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2008年12月 9日 (火)

野球協約改定で来年元日からパセ両リーグとコミッショナー事務局の3事務局が統合。-で敗戦処理。からNPBへのお願い

1992 8日に行われたプロ野球実行委員会でコミッショナーの権限を強化したなどの新しい野球協約が承認された。これにより来年1月1日付でコミッショナー事務局とパ、セ両リーグの事務局がひとつに統合される。まだこのニュースだけでは何がどう変わり、野球界やファンにとってどういうメリットがあるのかわからないが、敗戦処理。はこれを機会にNPBにぜひお願いしたいことがある。

 

(写真:1992年の野球協約 敗戦処理。所蔵)

敗戦処理。がNPBにお願いしたいこと。それはずばり、新しい野球協約の一般公開だ。

かつては一ファンでも手続きを経れば入手可能だった野球協約がいつの間にか非公開になった。何か問題ごとが起きた時などに該当する項目がスポーツ新聞などで抜粋して引用されることはあっても、全貌が公開されていない。近年、日本プロ野球選手会がHPからダウンロード出来るようにしたが、本来選手会がすることではない。

2004年の球界再編騒動の最中に当時の根来泰周コミッショナーの動きが悪いことが非難されたが、同コミッショナーによると「私には権限がない」のである。しかしそう言われても、野球協約の文言がどうなっているか知らない一般のファンの目には単なる、事なかれ主義の名誉職感覚のオヤジとしか映らないのである。

何でもかんでもガラス張りにしろとまでは言わないが、ファンにプロ野球界の憲法を知ってもらい、その上で建設的な議論をしてもらい、意見、要望を吸い上げるという意味でも協約改定を機に野球協約の公開に踏み切ってはどうか?

ところで事務局が統合されると、どういう変化があるのだろうか?

例えば審判員はこれまでパ・リーグ所属、セ・リーグ所属という形だったが、これからはパ・リーグ担当、セ・リーグ担当ということになるのだろう。しかし出来れば単に肩書きを変えるだけでなく、DH制の有無などのルール上や物理的な違い以外は同一に出来ないものだろうか?現実に交流戦がある時代にパの審判員とセの審判員でストライクゾーンの傾向に違いがあってはならない。要は誰がどっちのリーグの試合で審判をしても問題がなく出来るように変えられないかと言うこと。これはおそらく一朝一夕には出来ないだろうが、この統一化に取り組もうとするだけでも、今まで何となく長年の常識になっていたことの根拠を見直さざるを得ず、無駄なもの、不条理なものの排除につながるかもしれない。

また、表彰制度も見直されるべきだろう。

今シーズン限りで現役を引退した清原和博はパ・リーグから特別表彰を受けたが、本来清原のように両リーグにまたがって活躍した選手に対してはパ、セ両リーグ連名で表彰すべきだと思う。清原本人が不本意で不遇だったと感じていようがセ・リーグのジャイアンツに9年間在籍したのは事実だし、525本の本塁打のうち、185本はセ・リーグで記録したものである。パだけで表彰するのはおかしいのだ。今後は統合によりそのようなことはなくなるだろうが、柔軟に対応してもらいたいものである。

悲観論者や、煽り好きのマスコミの一部がこの統合をリストラの一環と解釈し、来たる球界再々編-球団の統廃合さらには一リーグ化の前兆などと報じるかもしれないが、アメリカ大リーグも既に3つの事務局が統合されていることだし、ここはファンにとって前向きな合理化と取りあえずは期待したい。

話を戻そう。

敗戦処理。の手元には1992年の野球協約がある。敗戦処理。は野球ファンではあるが、関係者ではない。それでもかつては入手出来たこの、日本プロ野球界の憲法を多くのファンが手にし、ファンとプロ野球界のための建設的な議論が出来るようにして欲しい。難解な言い回しが多く、頭で理解しづらいことにはこの際目をつぶるしかないのだろうが…。

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