3分の1を終えてパ27勝セ21勝-敗戦処理。的交流戦ヒートアップ案
早いもので今年の交流戦も4カードが終了。交流戦全日程の3分の1を終えたことになる。ここまでの勝敗をリーグ間で比べるとパが27勝でセが21勝。3カードを終えた時点では両リーグとも18勝ずつと五分五分だったが28日、29日の二日間の連戦でパが9勝、セが3勝と差をつけた。
交流戦の優勝チームは表彰され賞金も贈られるが、勝ち数の多かった方のリーグにも何らかのご褒美を与えれば、それを目指して交流戦が、そしてファンがさらに盛り上がるのではないか?
敗戦処理。は考えた。
実は過去三年間、セ・パ交流戦はいずれもパ・リーグのチームが優勝しているが、それだけではなくパ・リーグが三年連続で勝ち越している。
2005年 パ105勝104敗7分け(優勝=マリーンズ24勝11敗1分け.686)
2006年 パ108勝107敗1分け(優勝=マリーンズ23勝13敗.639)
2007年 パ74勝66敗4分け(優勝=ファイターズ18勝5敗1分け.783)
これは単なる偶然なのだろうか?
よく言われがちなのは、普段セ・リーグに比べて露出が少ないパ・リーグのチームの方がここぞとばかりに気合いを入れるからという発想だが、それだけで勝てるわけではないだろう。逆に敗戦処理。は交流戦はセ・リーグに有利なのではないかと考えていた。
普段DH制を採用しているパのチームがDHを使えない試合のハンディ。
普段DH制をしていないセのチームがDH制で試合を行うハンディ。
この二つを比較したら、普段DH制を採用しているパのチームがDHを使えないハンディの方が大きいと思っていたからだ。
それはともかく、どうせなら交流戦をセVSパという図式にとらえ、個々のチームが交流戦優勝を争うだけではなく、セとパの勝ち数争いもヒートアップさせたい。
そこで敗戦処理。は考えた。
交流戦で勝ち星の多かった方のリーグが、その後向こう一年間、常に両リーグ併記で表記、表現される時に先に呼ばれるようにする-というのはどうだろう。
即ち過去三年間のようにパ・リーグの方が勝ち数が多かった場合にはその後一年間、セ・パという表記を止めてパ・セに統一するのだ。
過去数十年、当たり前のように言われてきた「セ・パ両リーグ」という呼び名が「パ・セ両リーグ」と覆るのである。これは例えるならば右利きの人に左手で字を書いたり箸を持ったりするのを強要するのと同じで、違和感が大きく世界が変わるだろう。
優勝賞金よりも血眼になること必至だと思うのだがどうだろうか?
今年はオールスターゲームでも選手間投票を行い、各ポジションでトップに立った選手が出場するという新しい趣向を行うという。四年目を迎えた交流戦も一工夫あって然るべきではないか。
さし当たって敗戦処理。は今年の交流戦で勝ち数の多かった方のリーグを来年の交流戦が終わるまで当blogでは先に表記することをここに宣言する。もしもパ・セとなった場合、どのくらい違和感があるか読者の皆様も体感していただければ幸いである。
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