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2009年6月25日 (木)

越智大祐と山口鉄也はだいじょうぶか?

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明日(26)から同一リーグとの対戦が再開される。セ・リーグの首位ジャイアンツはいきなり2位のスワローズとの直接対決から始まるが、2位スワローズの追い上げがどうこうというより、ジャイアンツ自体の問題で厳しい展開になってきそうだ。

クローザー、マーク・クルーンのリタイヤだ。

試合日程がゆるゆるだった交流戦の後半はともかく、間もなく週に六試合というスタイルに戻る。クルーンの不在により、各リリーバーの立ち位置に変更があるだろうが、連戦連戦と続くと、ごまかしが利かなくなってしまうのではと不安なのだ…。

 

(写真:6日の対ファイターズ戦での挟殺プレーで右腕を痛めたマーク・クルーン。応急処置のために一時ベンチに下がる。)

先週、こんな記事を見かけた。

巨人西村健太朗投手(24)が、炎症を起こしている右ひじについて今月中に内視鏡によるクリーニング手術を行うことが15日までに分かった。右ひじ違和感から5月20日に出場登録を外れた西村健は、ファームで別メニュー調整を続けていた。状態は重くなく、同様の手術を行った投手の症例に照らせば、キャッチボール再開まで約1ヶ月とみられる。原辰徳監督(50)に「ウチの鉄人」と称されたタフネス右腕。メンテナンスをして復帰に備える。

(2009616日付日刊スポーツより)

今季の一軍での登板では今ひとつ精彩を欠いていたが、西村健太朗のタフネスぶりは昨年まで何度となくチームを救ってきた。第七戦までもつれた昨年の日本シリーズでも、最多登板は越智大祐でもなければ山口鉄也でもなく、西村健だった。

西村健は昨年も右肩疲労で約一ヶ月戦列を離れており、もはや原辰徳監督が言うような鉄人ぶりを期待するのは無理だろう。当初は今シーズンから先発に回るという構想もあり、オープン戦の時期には先発で投げていたが、いつの間にか頓挫した。

前置きが長くなったが、当エントリーの主役は西村健ではない。タイトルにもあるように越智や山口がいつ西村健の二の舞になっても不思議ではないと言うことを言いたいのだ。

交流戦終了までの62試合中、山口は35試合、越智は32試合に登板。二人ともチーム試合数の過半数に登板している。そればかりでなく、試合間隔の空いた交流船終盤にはイニングまたぎが増えてきた。

16日対ライオンズ戦

山口 2イニング

越智 2イニング

17日対ライオンズ戦

山口 1・2/3イニング

越智 1・1/3イニング

20日対マリーンズ戦

山口 0/3イニング(打者3人から一死も奪えず)

越智 2イニング

クルーン不在時のクローザーを越智に託しているようだが、越智の代役がいない。クルーン健在時には先発投手が6イニング投げて越智と山口で2イニング、最後にはクルーンという方程式が成り立ったが、クルーン不在により最後の3イニングを越智と山口の二人でまかなっているというのが実状だ。それにより通常なら最終回の頭から1イニングというのが相場であるクローザーの仕事がイニングまたぎや、はなから2イニングとなってしまっているのだ。

単純に考えれば、先発投手がもう1イニング投げれば大丈夫なはずなのだが、この「もう1イニング」というのが鬼門のようだ。イニングより投球数をベースに交代期を考えているとしても、1イニング分の投球数減らしというのは難しいのだろう。

となると、期待は豊田清なのだが、年齢的に連投が難しくなってきているようで臨機応変な起用が難しくなっているようだ。

それならば若手を、と言いたいところだが交流戦最終戦の21日のマリーンズ戦のように、先発要員の東野峻をリリーフに回し、ウィルフィン・オビスポ、野間口貴彦、深田拓也、木村正太とつなぐとあのザマだ。

大誤算はMICHEAL改めM.中村の絶不調だろう。

ファイターズ時代のMICHEALを知る敗戦処理。にとっては信じがたい打たれっぷりを何度もマウンドで晒した。一体何がどう、歯車を狂わせたのか?

六連戦サイクルになったら、先発ローテーションには高橋尚成と福田聡志を加えて六人編成とし、越智、山口、豊田の勝利の方程式に加え、野間口、深田、オビスポ、木村正の十三人体制にするのも一案だと思う。このくらいやらないと、先発投手の登板間隔を保ち、なおかつ越智と山口に過剰な負荷がかかるのを防げないと思うからだ。

もちろん、一軍の登録枠は28人と決まっているのだから、投手を増やせば野手を減らさねばならない。三人目の捕手である實松一成と、にしたく さんのコメントにもあったように大田泰示にその場合は二軍に回ってもらうことになるだろう。

先述した交流戦終盤の越智と山口の登板イニング例はあくまでも日程がゆるゆるになった交流戦終盤だから特別に無理をさせたものであると、出来れば信じたい。クルーンが抜けた1イニング分を代わりの投手でなく、なおかつ先発ローテーション投手の奮起でもなく、越智と山口二人で補わせようという発想では西村健のようになってしまうのは明白だ。

セ・リーグ2位のスワローズの交流戦終盤の勢いに恐れを成し、単に目先の「首位」という位置を守ることに汲々とするような真似はせず、何とかこれ以上の故障者、離脱者を出さないように原監督、尾花高夫投手総合コーチら首脳陣には自制をお願いしたいものだ。

Web版スポーツ報知によると、クルーンは早ければオールスターの前に復帰出来そうとのことだが、それが見えているならなおさら、焦ることはない。

 

二重遭難、三重遭難を招くような越智、山口の酷使を防ぐことが今のジャイアンツにとって最重要課題と言えるだろうから。

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