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2009年7月28日 (火)

ボビー・バレンタイン監督が今季限りでの退任を決意

01 27日のスポーツ紙の報道によると、今シーズン前から今シーズン限りで契約を更新しない方針を告げられていたマリーンズのボビー・バレンタイン監督が球団の意向に沿い、今シーズン限りでの退団を決意した。声明文まで発表した。シーズンが始まる前に、そのシーズンで契約が切れる監督に対し、成績の如何を問わず契約を更新しないと球団側が一方的に発表してしまった異例中の異例のこのマリーンズ騒動に一応の区切りが付いてしまった。

今シーズンはチームの成績も低迷し、イヤな予感はしていたが…。

  

(筆者注.写真はイメージです。) 

やはり、すべての根源はシーズンに入る前に、今シーズンで契約が切れる監督に対して契約を更新しない旨を発表した球団フロントにあると言わざるを得ない。どう考えてもおかしい。

以前にも書いたが、年間で30億にものぼる赤字体質から脱却するには人件費その他がかかる外国人監督にご遠慮いただかなければならないという点はまだ理解出来る。しかしそれを何故、シーズン前にあのような形で発表しなければならないのかが今もって理解出来ない。

マリーンズファンやバレンタイン監督に心酔しているファンが2010年シーズンへの続投を求めて立ち上がるのは当然で、マスコミも後任監督は誰だ等と先走った報道をヒートアップさせる。公表することで誰も得をするとは思えないのだ。

バレンタイン監督の続投を望むファンの署名は11万人を集めたという。さすがマリサポと言わざるを得ないが、もしも敗戦処理。が贔屓にしているチームで同じことが起きたら、自分もことを起こすか、あるいは署名するか、冷静に考えてみたことがあるのだが、その時の結論は「続投を求める署名はしない」であった。

何故ならば、その年限りで契約が終了する監督であれば、成績次第で場合によっては解雇されることはこの世界では常だ。契約期間を残して首を切られるケースすら少なくないようだ。であれば、まだシーズンが始まる前や、始まっていたとしてもまだ先が見えない時期に監督の続投を求めるというのも変な話だなと思ったのだ。

敗戦処理。の場合は原辰徳監督であろうと、梨田昌孝監督であろうと、トレイ・ヒルマン前監督であろうと、長嶋茂雄元監督であろうと、責任があると思えば追求する、そういう性格だからだ。

繰り返しになるが、おかしいのはあくまでシーズン前に成績の如何を問わず、契約更新をしないことを発表してしまうことであり、仮にそのことに抗議をするのであれば、その声明の即時撤回であり、そのような愚行をする人物への処分の要求だ。もちろんこれは敗戦処理。個人のスタンスであって、今回、バレンタイン監督の今季限りでの退任を阻止しようと行動を起こした方達の熱意と行動力を否定するものではない。

ところで27日付日刊スポーツではマリーンズの来季の首脳陣構想にまで言及されており、その中でヘッドコーチとして現ファイターズの福良淳一ヘッド兼打撃コーチの招聘というのがあった。はっきり言って不愉快だ。

ファイターズと福良ヘッド兼打撃コーチの契約条件がどうなっているか知らないが、現実に他球団に所属している人間の名が何故この時期に挙がるのか?

マリーンズに具体的にそういう動きをしている人物がいるのか、記者が憶測で書いているのか知らないがいずれにしても不愉快きわまりない話である。

旧ブルーウェーブ、バファローズのスカウトから2006年にファイターズのファームの内野守備走塁コーチに就任し、翌2007年には二軍監督に、そして2008年には梨田監督の就任に伴い、一軍ヘッドコーチの要職に抜擢され、今季は昨年まで不振だった打撃面も担当することになり、ヘッドコーチ兼打撃コーチとなった福良淳一。具体的に何をしているかはわからないが、チームの成績がよいので多分貢献しているのだろう<>。鎌ヶ谷で三塁コーチをしていた頃にはホームに回せそうな走者をことごとく三塁で停めてしまい、「福良渋滞」などと揶揄されていたが、その後どんどんと登り詰めていったファイターズのキーマン。名前が挙がるのは名誉なことかもしれないが、ファンとしては迷惑な話だ。

ファイターズではヒルマン前監督が優勝争いのさなかにそのシーズン限りでの退任を自ら決意して発表したことがあった。その後ポストシーズンゲームの合間に帰国して就活し、次の職場のユニフォームに袖を通すという度の過ぎた行為をしたのには呆れたが、あの時は退団の事情を納得して、感謝の気持ちで送りだそうと思えた。その意味では二年前のファイターズファンはまだ幸せだったかもしれない。

もちろんマリーンズも、まだまだこれからクライマックスシリーズ出場圏内への突入の可能性が無い訳ではない。3位ライオンズとの8.5ゲーム差は厳しい数字ではあるが、まだ絶望ではないと思う。ただ残念ながら現在とさほど変わらぬ成績で今季を終えた場合、その成績は果たして誰のせいなのか?監督の求心力や采配に翳りが見えたのか?それとも動揺させたフロントなのか?責任をなすりつけようと思えばなすりつけられる事態になるのは目に見えている。だから前述するように「誰も得をしない」のである。

一般にシーズン途中で監督を替えたりすると、一時的にチームが結束し、それまでの低迷がウソのように力を発揮する例が少なくないという。それもまた迷惑な話だ。今日から始まる後半戦、マリーンズは地元千葉マリンスタジアムでファイターズと三連戦を行うからだ<苦笑>

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