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2008年5月19日 (月)

ジャイアンツ渡邉恒雄会長が「2度と来ない」と言ったそうで…。

17日付スポーツ報知によると16日のジャイアンツ対カープ戦を東京ドームで生観戦したジャイアンツの渡邉恒雄会長が「オレが来ると必ず負けるんだよ。だからもう2度と来ないようにすれば、全部勝つんじゃないかと」と語ったそうだ。この日、ジャイアンツは1対7と完敗だったのだが同会長が観戦した試合のジャイアンツの成績は1勝5敗だそうだ。

もしも本気で渡邉会長がそう考えているのだとしたら…、

6試合観戦してチームが1勝5敗。2度と来ない、と言いたくなるのだろうが、自慢ではないが敗戦処理。は東京ドームでのジャイアンツ戦観戦の戦績がついこの間まで四年越しで12連敗だった。1勝5敗ごときでガタガタ言うなといいたい。

ん?渡邉会長はもう東京ドームに来るつもりはないということか?

それならば提案がある。

ジャイアンツ球団の会長(即ち役員)であり、親会社の読売新聞社グループのトップであるナベツネさんはいわば自分の家の庭のような感覚で自分のスケジュール次第で好き勝手なタイミングで特等席で観ているはずだ。その権利を一度放棄し、毎試合VIP席でファンに観戦してもらうというのはどうだろう。

「渡邉会長枠」が1席なら一試合1人ということになってしまうが、球団の親会社のトップでないと観ることが出来ないような席を毎試合、幸運をゲットしたファンに提供するのだ。

これこそ究極のファンサービスではないか!

テレビの野球中継でたまにネット裏に陣取る各球団のスコアラーの姿が映し出されることがある。あの場所はもちろん特等席。本来はお客様の特等席であるべき場所に各球団はお互い様とはいえスパイを座らせている。

しかし本当にお客さん本位でプロ野球界がファンサービスを考えるのであれば、ネット裏にスコアラーを座らせることを禁じ、その分のスペースをファンに座ってもらうようにした方がファンに対するサービスの拡充になるとは考えないのか?全球団で一斉にやめればお互い様ではないか?どこも損をしない。

ホークスの本拠地では記者席の一部が観客席に変わったという話を聞いたが、記者席を犠牲にするよりもスパイの席を先に犠牲にすべきだろう。もちろん単独球団では出来ない話だろうが。

観ようと思えば全試合観ることの出来る立場なのにまだ6試合しか観ておらず、それで1勝5敗だったくらいのことでどうこういうのなら、そういうお方には、我々ファンと同じように身銭を切ってもらい、それで応援しているチームが不甲斐なく負ける辛さを味わってもらいたい。仕事その他の都合を無理矢理つけ、いや、時にはすっぽかし、決して安くない入場料を払った挙げ句に凡プレーのオンパレードという経験を渡邉会長に限らず球界、球団のトップにも味わって欲しい。そこまでして初めて「もう2度と来ない」というセリフを吐く資格があるのだと敗戦処理。は思う。

話は横道にそれるが、渡邉会長のお膝元のジャイアンツで長嶋一茂が球団代表特別補佐という立場にある。彼が何をしているのか今ひとつわからないが、彼がその職に就いたばかりの頃、テレビ朝日だったと思うが、これからの野球界は云々という討論番組に出ていた。いろいろなジャンルの野球好きの有名人や現役選手、OBらによる討論の中で長嶋一茂はさかんに「これからはファンの皆さんの生の声を出来るだけ聞いて…」を連発していた。それに対し、お笑いタレントだったと思うが「一茂さん、ファンの声を本当に聞こうと思っているのなら、東京ドームで偉そうな席で観ていないでライトスタンドでも何処でも行って、お客さんがどんな話をしているか、聞くくらいのことをしないとダメですよ」と言われていた。他の出演者からは「チケットを買うのに並んでいるお客さんの所に行けばファンの本音が聞ける」とも言われていた。その話の流れで判明したのだが、長嶋一茂はファンがどうやってチケットを買って球場に入場しているか知らなかったのである。

* 球場に連れてきた父親がそのことを忘れ、球場に置き去りにされたという有名なエピソードがあるが、その時も自力で帰ろうという発想はなかったのだろう。何歳の時だか知らないが<苦笑>

長嶋茂雄の息子である彼が入場券を買ってプロ野球を観る機会が無かったのはわかるが、ファンサービスを改善する旗頭として期待されている人間がそんな第一歩を自分が知らないということにその番組で指摘するまで気づいていないというのだから呆れた。

話を元に戻そう。

17日付エントリー 宮本賢では無理でしょう! でも触れたが福岡ドームの特等席であるフィールドシートに空席が目立つ一方でその席を親会社が販促品として使っているという側面がある。あの席で観たいという人が少ないから空席が目立つのではなく、目的ではなく手段としてあの席を確保している輩がいるから本当にあの席で観たい人の手に渡らないのだ。

そしてファン心理に無神経に「もう2度と来ない」などと平気で吐く方からは特権を剥奪し、その立派な席をファンに還元すべきだろう。

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コメント

この敗戦処理。さんの熱弁に対して申し訳ありませんが、ちょっとピントはずれな事を書きますが・・・

以前、渡邊が金を払って見に来ている一部の客の行為(もちろんジャイアンツファン)に対し、営業妨害扱いしたことがありましたが、彼に限らず、この球団のお偉いさんは、顧客であるファンの声や感情というもの分かっているのでしょうか?。
その「ファン」とは、ジャイアンツファンのことです。いわゆる「アンチ巨人」が短絡的にジャイアンツを批判することと、ジャイアンツファンが「ジャイアンツが良くなってほしい」とあえて苦言を呈することの見分けがついていないことが、「俺に反対する者はなんでもつぶしてしまえ」といった渡邊の傲慢な姿勢につながっていると感じます。

・・・まあ結局は讀賣上層部は野球、いや野球界に対しての知識や学習が足りないということなんでしょうけどね(現場の人ほど実情は分かっていると思いますけど、そういった人の意見は上に上がっていかないんですね。ダメな組織はどんな組織でもそうですが)。

某球団はトップが変わってからかなり目線が低くなったと感じますが、讀賣は結局牛耳っている人が居なくならなければだめなんでしょうか?それが出来なければすぐにでもジャイアンツを身売りしてほしいです。

投稿: 長緯 | 2008年5月21日 (水) 00時05分

いつもながら、鋭い洞察と指摘、感服。

投稿: 鎌ヶ谷大仏 | 2008年5月19日 (月) 23時16分

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