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2010年4月 4日 (日)

軽い?マーティー・ブラウン監督に厳重注意と制裁金5万円

3日の対ホークス戦で本塁上のクロスプレーの判定に不服として抗議をし、ホームベースを土で隠すなどの侮辱行為をしたとして退場処分を受けたゴールデンイーグルスのマーティー・ブラウン監督への処分が4日、発表された。厳重注意と制裁金5万円だという。

 

カープの監督時代から5年連続で通算9回目の退場処分(どちらも日本球界最多)といういわば常習犯に罰金はともかく今さら厳重注意って何なのだろうか?

ブラウン監督のこれまでの輝かしき退場処分歴は下記の通り。

2006年】

57日・対ドラゴンズ

マイク・ロマノの退場処分(審判に対する暴言)を不服として一塁ベースを二塁方向へ投げつけた。

侮辱行為で退場処分。厳重戒告と制裁金10万円(C○5-3D)

7月29日・対ベイスターズ

打席の倉義和が自打球が当たったとして走らなかったプレーがインプレー(フェア)と判定されたことに抗議。試合を17分間中断させたため遅延行為として退場処分。厳重戒告と制裁金20万円。(C○6-3YB)

8月23日・対タイガース

ストライク、ボールの判定に執拗な抗議を行ったため退場処分。厳重戒告と制裁金20万円。

※ シーズン三度の退場処分は日本タイ記録で監督としては初。(C○8-3T)

2007年】

4月10日・対ジャイアンツ

球審の判定を不服として抗議し暴言を吐き、退場処分。処分宣告後、ホームベースに砂をかけるなどの行動に出た。厳重警告と制裁金10万円(C○5-4G)

8月22日・対ベイスターズ

二死一、二塁で東出輝裕が放った三塁ゴロが相手三塁手の村田修一のグラブを抜けて走者の倉義和に当たって「守備妨害」を取られた判定に「先にグラブに当たったものではないか」と抗議。抗議時間が約20分に及んだため、試合進行を妨げたとして退場処分。厳重注意処分。(C○5-2)

2008年】

4月26日・対ベイスターズ

前田智徳のバントの構えがスイングと判定され、抗議の歳に球審に暴言を吐いたとして退場処分。厳重戒告と制裁金10万円。(C○2-1YB

2009年】

4月7日・対タイガース

一回表の攻撃で栗原健太の左中間二塁打で一塁からホームを狙った天谷宗一郎がクロスプレーでアウトと判定され、激高。暴言を吐いたとして退場処分。厳重注意と制裁金5万円。(C●1011T)

8月27日・対スワローズ

スコット・マクレーンが打席でのハーフスイングをスイングと見なされたこよに抗議して審判を侮辱する発言をしたとして退場処分を受け、それを不服として抗議したブラウン監督も審判に対する侮辱行為として退場処分。厳重注意と制裁金5万円。(C○7-6Ys)

ブラウン監督が退場処分を受けた試合の勝敗は、2006年の最初の退場処分から6戦6勝だったため一部のファンやマスコミがこれを「神話」化したり、ベースを外して投げたり、ベースを土で隠す行為をパフォーマンスとして面白おかしく取り上げるため、連盟からは制裁処分を科されるものの「許される行為」と見なされかねない風潮がある。

ファンはともかく、マスコミまでがその風潮を是としてメディアに乗せるのが敗戦処理。には気にくわない。

3日の退場処分を報じる4日の日刊スポーツでも「ブラウン監督楽天初退場も実らず」との小見出しをうたっている。もういい加減にしろ!と言いたい。

審判の判定に対する抗議が度を超せば退場処分になるのは野球界の常識。それを過去四年間で合計8回も受けている監督に対し、「厳重注意と制裁金5万円」はどう考えても軽い処分と言わざるを得ない。監督、コーチとして通算7回の退場処分を受けた大沢啓二元監督「何回もやると、だんだん罰金が高くなるんだよ」と嘆いていたが、上に書いたような履歴を見るとあながちそうではないようだ。抗議そのもの以外のベースを投げたとか、土で隠したとかの付随する行為で処分、金額が決まるのだろうか?

ブラウン監督の退場処分にはいわゆる暴力行為がない。だから出場停止などの重刑にはならないとも考えられるが、これだけの回数を重ねると、もはや暴力行為並みの重刑を科しても良いのではないか。

審判員への侮辱行為は野球の試合の進行を司る審判員という存在の重さを考えれば、野球そのものへの冒瀆と言い換えても決して言いすぎではないと思う。また、ベースを引き抜いたり、ベースを土で隠すという行為は、朝は早くから、また試合終了後には夜遅くまでプレーヤーとファンのためにグラウンドを最高のコンディションに保つために最大限の努力をしているグラウンドのスタッフに対しても失礼だ。敗戦処理。は自分の不甲斐なさを棚に上げてバットやボールを投げ捨てたりする行為も断じて許さない立場であるが、グラウンドに対して八つ当たりをするブラウン監督のような行為も許せない。

選手、コーチ、監督も生活のすべてをかけて試合に臨んでいるのだから、時に許せない、理不尽な判定に感情をあらわにするのは仕方ないとは思う。しかしブラウン監督はその頻度が高すぎる。グラウンドという聖地に対する敬意が足りなさすぎる。

 

 

敗戦処理。のこうした考え方は堅苦しすぎるのだろうか?

マスコミはブラウン監督の何度も繰り返される抗議スタイルを、ファンを喜ばせるパフォーマンスだと評価しているのだろうか?そうでないのならば、ブラウン監督や甘い処分しか下さない機構を糾弾する姿勢を示して欲しい。

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