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2009年2月 1日 (日)

投球練習中のダルビッシュ有が携帯電話で撮影するファンに苦言!!

01 デイリースポーツオンラインによると、先月28日、チームに先駆けてキャンプ地の沖縄入りし、ブルペンで投球練習をしていたファイターズのダルビッシュ有がブルペン付近で携帯電話のカメラで撮影するファンに苦言を呈したという。

カメラ付き携帯電話には盗撮などの悪用を防ぐために撮影時にはカシャッという音が出るようになっている。投球に合わせて至近距離からカシャカシャやられたダルビッシュが「携帯の写真やめて。集中できない」とファンを一喝。ブルペンの空気が凍りついたそうだ。

敗戦処理。も球場を訪れるときにはデジタルカメラを持参し、撮影することを趣味の一つとしている。ファンの観戦、応援マナーを問われるニュースという点で決して他人事とは思えない。当blog1月31日付エントリー ついに現役日本人力士が逮捕-で激震の日本相撲協会を野球界は他山の石とすべし で角界での不祥事をプロ野球界は他山の石とすべしと書いたが、このニュースこそ敗戦処理。にとっては他山の石にしなければならない出来事と言えよう。前エントリーで触れたように今日は敗戦処理。にとってブログ開設四周年の節目の日。あらためて自戒の念を込めて書いておきたい。

 

(写真:試合前にネット越しにサインに応じる選手と群がるファン。 2005年3月、横浜スタジアムにて撮影) 

敗戦処理。は当初このニュースに接したとき、「鎌ヶ谷の一部のマナーの悪いファンが…」と眉をひそめてしまったが舞台は沖縄名護だった<苦笑>。もちろん敗戦処理。も鎌ヶ谷に限らずスタジアムに出向いたときにシャッターチャンスと見ればつい一歩二歩、前に出て撮影したくなる。携帯電話のカメラでは音が出るため、敗戦処理。はより使い勝手の良いデジタルカメラを使用している。同時に多数の人が集まる場所という前提で、場所取りには自分なりに配慮しているつもりだ。スタンドなら立ち上がっての撮影はしないし、場所を頻繁に移す場合でも被写体を追うのではなく、なるべく先回りして自分のポジションを確保するようにしている。これは同じ被写体を狙っている他者との不毛な競合を避けようとしているからでもあるが、被写体となる選手他への迷惑を避ける狙いもある。

敗戦処理。がこの記事に遭遇したきっかけは利用しているココログココログニュースの記事からなのだが、同ニュースで紹介されている Fs21 さんのブログ Fs blood記事 ダルビッシュ有の発言とスポーツウォッチャー を読むといろいろと考えさせられる点が多い。主にマナーに関して言及しているファンとしてのあり方には非常に共感出来る。敗戦処理。自身に関しては他者にどうこう言えるほどの高いモラルを持っている訳ではないのでこのようにあるべき姿、あってはならない姿をきちんと書いて下さると、読んで勉強になる。

ただ、最近さすがに呆れたのは当blog昨年8月16日付 さよなら番長…。 でも触れたが、既にシーズン後の引退を示唆していた清原和博の打席を少しでも近くで観ようとファンが最前列に殺到してしまったのだ。試合前の打撃練習などではありがちな光景だが、試合中では珍しいシーンで球場の係員も予知しきれなかったようで一瞬無法地帯と化してしまったのだ。ここまで来るとマナー云々より群集心理の恐ろしさを感じるが、いかに最新の携帯電話の撮影機能が優れているとはいえ、球場での接写にはそもそも向いていないということも踏まえてもらいたい。

またファームの試合でありがちなのだが、地元の小学生の野球チームがチーム単位で観戦に来ていると、子供達は試合の途中で確実に試合には飽きてしまい、あとはファウルボールやイニングの守備を終えてベンチに戻ってくる選手がスタンドに投げ込むボール目当てに走り回るだけとなってしまう。引率の監督、大人は見て見ぬ振りではっきり言って見苦しい。ファームの試合だけに子供達にとっては知っている選手が少なく、興味を最後まで保てないのは無理も無い。しかし引率者の引率義務を放棄した姿勢には不快にさせられることが多い。特に各球団の本拠地以外の地方球場に多い光景なのだがその都度残念な思いになる。

ところで今回の舞台となった「ブルペン」だが、沖縄の名護球場のブルペンの構造がどうなっているのか不明なのだが、例えばジャイアンツ球場ではライトのフェンスの奥にあるブルペンには「ブルペン付近での携帯電話の使用はお控え下さい」の貼り紙があった。それほどに緊張感が漂う場所なのだろう。今では十二球団のホームグラウンドのほとんどがブルペンがファンから見えない場所に設置されているのもそんな事情から来ているのかもしれない。

日本シリーズやオールスター、国際試合などでは試合開始前に選手がグラウンドに整列することがあるが、先発投手(と投球練習をしている捕手)だけは姿を見せないのがほとんどだ。単なる整列だけでなく、国旗の掲揚や国歌の演奏のような厳かな儀式が成される場合でも先発投手には不参加が許されている。それはもうすぐマウンドに上がる投手にとってブルペンという聖地での最終調整にはそれだけ集中を必要としているからであろう。西武ドームや神宮球場などブルペンがグラウンドに併設されている球場ではさすがに先発投手も国歌演奏の時には調整を中断しているが本音は集中したいのだろう。

それほどの聖地であることを考えれば、春季キャンプ直前の個人練習であったとしてもファンとしては考えなければならないのは当然であろう。事件が起きたのがキャンプ地ということで一年でこの時期だけ訪れる場所ということで、地元のファンにとっては数少ないチャンスだからというのは理解出来なくもないが、選手の環境を乱さないという意識をファンとして持つ必要はあるだろう。

公式戦の日程発表に次ぎ、イースタン・リーグ公式戦やイースタン春季教育リーグの日程も発表になった。敗戦処理。も「手始めは3月1日の教育リーグファイターズ対マリーンズ(鎌ヶ谷)かな。その次は8日のジャイアンツ球場のジャイアンツ対ゴールデンイーグルス戦かな?WBCの東京ラウンドがいつで…」などと観戦予定を立てているところだが、少なくとも自らが他者や、ましてや選手らに不快な思いをさせずに楽しくこの一年も野球観戦が出来るよう、ブログ開設記念日にこのようなニュースや、ブログに巡り会えたことを教訓としていきたい。

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