を買ってもらっているお客さんやスポンサーのことを考えると、飛車角落ち以上の試合を増やせない」

NPB全面協力による星野JAPAN金メダル獲得への支援は幻に終わった。

「くそっ、ミスターでも出来なかったことを俺が実現すれば、この先ずっと…」

闘将がほぞをかんだが後の祭りだった。

ちなみに星野監督が選んだ、各球団二人ずつの代表メンバーはこのようになった。

【投手】

上原浩治、岩瀬仁紀、藤川球児、大竹寛、長谷川昌幸、ダルビッシュ有、成瀬善久、田中将大、涌井秀章、平野佳寿、高木康成

【捕手】

阿部慎之助、相川亮二

【内野手】

森野将彦、新井貴浩、宮本慎也、西岡剛(TSUYOSHI)、松中信彦、川崎宗則、高須洋介

【外野手】

吉村裕基、青木宣親、稲葉篤紀、佐藤隆彦(..佐藤)

昨年12月の予選には球団別で最多の5選手を送り込んだマリーンズは小林宏之大村三郎(サブロー)を外して先発要員の成瀬善久と、捕手の里崎智也と、二塁と遊撃を守れる西岡剛(TSUYOSHI)に絞っても、さらにもう一人外さなければならない。一試合を任せられる捕手をジャイアンツの阿部慎之助一人にするのはケガの多いポジション故にリスクを伴うが、前回のアテネでも城島健司と相川亮二の二人で何とか凌げたから、里崎を外そうか。西岡を外すと他球団で二塁手の候補はドラゴンズの荒木雅博が真っ先に思い浮かぶがドラゴンズで荒木と、上原に変わる抑え候補の一人である岩瀬仁紀を選ぶと、内外野を守れて勝負強い打撃も期待できる森野将彦を外さなければならなくなる。そう考えて里崎を外した。

そしてこの選択により、ドラゴンズからは荒木が外れ、岩瀬森野を選んだ。そして同様の理由で予選では三塁を守った村田修一が外れ、同じベイスターズで今シーズンは外野を守っているものの一、三塁を守れる吉村裕基が抜擢された。ベイスターズのもう一人の枠は捕手の相川里崎の不選出で阿部が一人でフルにマスクをかぶらざるを得なくなるが第二捕手兼ブルペン捕手という渋いが欠かせない役割をアテネ五輪、第一回WBCと国際大会の選出経験豊富な相川に託すことにした。矢野輝弘も有力候補だったが、タイガースからは藤川球児とFAで加入した「全日本の四番」新井貴浩が当確。

そしてジャイアンツも、正捕手阿部「ミスター国際試合」上原であっさり決まったが小笠原道大高橋由伸と当然日本代表に選ばれて不思議でないメンバーが外れた。たしかに一度にこの四人にプラスしてイ・スンヨプが抜けたら五輪期間中に一気に順位を落とす可能性も低くない。各球団二人ずつという案が押し通されたのもわかるような気がする。

星野監督は有力な選手を選ぶというより、パズルのピースを埋めていくような感じで24人の選手を選ぶしかなかった。6月27日、JOC事務局に北京でベンチ入りする24選手を届け出る星野監督の姿は闘将と呼ばれた男のそれには見えなかった。

新年早々、縁起でもない妄想を書いてしまってスミマセン。

初夢とは1月1日から2日にかけての夜に寝て見る夢を指すそうですから、これは単なる妄想です。これから初詣に出かける皆様は星野JAPANの金メダル獲得をまず祈願し、それから個人的な願い事をしましょう。

しかし「五輪期間中は公式戦を中断」が実現できなかった以上、起きても不思議でない話だ。おそらくは落としどころとして「一球団から最多で四人」などの提案がNPBから代表チームサイドに提示されるかもしれませんね。

それにしても、各球団二人ずつの選考は難しい。皆さんも時間があったら考えてみて下さい。これが2007年度のメンバーだったらだいぶ違うのですがね。MLBの選手になって事実上候補から外さざるを得ない黒田博樹福留孝介を選べないのも痛いですが、国内FA移籍でも新井貴浩和田一浩の移籍が選考をしづらくしています<苦笑>こんなところにも日本のプロ野球界が格差社会である弊害が出てくるといったら、言い過ぎでしょうか?

何か、今年も一波乱ありそうな野球界ですね。今年もよろしくお願い致します。

P.S.

昨日、つまり昨年の大晦日、NHK紅白歌合戦に岡島秀樹が審査員として出演していたのを観て、感動しました。二年前のオープン戦の時期、音沙汰がなかったのでどうしているのかと思ったら突然のファイターズへのトレード。そしてファイターズ優勝に大きく貢献したと思ったらFAで大リーグ入り。それも松坂大輔と同じボストン・レッドソックス。そしてワールドシリーズ制覇。最後が一年の顔を集める、紅白歌合戦の審査員。個人的には感無量です。

そして新年。朝起きて手にした日刊スポーツには「今オフにもダル、ヤンキース」オイオイ<苦笑>!?

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