« 東京ドーム最終戦を飾ったのは鎌ヶ谷育ちの二人 | トップページ | 今季のファイターズの東京ドーム主催試合での観客動員数は移転後最多に!! »

2009年8月14日 (金)

DIAMOND DREAMSに行ってきました。

Photo_2 ファイターズの今季最後の東京ドーム主催試合を生観戦した13日、試合観戦に先立ち、六本木の東京ミッドタウンで開催中のプロ野球セ・パ誕生60周年チャリティーアートエキシビション「DIAMOND DREAMS」を観てきた。

 

 

プロ野球セ・パ誕生60周年チャリティーアートエキシビション「DIAMOND DREAMS-テリー伊藤がこの企画のキャプテンを務めているという点に若干のうさんくささを感じていたが、過去60年を振り返るとともにこれからを考える展示ということで、とりあえず観てきた。

東京生まれで東京育ちの敗戦処理。だが、実はその半分以上を東京23区外、市外局番は03ではないし、郵便番号の頭は1でなく2で始まる地域に住んでいる。恥ずかしながら「東京ミッドタウン」自体、初めて足を踏み入れた。大人の入場料800円を払って入るといきなり旧後楽園球場の観客席が迎えてくれる。

01_3 比較する意味なのか、すぐ後ろには現在の東京ドームの観客席が設置されている。せっかくなので旧後楽園の観客席に腰を下ろしてみる。うーん、懐かしい感触だ、というのはウソでさすがに後楽園球場のイスの感触を覚えてはいない。そして撮影の準備を始めると、係員から展示物の中でWBC出場選手のユニフォームだけは撮影禁止なので撮影しないようにとの説明を受けた。入口でチケットを買った時に説明を受けて以来二度目だ。

見ると壁には今春のWBC出場選手のユニフォームが飾られているが、ここだけ撮影禁止。野球体育博物館に展示されているものは記憶では撮影可能なはずだが、この会場では禁止されている。一説によるとWBCに参加した各国のユニフォームの肖像権を管理しているのがWBCを運営する組織であり、その組織が営利活動を管理しているので肖像権に関して制約が厳しいので、五輪などで着用する日本代表のユニフォームをWBCでだけ着用しないとのことだが、こういう展示にも影響が出ているようだ。

また会場全体に人工芝が敷き詰められている。ゴールデンイーグルスの本拠地、クリネックススタジアム宮城の人工芝を作成している会社の全面協力で敷かれたそうだが同スタジアムのものとは仕様が異なるそうだ。いささか残念だが、一応断っているところに良心を感じるが。

往年の名選手のユニフォームも飾られている。

Photo_3 長嶋茂雄のユニフォーム。現役時代の背番号3、監督時代の背番号9033が並んでいる。

01_4 福本豊のユニフォームとスパイク。スパイクは通算939盗塁を達成した時のもの。当時の大リーグの記録保持者、ルー・ブロックの通算938盗塁を超えた時の記念のスパイクだ。またユニフォームも今となっては懐かしい「阪急ブレーブス」時代のもの。

Photo_4 懐かしいといえば「南海ホークス」のユニフォームも。こちらは80年代の低迷期を支えたエースで「山内トリオ」の一角山内孝徳のもの、ではなく野村克也のもの。いや、大阪のなんばにある南海ホークスのギャラリーには協力しなかったという話を聞いたのでひょっとしたらと勘ぐったのだが<苦笑>

各球団の現役主力選手のユニフォームも入口に展示されており、その選手の写真がポールになって会場内に掲げられている。例えばファイターズなら田中賢介。ゴールデンイーグルスなら岩隈久志。ちなみにバファローズは…

日高剛だ!

Photo_5

このファイターズとバファローズの三連戦。不謹慎ながら日高がいなくて助かると思っていたがこんなところで日高の姿を観るとは…!!

そしてこの会場の半分のスペースくらいを占め、様々なアーティストの展示が為されている。感性の鈍い敗戦処理。にはその大半が何を訴えたいのか理解出来なかったが…。

ちなみに敗戦処理。でも知っている出展者を順不同に挙げると赤塚不二夫、上原さくら、えのきどいちろう、坂井直樹、博多華丸・大吉、松村邦洋、高岡蒼甫、高橋幸宏、千秋、ちばてつや、南伸坊、モンキー・パンチ、山口もえ、リリー・フランキー(敬称略)

さすがに えのきどいちろう さんの展示物を観るとホッとする。

通路を挟んで隣の会場に入ると、こちらは体感コーナーやグッズ販売、懐かしの日本シリーズのビデオ放映などを行っている。早速、時速160km/hを体感出来るピッチングマシン!の横に左打席に立つ感覚で立ってみた。

160km ちょ、超早ぇ!

これを体感すると、マーク・クルーンはやっぱり凄いんだなと思う。真ん中でいいからストライクを投げろといいたくなる<>

投手側に近づいてみると、投げているのはクルーンではなく、ダルビッシュ有だった。

Photo_6 ライオンズ戦の予告先発を翌日に控え、調整を兼ねてバイトしているのか?

なお、この会場にジャビットファミリーのジャバ(背番号555)が一瞬だけ姿を現した。

Photo_7 敗戦処理。は運良く<>ジャバと握手出来たが、ちびっ子ファンとは一組だけ記念撮影に応じると、何故か上の画像のように逃げるように控え室に消えていった。

 

余談だが敗戦処理。はこの日一日でジャバ、C☆B、B☆Bの三人と握手出来た。幸せ者だ。リプシーやネッピーも来てくれれば…。

懐かしの展示物は、野球体育博物館でも展示されたものがほとんどのようだが、これから全国各地を回るそうなので、各地のファンには目新しいものと映るだろう。ファンが白球にメッセージを書いて現役選手のものと一緒に各地で展示する企画などは面白い企画だと思うし、過去の日本シリーズやオールスターゲームの告知ポスターも時代を感じさせてくれて懐かしい。東京ミッドタウンでは来週の19()まで開催されているというから、興味と時間のある方は足を運んでみたらいかがだろうか。特に親子連れで行くと、お父さんも子供さんも楽しめるだろう。良いコミュニケーションの材料となるだろうから。

しかしこの企画、そもそも野球ファンに広く認知されているのだろうか?13日にこの展示を観た後に敗戦処理。は東京ドームでファイターズ対バファローズ戦を生観戦し、その後にファイターズファン仲間二人と水道橋で祝杯を上げながら野球談義をしたなかでこの企画のことを話したが二人とも知らなかったし、実際に敗戦処理。が見物した13日の昼間の時間帯には客はまばらだった。東京のど真ん中であれだけのスペースを借りているのだから、入場者を多くして元を取らなければならないだろうと心配になってしまう。せめて当blogの読者の方、このエントリーを観て下さった方だけでも関心を持っていただきたいので最後にもう一度、リンクを貼っておこう。

◇プロ野球セ・パ誕生60周年チャリティーアートエキシビション「DIAMOND DREAMS

|

« 東京ドーム最終戦を飾ったのは鎌ヶ谷育ちの二人 | トップページ | 今季のファイターズの東京ドーム主催試合での観客動員数は移転後最多に!! »

コメント

まあ野球の五輪復活は難しいと思ってましたが・・・
本気で復活狙うならアメリカなんて無視して
日本が率先してロビー活動から始めたほうがいいような気がします

投稿: ニュースで暇つぶし | 2009年8月15日 (土) 22時03分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DIAMOND DREAMSに行ってきました。:

» ホークス PS3 [ホークス PS3]
ホークス PS3の最新動画や評価レビュー、攻略情報なら「ホークス PS3」へ! [続きを読む]

受信: 2009年8月15日 (土) 02時13分

« 東京ドーム最終戦を飾ったのは鎌ヶ谷育ちの二人 | トップページ | 今季のファイターズの東京ドーム主催試合での観客動員数は移転後最多に!! »