四ヶ月遅れの開幕に乾杯!
ファイターズが東京ドームで主催試合を行うのは昨年の8月以来だ。今日は終盤追い上げられたものの最後は武田久が三人でぴしゃりと抑え、3対2で勝利した。
東京ドームでのファイターズの主催試合の試合後は22番ゲート前でB☆B、C☆Bを交えて余韻に浸るのが恒例となっているが、今日は久々の東京ドームと言うこともあって、鎌ヶ谷でよく会う人々や、ツイッターや当blogでお世話になっている人達と話し込んでいたらこんな時間になってしまった。
晴れの開幕戦であるから、今日は万難を排して試合開始からといいたいところだが、さすがに三連休明けと言うことで、有休を取るわけにも行かず、仕事も定時には終われず、東京ドームに着いたときには五回裏の攻撃中だった。
大野奨太の二塁打から始まった二死一、二塁のチャンスに打席は新四番打者、中田翔。
中田のレフトへの一振りで、クロスプレーながら大野が二塁から生還し、ファイターズが2対1と勝ち越した。
続く六回裏には稲葉篤紀にソロ本塁打が出て3対1とし、八回表に増井浩俊が1点を失ったものの最終回は武田久がいつものように抑えて3対2で逃げ切った。ファイターズらしい、ロースコアの勝負をものにしての勝ち星。個人的にも今季、ファイターズの一軍の公式戦観戦は4戦4勝となった。気分がいい。最高だ。
増井といい、武田久といい、開幕からの絶好調にそろそろ翳りが出ても不思議でない時期であると思う。それを考えると、今日の増井の失点は追いつかれなかったのだから良しと個人的には解釈している。ただ2点リードの八回表一死一、三塁で打席に草野大輔という場面で内野が中間守備だったのが今一つ理解しがたかった。三塁走者より同点の走者である一塁走者の内村賢介を注意する場面だと思うし、打者のヒットゾーンが広くなりかねない中間守備は有効なのだろうか?左打者の草野に対して二塁手の飯山裕志の守備位置は浅いように思えた。ましてや草野のセンターフライで、糸井の一か八かのバックホームが三塁走者の背中に当たったのか、捕手の大野が捕球できず草野に一気に三塁に進まれてしまったが、100%近い確率で刺せると思わなければバックホームでなく一塁走者を二塁に行かせないことを優先すべきであろう。糸井のレーザービームの送球の高さを見てダイレクト返球と判断してタッチアップした内村のセンスに舌を巻いた。送球が逸れなくても二死二塁と一打同点のピンチになっていたわけで、カットマンが偽装プレイをするなどして同点のランナーの進塁に注意してもらいたかった。
武田久は不安無く三人で抑えた感じだが、最後の二人が松井稼頭央と鉄平の代打で出た岩村明憲だったというのがここまでのゴールデンイーグルスの調子を象徴しているといったら言い過ぎだろうか?
とにもかくにも、ファイターズは約四ヶ月待ち焦がれた在京ファンの期待に応える開幕白星をプレゼントしてくれた。
そしてオールスターゲーム前の最終戦となる明日(20日)は、
ジャーン!パ・リーグに好投手が集中しているといわれる現状を踏まえると、オールスターでも観ることの出来ない投げ合いだ。ダルビッシュ有は予定通りの中六日だが、田中将大は中五日で、なおかつ前回136球を投じている。それでも敢えてこの一戦にぶつけてきた星野仙一監督の男気に応え、田中にも一層気合いの入った投球が見込めるし、ダルビッシュも先輩として負けられまい。もちろん敗戦処理。は明日も観戦予定だ。
試合終了後、例によってC☆B、B☆Bがグリーティング。
C☆Bは鎌スタ祭でゲットした337番のユニフォームでグリーティング。遅れて22番ゲート前に姿を現したB☆Bは申し訳なさそうにサイン、記念写真に応じていたが、ちびっ子ファンの求めに応じて中田や武田勝、マニアックなところでは今浪隆博のモノマネを見せていた。
今年、一軍も二軍も好調なファイターズを見ているのに、何故か物足りなさを感じていたが、それがようやく解消された。
なお、言葉を喋らないB☆Bがテレパシーで語りかけてきたところによると、明日の四回終了後にオーロラビジョンに注目して欲しいそうだ。明日東京ドームに行かれる方はカメラを手に四回終了後のオーロラビジョンに注目しよう!
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