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2010年8月25日 (水)

来季からジャイアンツ球場でナイトゲームが出来るようになるそうだが

Dsc_0302 24日の各スポーツ紙によると、ジャイアンツのファームの本拠地、ジャイアンツ球場に今季終了後のオフに照明設備を付け、来季からナイトゲームや夜間練習が出来るようになるとのこと。滝鼻卓夫オーナーや清武英利球団代表が「第二の二軍」構想を掲げるなどさらなる選手の拡充、底辺の拡大を目指すジャイアンツが、本拠地にナイトゲームを行える環境を整えるとともに、試合増に対応できるようにする。ジャイアンツ球場に近い多摩市に住む敗戦処理。にとっては願ってもない話のようだが…。

(写真:午後6時過ぎのジャイアンツ球場。来季からはこの時間からもう一試合可能!? 2010年5月撮影)

記事によると、例えばナイトゲームが出来るようになると、イースタン・リーグ公式戦と、主に社会人のチームと対戦するシリウス・ゲームなどを一日で消化でき、育成選手を含めた、多くの選手達の試合機会を増やせるという目論見だそうだ。現在、ベイスターズのファームのシーレックスの本拠地の横須賀スタジアムにナイトゲーム設備があるが、球団自前のファーム本拠地でナイトゲームの設備を持てば、ジャイアンツが初めてになるという。余談だがファイターズスタジアムの場合はナイトゲームを行うと、その照明の明るさで虫が寄ってきて近隣の梨畑に害を及ぼす恐れが強いので設備を付けられない。

昨年秋に十二球団随一の室内練習場が完成し、その上にナイトゲーム用の設備が出来れば、練習環境としては群を抜く環境になることは間違いあるまい。

ただ、気になることがある。

十二球団随一の室内練習場が稼働した今季からジャイアンツ球場でのイースタン公式戦の入場料が700円から1,000円に値上げされている。球団から特に説明はないが、この値上げと室内練習場建設が全く無関係とは思えない。その上に記事によると総工費4億円にも上るナイトゲーム用の改築を加えたら、来季はさらに入場料を上げることになるのかという不安だ。

一日に二試合出来るといっても、これまでフューチャーズの試合やシリウス・ゲームは入場無料で行っている。その例に従えば、一日に二試合行ったところで電気代などのコストばかりが増大し、入場料収入が増えないということになる。それでも無理に入場料収入を増やそうとすれば、値上げ以外にない。

あるいは一日に二試合などとは考えず、真夏などにデーゲームを減らしてナイトゲームを増やし、隣のよみうりランド利用者を取り込むとか、他のことを考えた方がいい。

正確に調べた訳ではないが、現状ではジャイアンツはファイターズやシーレックスに比べて本拠地球場での土日開催が少ないように思える。関東近郊を含め、地方に出て主催試合を組むケースが他球団より多い様に思える。これまでそうした試合を何度か観た印象では球場前に読売新聞や報知新聞のテントが並び、拡販のPRなどをしていることも多い。たまに本拠地を飛び出すことは悪くないと思うが、親会社の拡販戦力の一環として、利用されている印象があった。

それが来季は、4億円の元を取るために土日にジャイアンツ球場での開催が増えるのなら、地元とは言えないが多摩市在住の敗戦処理。には願ったり適ったりなのだが、これまで述べてきたように入場料を二年連続で値上げしてファンから回収しようとするのならはた迷惑だ。

* 実際には敗戦処理。の場合はファンクラブに相当するG-poの有料会員なのでカード提示で無料で観戦出来る。

選手にとってはこの上ない環境が整い、レベルアップしてファンの期待に応えられるようになり、それが一軍の公式戦にお金を落とすファンを満足させることにつながるのなら、設備増強は大歓迎なのだが、ファームの試合を観戦するファンにしわ寄せが来ないように何とか方策を考えて欲しい。

例えばファンサービスとして時折行われる、試合後のグラウンドでのキャッチボール大会などがダブルヘッダーでは出来なくなる。毎度毎度昼夜で二試合という訳ではないだろうから、日程の合間にファンサービスをふんだんに盛り込むことも考えて欲しい。

Dsc_0178

ただ、ファンサービスとなると真っ先に思いつくのは地域に密着した活動だが、ジャイアンツは複雑だ。最寄り駅の京王相模原線・京王よみうりランド駅は東京都稲城市だが、ジャイアンツ球場は神奈川県川崎市にある。次の日曜日、29日の対ライオンズ戦は「稲城市民デー」を川崎市で行うということになる<苦笑>。ファイターズと鎌ヶ谷市、シーレックスと横須賀市のような本当の意味での地域密着がうたいづらいのも事実だろう。開き直って調布から相模原市の橋本に至る京王相模原線沿線一帯をターゲットにするのも手かなとは思う<>が、実はファイターズのファームですら、本来はマリーンズの保護地域である千葉県の片隅でのサービス活動に若干の制約を受けるというから、派手で継続的なイベントを実施するのも難しいのかもしれない。

もっともそれら以前の問題として、昨年からせっかくファーム専用のマスコット、背番号1105のジャビットのイトコを登場させておきながら、今季敗戦処理。が土日に観戦した時には(一軍がビジター遠征中で同行していない)ジャバやジャビィを登場させるちぐはぐなファンサービス展開をしているレベルなのだが…。

 

ナイトゲームの物珍しさに最初のうちは観客が増えるだろうが、そこで勘違いしないことを祈るばかりである。

最後に余談だが、夜間の「巨人への道」の利用には制約をつけるべきだろう。

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コメント

昔からおじん様、初めまして。コメントをありがとうございました。

> 鎌スタに屋根ほしいですね。お年寄りも多いし。いつか熱中症で大惨事になる前に。


今日も鎌ヶ谷に行ってきましたが本当に暑かったですね。

全体を覆うというと、とてもそんな費用を出せないでしょうから、ネット裏の一部とか、雨を避ける意味でもあった方が良いかもしれませんね。

特にネット裏に高齢の方が多いですからね。

投稿: 敗戦処理。 | 2010年8月29日 (日) 01時34分

鎌スタに屋根ほしいですね。お年寄りも多いし。いつか熱中症で大惨事になる前に。

投稿: 昔からおじん | 2010年8月28日 (土) 20時40分

多摩虫様、早々のコメントをありがとうございました。

> まあ、野球ファンと地元住民の両方が来やすい環境を作ってほしいですね。

私は京王線で行きますが、小田急線沿線の方にとってはどうなのでしょうかね?遊園地を越える感じでアクセスが今ひとつな気が…。

「よみうりV通り」が開通した時に稲城市長は祝電だけでしたね。友好関係にあれば良いのですが。

投稿: 敗戦処理。 | 2010年8月26日 (木) 01時12分

僕は川崎市に住んでいますが、家の近くにはジャイアンツの選手・コーチのサインや写真が飾られた飲食店が多いです。
それを見た時には「意外と浸透してるのかな?」と思いましたが、やはり二つの地域に跨ってるからといって、いいとこ取りできない難しさがあるのですね(稲城市の状況には詳しくありませんが)

まあ、野球ファンと地元住民の両方が来やすい環境を作ってほしいですね。

投稿: 多摩虫 | 2010年8月26日 (木) 00時35分

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