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2009年4月 8日 (水)

C☆B、東京ドーム職員に注意される!?

01 稲葉篤記の神懸かり的な三打席連続本塁打で東京ドームシリーズに連勝したファイターズですが、試合中、ファイターズの鎌ヶ谷のマスコット、C☆Bがドームの職員に注意されるというハプニングがありました。

(写真:六回表、一塁側エキサイトシートに登場したC☆B。この後…)

今年のファイターズは七回裏攻撃開始前ではなく、六回裏攻撃前に応援歌を歌う。ファイターズガールとB☆Bがグラウンドに飛び出して「FIGHTERS賛歌」を歌う。今日(8日)の東京ドームでのファイターズ対マリーンズ戦では六回裏攻撃前にB☆BとC☆Bがそろって一塁側エキサイトシートで曲に合わせて踊るという趣向だった。そしてそれに先んじて弟熊、C☆Bが六回表のマリーンズ攻撃時に一塁側内野席からエキサイトシートに入ってきた。

02

 

直前の五回裏にファイターズは稲葉と小谷野栄一の、ともにこの試合二本目となる本塁打で7対5と勝ち越し、ファンとしても上機嫌なシチュエーション。C☆Bはエキサイトシートのファンと遊びながら、六回表の攻撃が終わるのを待つという感じだった。

ところが、そこに横やりが入ったのだ。

東京ドームの係員がC☆Bのアテンドの女性に「エキサイトシートは打球が直接入ってくるところだから、インプレー中にC☆Bが何かパフォーマンスをすると、観客が試合そっちのけで夢中になって危険だから、攻撃が終わるまでおとなしくしていてほしい」というようなことを言ったそうだ。一塁側のエキサイトシートには鎌ヶ谷でよく見かけるような人も少なくなく、C☆Bも気兼ねなく楽しめると思ったのだろうが…。この後、C☆Bは仕方なくエキサイトシートの座席と座席の間にしゃがみこんでいた。幸いこの回は四番手の宮西尚生が1安打こそ許したものの、短めにマリーンズの攻撃を終わらせた。

そしてB☆BとC☆Bのそろい踏み!!

01 東京ドームのエキサイトシートは今年から昨年までに比べ、グラウンド寄りに二列増設されて四列になった。新たに増設された前二列の床はグラウンドの人工芝そのままになっており、より臨場感が増す(冒頭の写真のC☆Bの足元を注視して下さい。)。そこに熊兄弟の共演が実現するのだから、これはありがたい。子供の頃に熱くなった、仮面ライダー1号・2号の共演を思い出す。

ところがそんな、臨場感満載の独特の空間だからこそ、主催者側としては観客に万が一のことがあってはならないと、観客のムードに水を差さないようぎりぎりの所で注意を払っている。

C☆Bもアテンドも、もちろん悪意はない。ファイターズの守備のイニングだし、少しでもファンとコミュニケーションを取ろうと考えたのだろう。そして実際、敗戦処理。はこの回、宮西がマリーンズの打者をどう打ち取ったのか全く観ていない<苦笑>

C☆Bは「永遠の三歳」だが、今年でデビュー四年目である。東京ドームでもファンに可愛がられ、「C☆Bも本当に定着したな…」と個人的にも感慨にふけっていたのだが、パフォーマンスに制限が加えられた。

B☆Bが球団HPの自分のコラムで札幌ドームのフィールドシートに関して不満を述べていたが、気持ちはよくわかる。B☆Bの立場としては当然の思いだろう。今日の一件をB☆BがC☆Bから聞いたら、どう思うだろうか?

東京ドーム職員の対応は無粋でかつ、いささか杓子定規過ぎる感じもしたが、彼らとしては一言いわざるを得ないのだろう。よくよく考えれば、マリーンズの打者が放ったファウルボールがC☆Bを直撃する危険性もあるのだ。エキサイトシートにはヘルメットと左手用のグラブが常備してあるが、C☆B用の超Lサイズのヘルメットはない。

そんなことを考えていたら、七回表に五番手の建山義紀がサブローに2ランを浴び、7対7と再び同点になってしまった。何か日曜日のゴールデンイーグルス戦の再現を予想させる展開になってきておにわかに球場の空気が重苦しくなってきたが、七回裏に稲葉が驚きの三打席連続本塁打を放ち、8対7と再び勝ち越した。

3 結局この1点が決勝点となった。稲葉と小谷野、二人だけで点を取るファイターズが全員野球のマリーンズに辛うじて8対7で打ち勝った形だ。

それにしてもマリーンズは「つなぎの四番」と恐れられたサブローが八番に座り、九番に今江敏晃が座る、どこからでも点が取れる恐ろしい打線だ。そしてその打線の四番に座る井口資仁は、今はどこに投げても打たれるのではというようなオーラが出まくっている。東京ドームで打ちまくるのは、敗戦処理。が批判したからバチが当たったのだろうか。

それだけに八回表の一死一塁で建山が井口から三振を奪ったときはしびれたが…。

武田久は最終回を無難に三人で退けた。開幕第三戦の失敗をルーキー捕手とのコンビネーションの悪さと考えれば、その後二回続けての成功は光明だ。だが、武田久に昨年までのMICHEALの代わりが務まったとしても、昨年までの武田久の役を代行する投手がいないのが今のファイターズだ。建山も今日は1イニング早い出番となった結果、一度は同点にされた。

ともあれ、開幕三連敗から二連勝と、結果的には在京ファンにはたまらない結果となった。試合終了後の22番ゲート前ではいつもより長くB☆BとC☆Bのグリーティングが続いていた。やっぱり彼らはファンと一緒にしているひとときが一番楽しいのだ。

今月、もう一度ファイターズは東京ドームにやってくる。またまたB☆BやC☆B、そして多くのファイターズファンと喜びを分かち合える闘いをして欲しいものだ。

P.S.

今日のオマケ

Photo 兄貴熊もグラウンドに乱入。五回裏、この試合二本目の本塁打を放った小谷野を三本間で出迎えたB☆B。まだホームインする前(すなわちインプレー中)だ。後で怒られたりしなかっただろうか?

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