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2011年12月 8日 (木)

ダルビッシュ有、やっぱりポスティング移籍を選択

Cdsc_0223 やっぱり…というか、ついに、というか、ようやく、というか、予て大リーグにポスティング移籍を目指しているとの報道が先行していたファイターズのダルビッシュ有が大リーグへのポスティング移籍を選択した。ダルビッシュが自身のブログで明かし、ファイターズ球団も表明した。

正直、ダルビッシュが抜ける来季のファイターズなど想像もしたくないが、これまで7年間、ファイターズとファイターズファンのために素晴らしいピッチングを見せてくれたことに感謝し、次のステージでの活躍を期待したい。現時点ではまだ大リーグ移籍が決まったわけでなくスタートに立っただけだが、「頑張れ!」と言ってやりたい。

(写真:移籍が決まれば、敗戦処理。にとって最後の生ダル観戦となった今年7月の対ゴールデンイーグルス戦で、完投勝利を挙げて雄叫びをするダルビッシュ。2011年7月撮影)

今日はベイスターズの村田修一がジャイアンツへのFA移籍を表明したり、逆にジャイアンツを自由契約になったアレックス・ラミレスのベイスターズ入りが決まったり、そのベイスターズの監督に中畑清が就任することが決定的になったとか、山崎武司10年ぶりの古巣ドラゴンズ復帰が決まったとか、ライオンズからポスティング移籍を挑んだ中島裕之の落札球団がニューヨーク・ヤンキースであることが判明したとか、野球関係のニュースが目白押しで、当blogで取り上げるのも、ゴールデンイーグルスの松崎伸吾とタイガースの上園啓史の1対1のトレードが成立したニュースか、ダルビッシュ有のポスティング移籍選択のどちらか迷ったあげく、ダルビッシュを選んだ。

正直に言うと、このオフは敗戦処理。的には覚悟を決めていた。昨オフの契約更改で、ダルビッシュは球団が提示した複数年契約を固持して単年契約を選んだ。また今オフの契約更改に対する代理人交渉の届け出を球団に対してしていないということが最近判明した。昨年はもうこの時期、残留表明はとっくに済んでいた。状況証拠は整っており、後は本人の供述による自供を待つだけという感じだった<苦笑>

また、昨今の日本プロ野球の超一流選手が順次ポスティングなりFAなりで大リーグの球団に移籍している流れを見ると、「我らのダルに限ってポスティング移籍なんかするはずがない」などと楽観視出来る神経を敗戦処理。は持ち合わせていない。新聞休刊日などに狙い打ちされる「ダル、メジャーに挑戦」の一連のスポーツ新聞の記事はほぼ全部目を通したつもりではあるが、どれも取るに足らないものばかりだった。だが先述した様に、状況証拠が整っている。遅かれ早かれダルビッシュは敗戦処理。の手が届かないところに行ってしまうだろうということは頭の片隅に置いておいた。実際にそうなった時に動揺を最小限にするために…。

主に東京ドームでの主催試合を中心にファイターズの試合を生観戦する敗戦処理。にとっては生でダルビッシュの登板試合を観る機会は年に一試合程度。今年は7月20日の東京ドームでの対ゴールデンイーグルス戦が唯一の生観戦となった。この試合は田中将大との投げ合いが二年ぶりに実現し、東京ドームに44,826人の観客を集めた。パ・リーグの予告先発制度には賛否両論ある様だが、これほど予告先発の効果が出たのは珍しい。二階席を試合のスポンサーが買い占めて貸し切りにしていたという事情はあったが、実際に二階席もほぼ埋まり、当日券は試合開始早々に完売した。

Dsc_0316 ファイターズが北海道に移転してからは最多の入場者数だったそうだ(移籍初年度の2004年はまだ概算発表だったから、多少水増しされていた発表数値よりも多かったことになる。もちろん実数発表以降は最多。)。「ダルビッシュはずっとファイターズでプレイしてくれる」と信じているファイターズファンも当然多いから、不特定多数が見聞きする場では控えていたが、「生で見ることが出来るのは最後かもしれない」と胸の内では思っていた。それが田中将大との投げ合いだったのは今にして思えば、それにふさわしいお膳立てだったと言うことになる。もちろん仮に大リーグに行ってしまうにせよ、一年でも長くファイターズでプレイして欲しいと考えてはいたが…。

まあどうせ大リーグに行ってしまうのなら、現行のルールではNPBの海外FA権を行使しての移籍だと、国内移籍と異なり移籍先の球団からの保証を得ることが出来ないから、かつてのイチロー等の様にFA移籍の権利を取得する一年前まで日本で(ファイターズで)プレイして、その上でポスティングで移籍して欲しかった。報道によるとダルビッシュが海外FA権を取得するのは順調にいって2014年。出来ればあと二年ファイターズでプレイして欲しかった。

まあしかし、決まったことは仕方ない。ダルビッシュがポスティングシステムで大リーグに移籍するというのなら、この際、日本のエースに対して、大リーグで獲得に興味を示す球団がどれだけの姿勢、即ち入札額を提示してくるか、見てやろうじゃないか。間違っても昨年の岩隈久志の様に入札額だけ高くしておいて本人との契約交渉を渋るなどと言うせこいマネだけはしないで欲しい。ここ数日の間の新聞報道で「入札額によってはファイターズ残留も…」というのが複数で見られたが、ダルビッシュサイド、あるいはファイターズサイドからの間接的な牽制球か…。

これまでの日本人選手のポスティング移籍に対する入札額で最も高額だったのは2006年オフのライオンズの松坂大輔に対する51111111ドル(当時の日本円換算で約60億円)!と言われている。5年前に比べて円高ではあるが、それは別にしてダルビッシュを欲しい球団は松坂を超える額を提示して欲しい。

しみったれた金額だったら、承知しないぞ大リーグ!

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