斎藤佑樹は本当に大丈夫なのだろうか!?
今日の佑ちゃん登板試合を生で観た感想を一言で表すと、
「ロッテ浦和球場でなくてよかった!」
に尽きる。
スワローズにとっては降って沸いたような、「台風18号」の襲来。ただでさえキャパの少ないネット裏のスタンドの最上段とその一段下を報道陣席と指定したため、開門してすぐにスタンド席は埋まってしまった。9時頃にスタッフが報道陣のための席を確保し、9時過ぎに開門したそうだ。正直、敗戦処理。はこの球場の開門時間というものを今まで意識したことはなかった<苦笑>。結果、敗戦処理。はスタンド席に座れずネット裏のグラウンド目線のゾーンで立ち見となり、試合前を含めれば約6時間30分の間、ほぼ立ちっぱなしだった。立ちっぱなしという選択は敗戦処理。の勝手だが、おなじみの土手の観戦すら好位置をキープするのは困難だった。
これは試合開始30分ほど前の土手の一部だ。敗戦処理。がこのヤクルト戸田球場で生観戦するのは一年に一試合あるかないかだが、誰しもが「こんなのは初めてだ」と口を揃えていた。土手観戦組を含めると、一体何千人の人がこの試合を観ていたのだろうか…?土手で観戦された方の中にはもっと近くで観たかったと感じられた方もいるだろうが、ヤクルト戸田球場特有の立地が幸いしたとも言える。ロッテ浦和球場だったらと考えるだけでも怖い。
戸田公園は桜も満開なのだが、この満開の桜を見物するにはグラウンドに背を向けなければならないのが玉に瑕<苦笑>。
ちなみに敗戦処理。が生観戦したゾーンはバックネット脇、三塁側のグラウンド目線の高さのゾーン。
目の前で池山隆寛打撃コーチが、ドラフト1位ルーキー山田哲人にトスバッティングをしていた。
練習中の佑ちゃんも目の前に!
こんな特等席だ(席はないけど…<苦笑>)。すぐ隣が関係者以外立ち入り禁止エリアで、このエリアにはフジテレビの三宅正治アナや今晩の「すぽると」を担当する田中大貴アナ、松村未央アナの姿があった。
試合中もファイターズ球団のスタッフが試合を注視していた。敗戦処理。がいたゾーンも最前列は鎌ヶ谷の常連さんが先に来ており、試合開始直前には大量の「佑観マダム」に取り囲まれ、身動きが取れなくなった。座ったらグラウンドが見えなくなるので、インプレー中は立ったままでいなければならない。
ようやく試合開始。今日の最大の注目が佑ちゃんの登板であることは佑観マダム様も敗戦処理。も変わりはないが、斎藤佑樹のお目付役として斎藤登板中にはマスクをかぶる中嶋聡コーチ兼任捕手にも要注目だ。ちなみに敗戦処理。の隣の佑観マダム軍団の豆知識によると「今日の捕手の人は松坂が新人の時も担当だった人」とのこと。間違ってはいない<笑>。
余談だが試合前のシートノックの締めはスタメン捕手へのフライノックというのが相場だが、今日の試合前のシートノックでは中嶋へのフライノックはなかった。ノッカーも気を遣ったのだろうか…。
一回表のファイターズ打線がスワローズ先発、平井諒の前に無得点に終わり、佑ちゃんがマウンドに上がる。
斎藤はいきなり、先頭の山田哲人に一、二塁間を破られる。
前述の通りこの山田はドラフト1位ルーキー。それは即ち斎藤の外れ1位を意味するが、積極的にチャンスを切り拓いた。この後、続く荒木貴裕の遊ゴロを今浪隆博が一塁に悪送球して無死一、二塁とすると、三番の上田剛史にライト前に運ばれ、あっという間に1点を失った。斎藤は前回登板のゴールデンイーグルス相手のチャリティーマッチでも立ち上がりに3失点したが、どうも立ち上がりに難がある。この後は四番の宮出隆自を遊ゴロ併殺に打ち取り、何とか1失点にとどめた。
斎藤は打線が上位に戻る三回裏、一死から山田に打ち取ったあたりながらライト前に運ばれ、この打球をライトの大平成一がお手玉するワンヒット・ワンエラーで二塁に進まれると、荒木四球の後、二死から宮出にセンター前のハーフライナーを打たれ、センターの関口雄大が前に突っ込むも一歩及ばず安打となり、2失点目。
下位打線となった二回裏は完璧に抑えていた印象があったが、一、三回と上位打線になると打たれる。バックの守備に難もあったが、いずれの回もタイムリーヒットを打たれたのは紛れもない事実。もちろん佑観マダム様達は足を引っ張った人のせいにしている。
平井に抑えられていたファイターズ打線は五回に反撃開始。
一死から谷口雄也、西川遥希のルーキーコンビの連打で一、二塁。佑観マダム様達は佑ちゃんと同期というだけで高校卒ルーキーコンビにも応援してくれるからありがたい<苦笑>。ここで岩舘学が四球を選んで一死満塁とすると、今日三番に抜擢された杉谷拳士が三遊間を破りまず1点。
またまた因みに佑観マダム様によると、この杉谷は「キャンプの時に佑ちゃんと一緒に沖縄の施設を訪問した選手」らしい。
続く市川卓の二ゴロで同点とし、なおも二死二、三塁から五番の今浪隆博が汚名返上のライト前安打で2点を加え、ついに4対2とファイターズがリードを奪った。
これでこの裏を佑ちゃんが抑えると勝利投手の権利を得る形になるのだが、三度目の上位打線との対戦となる五回裏。斎藤はまたもスワローズ上位打線に捕まる。
先頭の野口祥順、続く山田と連続で三遊間を破られ、荒木が送った一死二、三塁から上田にレフト前、宮出に一、二塁間と打たれ、あっという間に同点に。さらに続く森岡良介を二ゴロに打ち取り併殺かと思ったが、一塁セーフで併殺崩れとなる間に三塁走者生還で4対5と逆転される。
前回のゴールデンイーグルス戦登板では初回の3失点の後、4イニングを無失点に抑えたことが評価されていたが、今日は上位打線に回る度に失点を重ねている。しかも相手はファームの打線。一軍クラスの選手がラインアップに加わっているというのでもなく、本当にこれで大丈夫なのだろうか…?
スワローズは五回に崩れた平井を諦め、六回からサウスポーの渡辺恒樹にスイッチ。渡辺はこの回を三人で抑え、七回も先頭の左の西川を一塁ライナーに仕留めると、右の岩舘を迎えたところで一場靖弘にスイッチ。
ところがこの一場が大誤算。
岩舘と杉谷に連続四球を与え、市川を迎えたところで一死も取れず佐藤賢にスイッチ。
尾崎はファイターズファンと佑観マダム様達の期待に応え、ライト前に運んで岩舘を還し5対5の同点とする。続投中の佑ちゃんの敗戦投手が消えることになり、佑観マダム様達は尾崎の名前も記憶に刻んだことだろう。ただこの場面、最悪で併殺でチェンジの可能性もあったのだが、ベンチ前にキャッチボールをする佑ちゃんの姿は無く、もう降板するのかと思われた。
続く今浪三振(その間に尾崎が二盗成功)で二死二、三塁となると中嶋聡がそのまま打席に。中嶋はここまで三振、三振、右飛。中嶋の六番起用は打力というより、普段打席に立つ機会の少ないコーチ兼任捕手にどうせなら打席の機会を多く与えよう、ただクリーンアップという訳にはいかないというニュアンスと思えた。ただこの打席でも代打が送られないところを見ると、佑ちゃんさらに続投もあるかと思ったら、ようやくベンチ前で佑ちゃんがキャッチボールを始めた。
二週間前に42歳になった超ベテランは見事にレフト前にはじき返し、杉谷が生還してファイターズは6対5と勝ち越した。
こうなると佑観マダム様達にとって佑ちゃんと二十歳違う超姉さん女房は神様扱いである。七回裏は佑ちゃんにとって懸案の上位打線との対戦だったが、既に三安打を浴びている山田を遊ゴロに打ち取るなど一番からの打線を三者凡退に抑えた。冒頭の写真は最後のイニングを終えてベンチに戻る時に中嶋と打ち合わせをしているシーン。
佑ちゃん降板で少しはネット裏も静かになると思ったが、何を思ったか佑観マダム様軍団は場を離れないのだ。大学時代から佑ちゃんを追いかけているらしく、「日米野球の時もリードされたけどまさかの逆転勝ち」などと何年か前のエピソードをしつこい程に繰り返したり、とにかくすべてが佑ちゃんを基準に野球を語るのである。だからこそ佑ちゃん降板とともにお引き取りなさるのかと期待したが、何故か居続け、野球のネタが尽きると地震や原発の話で盛り上がる始末。正直、敗戦投手にならなくて良かったと思う…<苦笑>。
八回は大塚豊が抑え、九回表に1点を加えて7対5とすると、九回裏は今季、勝ちパターンの最終回に投げることが多い多田野数人が抑え、ファイターズが逆転勝ち。
佑ちゃんは勝利投手となった。
【10日・ヤクルト戸田】
F 000 040 201 =7
Ys 101 030 000 =5
F)○斎藤、大塚、S多田野-中嶋、渡部
Ys)平井、渡辺、●一場、佐藤賢、松井光-衣川、新田、中村
本塁打)両軍ともなし
ファーム相手に7イニングで5失点。これで本当に17日と言われる公式戦初登板で通用するのかという疑問をほとんどのファンは持ったのではないか。新人とはいえ一軍で先発ローテーションに入る投手なら、イースタンでの登板ではそれこそ上から目線で抑えて欲しいものだ。今回は開幕の時期がずれる特殊な事情ゆえ、一軍の先発ローテーション投手がファームの試合に登板するケースが例年以上に目立つ。昨日のこのカードにはボビー・ケッペルが先発したし、スワローズは村中恭平、館山昌平のリレーだった。ファイターズでは武田勝が二度もイースタン公式戦に先発した。敗戦投手になった例もあるが、これほど打たれたのは斎藤くらいではないだろうか…。
ただ、斎藤のテンポの良さは好感が持てた。失点した回も含め、投球のテンポが速いのは感心した。これは必ずしも敗戦処理。が立ちっぱなしだったからではなかろう。かつての上原浩治並みかもしれない。中嶋聡も一役買っていたのだろうが。そして被安打9本すべてが、内野手の間を抜けるとか、外野手の前に落ちるとかで、外野手の頭を越される打球は一つもなかったことは特筆すべき点だろう。何しろ外野フライすらないのだ。そこに斎藤の一軍での生きる道があるのかもしれない。
最後に気になる点が一つ。
このところイースタンの試合で復活の足がかりを見せていた高橋信二が、スタメン発表では「四番・一塁」ということだったのに一回表の打席で代打に市川を送られ、試合に出場しなかったのだ。
試合前の練習ではバックネット付近でトスバッティングをするなど元気な姿を見せていたのだが…。
P.S.
今日の特典映像
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コメント
えふひとすじ様、コメントをありがとうございました。
> 日曜は大変お疲れさまでした。
お疲れ様でした。
あれから二日。一応腰は大丈夫です<苦笑>。
> じつに佑観マダム様方の生態を生々しく描写されとっても参考になりました(爆)
ははは。侮ってはなりません。
「ダルビッシュさんでも7点取られるのよ。佑ちゃん5点で勝利投手だから充分よ」
とか話している姿が目に浮かびます。
なお、ある人から「佑ちゃんの写真が少ない!」と指摘を受けたので一枚増やしておきました。
投稿: 敗戦処理。 | 2011年4月12日 (火) 23時44分
あほの子様、コメントをありがとうございました。
> 実感されたとおり、普通のマダムなので野球よりも個人への関心が高くなるのは否めませんが行動力購買力はすごいですw
斎藤君が去ってから早速、六大学は観客減、雑誌も一誌減と影響でております(哀)
そういえば戸田の佑観マダムも去年あったパンフレットが今年はなかったとか言っていました。
彼女達はこの試合の前の日には早大の試合を神宮に観に行っていたようです。
今年の早稲田の主将がイケメンだそうで、佑ちゃんに続くターゲットが定まった感じでした…<笑>。
> 時々、こちらを訪問させていただき日ハム選手の理解を深めていきたいと思う次第です
私は茶化して書いていますが、これほどに、従来のプロ野球ファン以外に関心を持たれる選手は十年に一人出るか出ないかだと思います。
プロ野球人気は残念ながらジャイアンツですら人気低下が叫ばれ、かつ今回の震災後の対応もサッカー界とは好対照。
佑ちゃんフィーバーを商機と考えないようではいけません。。
拙blogはファイターズとジャイアンツの話題を中心に展開しております。
お役に立てるかどうかは保証の限りではありませんが、またお時間のある時にお越しいただき、気軽にツッコミを入れて下さい。
投稿: 敗戦処理。 | 2011年4月12日 (火) 23時19分
敗戦処理。様、日曜は大変お疲れさまでした。
いやあそれにしても、じつに佑観マダム様方の生態を生々しく描写されとっても参考になりました(爆)
投稿: えふひとすじ | 2011年4月12日 (火) 01時39分
嵐扱いせずご丁寧なコメントありがとうございます
あほの子も早稲田ファンなので、日ハムに関してはマダムたちと同レベルの知識です
実感されたとおり、普通のマダムなので野球よりも個人への関心が高くなるのは否めませんが行動力購買力はすごいですw
斎藤君が去ってから早速、六大学は観客減、雑誌も一誌減と影響でております(哀)
時々、こちらを訪問させていただき日ハム選手の理解を深めていきたいと思う次第です
投稿: あほの子 | 2011年4月12日 (火) 00時58分
昔からおじん様、コメントをありがとうございました。
初めまして…というか、以前twitterでフォローして下さった方ですよね?
> 桜きれいですねえ。今日の新聞一面も桜バックの祐ちゃん。大塚投手は良さそうですね。桜前線とともに佑観マダムも北上するんだろうな。
戸田公園の桜、きれいでした。
今年は別に自粛していた訳ではないのですが、実質的に初の花見も兼ねることが出来ました。
土手でのんびり観戦…とも考えましたが、佑ちゃんを間近に観ることが出来る希有な機会と思いましたので佑観マダムに負けない好位置を確保しました<笑>。
大塚も、投手陣が苦しくなった頃に一軍で勇姿を見せてくれると期待します。
台風18号とともに佑観マダムも北上するかもしれませんのでその折は圧倒されないよう、ご注意下さいませ。
投稿: 敗戦処理。 | 2011年4月11日 (月) 22時56分
Eagles fly free様、コメントをありがとうございました。
> 佑観マダムの皆様との観戦、お疲れ様でした。
#去年の神宮では、(慶早戦以外は)結構ゆったりと観られたのですがw
立ちっ放しだったことに加え、佑観マダムのパワーに圧倒されそうになりましたが、こちらもダテにこのチームを三十年以上も応援している訳ではないので、撮影のポジションをキープしつつ、観戦していました。
今にして思うと、これほどの至近距離で佑ちゃんを観る機会は今後もそうはないかもしれません。いい経験でした。
> どうもいろいろな意味で、年上が好き/年上に好かれるようです。
なるほど。ちなみに敗戦処理。も佑ちゃんより年上です。
> 斎藤佑投手は典型的なゴロピッチャーなので、この点は確実にファイターズ(の高い守備力を誇る内野陣)にマッチしていると思います。
そうであって欲しいです。それとテンポの良さも気に入りました。
> なお、個人的に気になるのは(敗戦処理。さんが撮られている写真でも明らかなように)、スワローズの平井投手やファイターズの大塚投手などと比べると、明らかに腰高な現在のフォームです。
> 斎藤投手はそれほど身長がないので、上半身主導で高い位置からボールを離すより、下半身主導でできるかぎりボールを打者側のポイントで離すべきピッチャーだと思うのですが、どうもそれができていません。
この写真は実際に一回裏の写真です。他のイニングも投球フォームを撮影していますが、あまりその写真ばかり掲載しても「佑観オヤジ」と思われるのが関の山なので、また別の機会に譲るとして、素人目にも特に序盤は上半身だけの力で投げているように思えました。
> 昨年故障で投げられなかった大塚投手ですが、先日ジャイアンツ球場で観たときにはまずまず大学時代のピッチングが戻ってきたように感じられました。
完全に復調すれば、空振りをとるフォークとカウントを稼ぐフォーク、バットの芯を外すシンカーっぽいフォークと、フォークの魔術師とも言うべきピッチャー(ジャイアンツ時代後期の上原投手のような感じ)ですので、個人的には昨年の榊原投手に続き、今季の大塚投手に期待しています。
その故障の前に梨田監督が、大塚は既に前年のスウィーニーより上くらいの能力というコメントがあり、多少眉唾だとしても、かなり期待出来そうだなと思ったものでした。一年遠回りしましたが、ファイターズファンを唸らせてくれる投球を期待しています。
投稿: 敗戦処理。 | 2011年4月11日 (月) 22時34分
桜きれいですねえ。今日の新聞一面も桜バックの祐ちゃん。大塚投手は良さそうですね。桜前線とともに佑観マダムも北上するんだろうな。
投稿: 昔からおじん | 2011年4月11日 (月) 22時23分
あほの子様、初めまして。コメントをありがとうございました。
> ちょw上から目線すげーなw
上から目線と言うより、真横に立たれたので横から目線です。
正直、佑ちゃんにしか興味を持たず、それ以外の選手に関しても佑ちゃんとの関連性のみで記憶しているという感じ。途中、佑ちゃんが失点したイニングではファイターズが勝っているのか、リードを許しているのかも理解していないレベルで、はっきり言って邪魔でうざかったです。
> マダムが佑ちゃんと一緒に帰ったら、それはそれで批判するんでしょ
4年間追っかけてたマダムたちは、さすがに最後までいるよ
一分一秒でも早く帰って欲しかったので批判はしなかったと思います。
しかし、よく考えたら試合が終わらないと佑ちゃんに勝利投手がつくか確定しないので、最後まで残るという行動は自然だったと思います。
> しかし、、、、肝心のピッチング心配ですなあ
全くです。それこそ上から目線で投げて、結果も出して欲しかったですね。
普通に考えて、7イニング5失点という成績は誉められたものではない。なおかつ相手はファームですからね。
これで一週間後のマリーンズ戦で好投するようなら、凄いことだと思いますが…。
注目しましょう。
投稿: 敗戦処理。 | 2011年4月11日 (月) 00時36分
ちょw上から目線すげーなw
マダムが佑ちゃんと一緒に帰ったら、それはそれで批判するんでしょ
4年間追っかけてたマダムたちは、さすがに最後までいるよ
しかし、、、、肝心のピッチング心配ですなあ
投稿: あほの子 | 2011年4月10日 (日) 23時53分
敗戦処理。さん、こんばんは。
佑観マダムの皆様との観戦、お疲れ様でした。
#去年の神宮では、(慶早戦以外は)結構ゆったりと観られたのですがw
> ようやく試合開始。今日の最大の注目が佑ちゃんの登板であることは佑観マダム様も敗戦処理。も変わりはないが、斎藤佑樹のお目付役として斎藤登板中にはマスクをかぶる中嶋聡コーチ兼任捕手にも要注目だ。ちなみに敗戦処理。の隣の佑観マダム軍団の豆知識によると「今日の捕手の人は松坂が新人の時も担当だった人」とのこと。間違ってはいない<笑>。
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これで思い出したのですが、斎藤佑投手、早大の下級生時代は2学年上の細山田捕手(現ベイスターズ)と組んでいて、この時はかなり成績がよかったのですが、細山田捕手の卒業後(斎藤佑投手が三年生の時)、一年生の杉山捕手と組んでからはイマイチ(というより、かなり)息が合っていないシーンが多くみられました。
#杉山捕手は結局捕手失格の烙印を押されてしまい、現在はサードをやっています(´・ω・`)
どうもいろいろな意味で、年上が好き/年上に好かれるようです。
> そして被安打9本すべてが、内野手の間を抜けるとか、外野手の前に落ちるとかで、外野手の頭を越される打球は一つもなかったことは特筆すべき点だろう。何しろ外野フライすらないのだ。そこに斎藤の一軍での生きる道があるのかもしれない。
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斎藤佑投手は典型的なゴロピッチャーなので、この点は確実にファイターズ(の高い守備力を誇る内野陣)にマッチしていると思います。
なお、個人的に気になるのは(敗戦処理。さんが撮られている写真でも明らかなように)、スワローズの平井投手やファイターズの大塚投手などと比べると、明らかに腰高な現在のフォームです。
斎藤投手はそれほど身長がないので、上半身主導で高い位置からボールを離すより、下半身主導でできるかぎりボールを打者側のポイントで離すべきピッチャーだと思うのですが、どうもそれができていません。
容易に空振りを奪えずに(=粘られて、結果的に)カンカラ打たれるのは、この辺りに原因があるのではないかと思っています。
#これができれば、ゴロキングとして一軍でバリバリやれるはずです
ちなみに。
昨年故障で投げられなかった大塚投手ですが、先日ジャイアンツ球場で観たときにはまずまず大学時代のピッチングが戻ってきたように感じられました。
完全に復調すれば、空振りをとるフォークとカウントを稼ぐフォーク、バットの芯を外すシンカーっぽいフォークと、フォークの魔術師とも言うべきピッチャー(ジャイアンツ時代後期の上原投手のような感じ)ですので、個人的には昨年の榊原投手に続き、今季の大塚投手に期待しています。
投稿: Eagles fly free | 2011年4月10日 (日) 23時27分