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2011年6月23日 (木)

田中賢介が今季絶望…で鎌ヶ谷一うるさい男でなく中島卓也が選ばれる理由

Bdsc_46 21日、ファイターズとファイターズファンに衝撃が走った。18日の対カープ戦で二盗を試みた際に左足首を痛めて翌19日に登録を抹消されていた田中賢介が骨折していたことが判明。今季絶望とのことだ。不動のリードオフマンにしてゴールデングラブ賞常連の名二塁手の離脱のダメージは筆舌に尽くしがたい。19日のカープ戦では今浪隆博が代役で「一番・二塁」スタメン出場を果たしたが、24日からのリーグ戦再開では内野手の補充は必至。

ここはいよいよ、鎌ヶ谷一うるさい男、杉谷拳士の出番…かと思ったが補充要員として一軍に合流したのは杉谷でなく中島卓也

中島卓也が悪いとは言わないが、鎌ヶ谷一うるさい男、杉谷を敗戦処理。は推したい。

ファームでの活躍度を考えれば、中島卓也<杉谷拳士と考えるファイターズファン(特に鎌ヶ谷に集うファン)は少なくないであろう。田中賢介の守備位置とも杉谷なら合致する。

杉谷は昨年、イースタン・リーグの年間新記録となる133安打を記録した。素晴らしい記録だが、裏を返せば一年間ファームに定着していたことになる。昨年の杉谷は4月14日に二年目で初めて一軍入りを果たしたが、試合には出場出来ずに二日間のみで登録を抹消された。その後はイースタンで打撃好調を維持しながらも一軍からお呼びがかかることはなく、イースタン・リーグに出続けて安打の記録を更新した。

今年は春季キャンプからオープン戦の初期までは一軍に帯同していたものの途中で二軍落ち。同期の中島卓也が三年目で初の開幕一軍入りを果たすのを尻目に三年連続でファームで開幕を迎えた。

三年目の今年も打撃は絶好調。ただチーム事情なのか何なのか、ポジションが一定しなかった。開幕から10試合を例に取ると、「1番遊撃」、「1番二塁」、「1番右翼」、「1番遊撃」、「1番二塁」、「2番二塁」、「1番二塁」、「1番遊撃」、「2番遊撃」、「1番遊撃」と落ち着きがない<苦笑>。それでも役割を果たし続け、5月1日の時点では打率が三割五分を超え、.354だった。しかしゴールデンウイーク真っ盛りの53日から6日までの4試合にノーヒットが続くと、7日、8日のスワローズ戦は欠場させられた。欠場は二試合だけだったが、復帰後は外野での出場が続くなど首脳陣の信頼回復はまだまだという感じだった。

それが6月に入ると再び絶好調。23日までの14試合でノーヒットは2試合だけ。ポジションもようやく二塁に固定され、9日のライオンズ戦では一試合2本塁打、16日のマリーンズ戦では5打数5安打と大暴れ。19日現在で211打数72安打 打率.341は前節終了(20日現在)時でイースタンのトップだ。5月上旬の停滞期を乗り越えての再上昇だけに好調に裏付けが伴っているように思えてならない。

そして何よりも、あの明るいキャラクターだ。常に大声を出し、チームを引っ張り、ファンをも鼓舞するあのキャラクターはチームリーダー不在となったチーム状況から見ても今こそ必要なタレントだと少なくとも敗戦処理。は考える。

しかし球団は現時点においては杉谷でなく中島を選んだ。

ここから先は憶測だ。

どのみち、田中賢介の代わりになる選手はいない。とりあえず、戦力として計算が出来る飯山裕志と進境著しい今浪隆博の併用で取り組もうということだろう。隣のショートを守る金子誠にも年齢的に適度な休養を与えなければならない状況だから、この三人で二遊間を何とか乗り切ろうと言うことなのだろう。一軍には岩舘学もいる。その状況で内野手を補充するとなると、二遊間を守っている選手に代打が起用された場合などの後に守る選手ということで、二塁であろうとショートであろうとしっかり守れる選手ということになる。その基準で考えたときに杉谷>中島ではなく、杉谷<中島ということになるのではないか。実際中島は開幕一軍入りを果たし、27日間一軍に在籍したが、7試合しか出場していない。今回も飯山と今浪をメインでと考えた場合に補充要員の出場機会は最小限にとどまってしまうことも考えられる。そうであるならば杉谷には一軍でベンチウオーマーになるよりも、むしろイースタン・リーグで試合に出続け、仮に現状で中島より守備での評価が低いとしたらそれを補う研鑽を積み、長所の打撃にさらに磨きを掛ける時期と考えて実戦の出場機会が多い方が得と割り切ってがんばってもらうしかない。

私の様な浅学なファンの目には賑やかでコツコツと安打も放つ杉谷に目が止まるが、プロの目で見ると中島の方が一枚上手で、杉谷より一軍に近いレベルにあるのかもしれない。たぶん中島の方が評価が高いのだろうが、もしそうだとしても、まず先に杉谷を一軍に挙げ、一定期間チャンスを与え、それで結果が出ないようなら中島に切り替えるというのもありだと思う。ジャイアンツの藤村大介のようにワンチャンスをしっかりと摑む可能性だってないわけではないはずだが、そこまでならないにしても、杉谷に一軍経験を積ませることも長い目で考えれば得策ではないのか。

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