小関竜也、ハマスタでも「ジーパン刑事のテーマ」継続!!
昨シーズン限りでジャイアンツから戦力外通告を受け、ベイスターズに入団した小関竜也が、三球団目になるベイスターズでも打席に入るときのテーマソングをかつての人気刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で故・松田優作が扮したジーパン刑事こと柴田純のテーマ曲「ジーパン刑事のテーマ」(作曲:大野克夫)にすると発表した。ジャイアンツから戦力外通告を受けたときにはそれこそジーパン刑事の殉職シーンの有名なセリフ「俺はまだ死にたくないよ」という心境だったろうが、ベイスターズでなじみのテーマ曲と共に復活を目指す。
引用元:小関、ハマスタでも「ジーパン刑事のテーマ」(スポーツ報知web版) http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20080211-OHT1T00037.htm
敗戦処理。が小関に親しみを感じたのはジャイアンツに来る前年のライオンズ時代のこと。ジャイアンツ球場で行われたイースタンの試合に、当時二軍に落ちていた小関は一軍とは異なるユニフォームで出場していた。一塁側よりビジターの三塁側の方が見易いので三塁ベンチ上あたりで観戦することの多い敗戦処理。の何列か前に小関の奥さんと娘さんが観戦されていた。
なぜその親子が小関の身内とわかったかというと、小関の娘さんの友達も一緒に来ていて、小関が打席に立つ度に「小関○○ちゃんのパパがんばれ~!」と黄色い声を浴びせていたからだ<笑>。
ビジター側とはいえジャイアンツファンがほとんどといった感じだったが、小関の打席だけはみんなで小関を応援するという不思議な空気が出来たことが印象に残っている。
その試合では故障明けでファームで調整していた豊田清も登板。「INVOICE」のユニフォームを着た豊田という超お宝シーンにも遭遇できたが、まさか翌シーズンには小関も豊田も二人揃ってジャイアンツの一員になっているとは…!
昨年5月に観たイースタンの試合で、レフトを守っていた小関の後方に、結果的にサヨナラ安打となる打球が飛んでいった。小関の追い方が、半ば諦め気味だったにしてもあまりに緩慢だったので脚力の衰えを痛感させられたことも印象に残っている。ジャイアンツ移籍の時点では直前までメジャー移籍を視野に入れて独自の練習をしていたから練習量の不足は仕方ないと思ったが、チームのキャンプにフルに参加できたはずの移籍二年目にファームの試合でドタバタした守備を見せていた小関に落胆したのも事実だった。
そして昨年、ジャイアンツは外国人のデーモン・ホリンズを含む五人の外野手に戦力外通告をした。小関もその一人だった。
ホリンズがその後どうなったか定かではないが、球団にスタッフとして残った川中基嗣以外の斉藤宜之、三浦貴、そして小関は幸いにも新しい球団での再チャレンジの機会を得た。しかも三人とも在京球団である。工藤公康、仁志敏久がイキイキとして野球推している感じがするベイスターズで、小関も蘇ることが出来るか。昨年24本塁打の吉村裕基が一塁から外野に回り、同じ左打ちのラリー・ビグビーという新外国人もライバルになり、決して楽観視できない状況にあるが、小関に意地を見せて欲しいものだ。
* 小関のキャリアピークは松井稼頭央と一、二番コンビを形成していたライオンズ時代だろう。その頃一番を打つ松井は人気刑事ドラマ「踊る大捜査線」のメインテーマ「 Rhythm & Police 」(作曲:松本晃彦)をテーマにし、小関は「太陽にほえろ!」の「ジーパン刑事のテーマ」を使用。よくよく勧善懲悪な刑事ドラマが好きな選手が多いなと思っていたら、後に球団トップが逮捕された。こういうのも天網恢々疎にして漏らさずというのだろうか<苦笑>?
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