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2011年6月 5日 (日)

武田久は東京ドームの呪縛から解き放されたのか…

Dsc_0175 ファイターズは5日、ジャイアンツとの交流戦に5対0と快勝した。先発の武田勝が好投。打線が二回に稲葉篤紀の本塁打で珍しく早めに援護点を与えると、六回にも四番中田翔の右翼線二塁打で加点。武田勝はほとんどピンチらしいピンチも少なく、6イニング86球を投げて無失点で降板。榊原諒増井浩俊とつなぎ、打線も終盤に追加点を入れ、50として最終回は武田久で締めくくった。ファイターズは東京ドームでの対ジャイアンツ交流戦の連敗を7で止めた。

5点差でセーブもつかない状況で武田久が投げ、無難に三者凡退に仕留めてゲームセットというわけだが、武田久と東京ドームには浅からぬ因縁がある。今日の三者凡退の好投で呪縛から解き放されればよいのだが…

(写真:九回裏のマウンドに登る武田久。吉井理人投手コーチからボールを受け取る)

交流戦でこの両チームが公式戦として対戦するようになって以来、両チームを贔屓に持つ敗戦処理。にとっては最も辛い時期で、出来ればこのカードだけは交流戦から外して欲しいとすら思っているのだが、怖いもの見たさというのだろうか、ほぼ毎年東京ドームでの対戦を生観戦している。今年こそはもうやめようとも思ったのだが、ファイターズの東京ドームでの主催試合が震災による日程変更で三試合も減ってしまったのと、日曜日なので佑ちゃんが投げるかもしれないと思い、結局今年も買ってしまったのだ…。そんな感じなのでこのカードの試合を観戦するときは一人で観戦することにしている。それはどんな展開になっても回を追うごとに無口になり、相棒がどちらのファンであっても気まずい思いをさせてしまいがちだからである。今日はスタンドからさかんにtwitterで呟いたが、試合展開に関係のない呟きがほとんどだったと思う<苦笑>

昨年の序盤からの絶不調ぶりが嘘のように好リリーフを続けるファイターズのクローザー、武田久。しかし本人がどう考えているかはともかく、ファンの間ではまだ武田久を完全復活と見なさない向きも少なくない様だ。それはシーズンを通してほぼ完璧だった2009年の最後の登板が結果的にこの東京ドームでの日本シリーズで阿部慎之助にサヨナラ本塁打を打たれたことが、そもそも昨年の絶不調の引き金になっているとの見方によるものだ。

二勝二敗で迎えた日本シリーズ第五戦。勝てば王手をかけて本拠地札幌ドームに戻れるという状況で21とリードした九回裏に当然のように武田久はマウンドに上がった。この年のレギュラーシーズンで55試合に登板、3勝0敗34セーブ、防御率1.20という好成績を残した武田久はリードした場面で登板し、引っ繰り返されたのが一度しかないという安定ぶりだ。ところがその試合で武田久は亀井義行と阿部に本塁打を浴び、わずか4球で逆転サヨナラ負け。王手をかけたのはファイターズではなくジャイアンツだった。そして札幌ドームに場所を移した第六戦でジャイアンツは日本一に輝いた。

その翌年にあたる昨年、武田久は開幕からリリーフ失敗が続き、中継ぎに降格させられた。時に敗戦処理に近い登板もあり、徐々に調子を回復していったのだが、いよいよクローザーに復帰近しというところで昨年の6月4日、同じ東京ドームで今度は坂本勇人に逆転サヨナラ本塁打を浴びた。翌日武田久は右内転筋痛を理由に登録を抹消された。その後最短の十日後に再登録され、その後はクローザーに復帰を果たすが前年のような安定感はなく、抑えたとしても冷や冷やさせる内容が多かった。

武田久が今季、いくらセーブを挙げようと、東京ドームでの対ジャイアンツ戦の呪縛を解かない限り完全復活と見なさないというファンの考えの経緯は以上の通りだ。

ただ余談だが、3月28日に阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「日本ハムファイターズ東京決起集会!」で、この呪縛説に肯定的なコラムニストのえのきどいちろう氏がゲストのファイターズ渡辺浩司スコアラーにこの件をぶつけたところ「久は性格的に引きずるタイプではない」と否定されていた。

そして今年。キャンプ、オープン戦を通じて順調に仕上がり、チームとしても武田久に代わるクローザーを等という動きはなく、開幕から武田久はクローザーを任され、確実にチームに勝ち星を導くことで信頼回復を果たしてきた。昨日までの成績は17試合で1勝0敗12セーブ、防御率0.52とここまでは完璧。あとは呪縛のある東京ドームで結果を出すだけ。

前哨戦と言ったら語弊があるかもしれないが、交流戦のこのカードの札幌ドームでの対戦で武田久はセーブこそ記録したものの今季初失点を記録した。「ジャイアンツ戦は今年も…」という不安をよぎった。何しろ昨日まで、今季の武田久の唯一の失点、自責点がジャイアンツ相手なのである。嫌な予感はあった。しかし、武田久完全復活をアピールするには超えなくてはならない壁なのだろう。敗戦処理。もそう思う。

5対0という状況でマウンドに登った。抑えてもセーブがつかない状況だが、かえって緊張感が途切れたりしてすんなり抑えきれないケースがまま見受けられる。ましてや先頭打者はまだ若手とはいえ打席でしぶとさ、粘り強さを発揮している藤村大介。若手だけに逆に変に試合を読んで諦めムードになることもないだろう。こういう選手に四球を出したりすると、つけ込まれやすいパターンだ。だが武田久は藤村を投ゴロに打ち取ると、クリーンアップを迎えても長野久義を三ゴロに、アレックス・ラミレスを右飛と苦もなく打ち取り、三者凡退であっけなくゲームセット。

Dsc_0183 ファイターズは5対0で完勝した。対ジャイアンツ交流戦、東京ドームでの7連敗をストップさせた。チームともども東京ドームの呪縛から解放されたのかもしれない。

実はファイターズが最後に東京ドームでの対ジャイアンツ戦に勝った試合では2007年6月10日のこのカード。で武田久はクローザーのMICHEALにつなぐセットアッパーという位置づけであったが、その日の当日にMICHEALが体調不良を訴え、ファイターズはそれを隠したまま試合に臨み、武田久に一人でセットアッパーとクローザーをさせるような投入の仕方をしたが、最後まで抑えきれず江尻慎太郎のリリーフを仰いでいた。また、完璧と表現した2009年も、公式戦で唯一打たれた本塁打がファイターズ主催の東京ドームでのバファローズ戦タフィ・ローズに打たれた逆転2ランであり、その試合ではその時点でKO。幸いにも味方が九回裏に追いつき、延長に入ってサヨナラ勝ちしたので敗戦投手こそ免れたが、武田久と東京ドーム…何か因縁を感じる。

厳しい見方をすれば、今日は5点差。特に九回表に内野安打二本で追加点を奪われるなど、ジャイアンツナインが戦意を喪失したかのような展開での九回裏だった。本当の意味でのリベンジはセーブが付く状況、それも出来れば1点差の最終回に出てきて、何事もなかったかのように抑えたときが完全復活かもしれない。今日はそのためのいわばデモンストレーションのような登板だったのかもしれない。

試合としては、今の両チームの状態がそのまま結果に反映された形になったと思う。

ファイターズは昨日、連続試合完封勝利連続イニング無失点をタイ記録で止められたが、投手陣の安定感は揺るぎない。一方のジャイアンツは勝っても負けても打線は低迷…。打線のてこ入れなのか、大田泰示に替えて中井大介を一軍に登録。

Dsc_0084 一塁でスタメン起用するも、カンフル剤とはならなかった。ただ、ファイターズの四番に座っている中田が二本のタイムリーを放つのを見ると大田も観たかった…。

Dsc_0155 ジャイアンツファンには今日のジャイアンツ打線がいかにも淡泊に写ったかもしれないが、これが武田勝の術中なのである。

Dsc_0074 今季、味方打線に全く援護してもらえなくても自分の仕事を淡々とこなす好投ぶりがマスコミで報じられているが、好成績の今季を除いても昨年までの通算防御率が2.74という投手だ。

 

その武田勝と投げ合ったジャイアンツの先発、セス・グライシンガーも悪い投球とは思えなかった。

Cdsc_0129 中田にタイムリーを打たれて2失点目の時点で降板させられたが、リリーフ陣を含め、ファイターズの安定した投手陣相手にこれ以上の失点を重ねるわけにいかないとの判断で早めの降板だったのだろう。

明日は敗戦処理。の予想では先発はブライアン・ウルフ澤村拓一。ロースコアの攻防が予想出来る両投手だ。今日よりは厳しい展開で武田久がマウンドに上がるケースが見込める。その時、結果がどうなるか…

P.S.

今日のオマケ

ファイターズの打撃練習を見守る梨田昌孝監督を訪ねるジャイアンツの紺田敏正

Cdsc_0045 この後ラミレス古城茂幸も挨拶に訪れた。今季から、観客が入場してからは相手チームとの私語を禁止しているはず。これはアウトでしょう、決めた以上はルールを守らないと!ルール通りに運用しないと!

P.S. 6月6日追記。 翌6月6日、武田久は東京ドームのジャイアンツ戦で2対0とリードして迎えた九回裏に登板。鈴木尚広と谷佳知に安打を打たれたものの、代打の松本哲也を三振に仕留めると、最後は昨年の6月4日の同じ東京ドームでのこのカードでサヨナラ本塁打を浴びた坂本勇人をセンターフライに打ち取ってセーブを記録した。5日の5点差での登板に続き、僅少差での登板でもセーブを記録。それも因縁の坂本を最後に封じ込めたことで、武田久は東京ドームの呪縛から完全に解き放されたのではないか…    

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コメント

HARA88様、コメントをありがとうございました。

> それにしてもジャイアンツ打線は相変わらず打てませんね。にも関わらずセリーグ3位の位置にいるのが本当に不思議です。

先日まで5試合連続完封勝利、52イニング連続無失点のW日本タイ記録をマークしていた投手陣から大量点を奪うのは普通に考えて難しいはずなのですが、二試合とも何となく先制点を与え、なかなか点を取れず、いつの間にか追い込まれという繰り返しで、5点取られるか、追加点を防いで2点のままで保ったかの違いだけで同じパターンで連敗しましたね。情けないです。

> あと私事ですが後れ馳せながら今月からツイッターを始めました。アカウントは「T6191」です。改めてよろしくお願いします。これからはジャイアンツの不甲斐なさをぼやきますよ(苦笑)

習うより慣れろ、です。

どんどん呟きましょう。

まあ、福岡に行けば変わりますよ、ねぇ、にしたく さん!?

投稿: 敗戦処理。 | 2011年6月 6日 (月) 23時27分

昨日は観戦お疲れさまでした。

それにしてもジャイアンツ打線は相変わらず打てませんね。にも関わらずセリーグ3位の位置にいるのが本当に不思議です。


あと私事ですが後れ馳せながら今月からツイッターを始めました。アカウントは「T6191」です。改めてよろしくお願いします。これからはジャイアンツの不甲斐なさをぼやきますよ(苦笑)

投稿: HARA88 | 2011年6月 6日 (月) 07時06分

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