交流戦の優勝は結局ホークス!
22日のセ・パ交流戦。優勝の可能性を残した上位四球団の直接対決は勝てば無条件で優勝となるファイターズがタイガースに3対5で敗れたため、その時点では2対2の同点だったジャイアンツ対ホークス戦に優勝がかかった。勝った方が優勝で、引き分けならタイガースが優勝という条件だったが九回表にホークスがマーク・クルーンから本多雄一の二塁ゴロの間に勝ち越し点を挙げ、3対2でそのまま逃げ切って優勝を決めた。
ホークスは交流戦初優勝。これでセ・パ交流戦は第1回の2005年から四年連続でパ・リーグのチームの優勝となった。
ファイターズかジャイアンツ、どちらかが優勝してくれればと言う敗戦処理。の勝手な希望は実現しなかった。でもホークスおめでとう! とNHKハイビジョンでの放送で表彰式を見ながら素直に勝者を讃えようと思ったが、
ん、あれ、何で?
ファイターズが勝てば無条件で優勝という状況だったのに何故トロフィーが東京ドームにあるのだ?
贈呈役の日本生命の役員さんも何故東京ドームにいるのだ?
そうか、タイガース対ファイターズ戦が終わってから阪神電車と宝塚線と新幹線と中央線と総武線に乗って東京ドームに駆けつけたのか。
そんな訳ないだろう<苦笑>!
ファイターズが有利な状況で、しかも昨年のディフェンディングチャンピオンだぞ。敬意を払ってトロフィーやらスポンサー様のお偉いさんは甲子園で待機するのが筋だと思うのだが。
まぁしかし、来年から交流戦の試合を減らそうなんて意見が一部の球団から出ているらしいが、四年やってファンの間にも定着してきたと思うし、試合数はこのままで良いのではないか?試合を行わない日を巧くずらし、最低でも一日三試合行われるように工夫するとか、もっともっと工夫の余地はあると思うし。
さて、交流戦の優勝チームは決まったが、実はもう一つこの日に確定した事がある。
それは今年の交流戦でどちらのリーグが多く勝つかという事だ。
21日まででパ・リーグ六球団の合計が71勝でセ・リーグ六球団の合計が66勝。残り7試合の内、パ・リーグのチームが2勝以上挙げればパ・リーグの方が多い事が確定するのだ。22日はベイスターズ対ライオンズ戦とスワローズ対バファローズ戦が雨天中止になったが行われた試合でホークスとゴールデンイーグルスが勝ち星を挙げたため73勝と交流戦全試合数144の過半数を獲得したので未消化の今年も四年連続でパ・リーグの方が勝ち星が多い事が確定した。
敗戦処理。は5月30日付当blog 3分の1を終えてパ27勝セ21勝-敗戦処理。的交流戦ヒートアップ案 で次のような宣言をした。
今後来年の交流戦(が今年同様に存続すればの話だが)終了まで両リーグ名を併記する場合には「セ・パ」ではなく「パ・セ」と書く事に統一しようと思う。もちろん「セ・パ交流戦」というような固有名詞的なものは不本意ながら尊重するが原則一年間貫いてみようと思う。違和感を憶える読者の方もいらっしゃると思うがご理解いただければ幸いである。また、永年の癖でつい逆に書いてしまう事もあるだろう。その際は鋭いツッコミをいただければ幸いである。
さあ、パ・セ両リーグの交流戦も残すは三試合だ!
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