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2010年5月12日 (水)

【衝撃】野村克也名誉監督入院!!

驚いた。

 

 

昨年までゴールデンイーグルスを率い、退任して名誉監督に就任した傍ら、評論家として各方面で活躍中の野村克也氏が12日、解離性大動脈瘤という病気で入院したというニュースが入ってきた。野村名誉監督は昨年まで現役監督としてユニフォームを着ていたが、日本代表監督在任中に倒れたジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督や、合併球団の初代監督として火中の栗を拾い、大役を全うした後に逝った仰木彬さんと同学年である。ユニフォームを脱いだノムさんの大所高所から忌憚のないぼやきを楽しみにしているファンも多かろうが、ひとまず健康第一。ゆっくりと治療に専念して欲しいものだ。

とはいうものの敗戦処理。は解離性大動脈瘤という病気を知らない。こんな病気だそうだ。

解離性大動脈瘤とは…

HGKさん宛のコメントでも断ったように敗戦処理。は野村克也という人物を神格化する気など毛頭無いが、入院と聞いては放っておけない。ノムさん、来月には75歳だ。当たり前だが若いとはいえない。

野村名誉監督は昨年、ゴールデンイーグルスを球団創立五年目にしてリーグ二位にまで押し上げていったが、一年契約だったこともあり、本人は続投を希望していたにも関わらずゴールデンイーグルス球団は契約を更新しなかった。経緯においてはいろいろとドロドロがあったようだが、敗戦処理。的にはそろそろユニフォームを脱いでいただきたいと思っていた。だいたい、前述のミスターや仰木さんにしろ、彼らよりは年下の世代だが王貞治ホークス会長にしろ、特定のカリスマに日本の野球界は(そしてファンの我々も)頼りっぱなしだ。だからといって北京五輪に一世代下の、大学時代からの仲良しグループに任せたらあの結果だったのだが<苦笑>、いずれにせよ楽をさせてあげたいものだ。

 

王会長の博多祇園山笠の姿を観て「痩せたな」とも思ったがほほえましく感じられた。天国の恭子さんもそう感じておられたのではないか。

ちなみにノムさん、11日付けのサンケイスポーツ「ノムラの考え」ではここまでの今シーズンの総括に、信じがたい中心打者の低打率ぶりを斬っている。セの二冠王、アレックス・ラミレスにしても打率は.245に過ぎない。以下ジェイミー・デントナアーロン・ガイエル村田修一稲葉篤紀松中信彦金本知憲といった各球団の錚々たる中心打者がいずれも打率二割五分を割っている(以上5月10日現在)。「中心なき組織は機能しない」を持論とするだけに、黙っていられないようだ。まだまだ健筆をふるって欲しいが野球シーズンは長い。焦らず治療を最優先していただきたい。そして退院記者会見で開口一番、

「まぁ、『憎まれっ子世にはばかる』と言いますからね。それにサッチーが休ませてくれんのですよ。明日から予定びっしり」

なんていう姿が見られることでしょう。

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