« ジャイアンツの新人合同自主トレがスタート | トップページ | 故・津田恒実元投手が野球殿堂入り。 »

2012年1月11日 (水)

シンプルに考える清武の乱-ジャイアンツの悲劇

Cdsc_0065 昨年1111日の清武英利球団代表兼ゼネラルマネージャー(当時)による文部科学省での記者会見に端を発したジャイアンツのお家騒動はジャイアンツが清武代表兼GMを解雇するとともに提訴すれば、負けじと清武前代表兼GMも訴訟に持ち込むという事態に。法廷でどのような展開になるかは別として、シンプルにこの問題を考えてみた。

ジャイアンツファンとして、ジャイアンツがどうあるのがベストないしはベターなのかということを…。

(写真:騒動の発端となった清武英利前球団代表兼GM<写真中央> 20111月撮影)

清武英利前球団代表兼GM(以下清武氏)が唐突に記者会見を開いて渡邉恒雄球団会長の暴挙を告発した翌日のスポーツ新聞-スポーツ報知、スポーツニッポン、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、デイリースポーツすべてに目を通した。

清武氏が問題提議した渡邉会長のワンマンぶりは、ジャイアンツファンのみならず野球ファンであれば大半の人は承知のことだが、各スポーツ紙はその問題点に言及するより、清武氏の人となりについて触れ、「どっちもどっち」というスタンスで嘲笑するかの様なものばかりだった。

時あたかも、ドラゴンズとホークスによる日本シリーズ開幕の前日。文部科学省での記者会見!という前振りの割にあの内容ということで拍子抜けさせられた腹いせから清武氏を非難する論調になった面もあるのだろう。清武氏によると日本シリーズの最中に不当な人事を強行されるのを防ぐために、日本シリーズ終了を待たずに会見せざるを得なかったとのことだが、報道機関を味方に付けることは出来なかった。そしてそれ故にこの問題提議に向かい合う報道機関は皆無に近いということになってしまった。

なら実際、ジャイアンツという球団が今季以降も強く、ジャイアンツファンの期待に応え得る球団であるためにはどうあるべきなのか?渡邉会長のやり方が良いのか?清武氏が主張した様に渡邉会長はもうその任に堪えないのか?

法律上の問題(取締役の忠実義務云々など)は別として、清武氏が訴えた様に、桃井恒和オーナー兼球団社長(当時=以下桃井社長)とともに渡邉会長に申し出て承認されたコーチ人事の一部が覆された件の是非だ。

渡邉会長の主張と清武氏の主張ではいくつか食い違う点があるのでどちらを信用した上で考察するかという問題はあるが、この件に関しては渡邉会長に同調する桃井社長が、渡邉会長が「クライマックスシリーズにファーストステージで敗退したから手直しが必要になった」と主張したのを「当然のこと」と語っていたことから、この時点で食い違いがあったことは間違いないだろう。

ポイントはここにあると思う。

清武氏と桃井社長が最初に報告した時点で、渡邉会長が「ただし、クライマックスシリーズの結果次第では白紙に戻すかもしれんぞ」なりの一言を添えていたとしたら、渡邉会長の言うとおりになるが、そうではなくゴーサインを出したのであれば、その後の撤回は清武氏の言うとおり「不当な鶴の一声で…」である。個人的には、桃井社長がコーチ人事の見直しを正当化するために言い放ったと思われる「クライマックスシリーズでの大惨敗…」云々は言ってはならない言葉だと思う。ジャイアンツが自軍とスワローズの力関係をどう捉えようと勝手だが、レギュラーシーズンで3位のチームが2位のチームに挑んで第三戦までもつれ込み、敗れた二敗もいずれも接戦だったことを考えると、いくら勝つか負けるかがすべての短期決戦とはいえ、大惨敗とは選手と応援していたファンに失礼だ。

首脳陣人事などはチームの闘いと並行して進められるべきものであろう。昨年のジャイアンツでいえば、クライマックスシリーズのファーストステージに敗退した時点で2011年のジャイアンツの闘いは終了した訳だが、状況次第でファイナルステージまで進んだかもしれないし、日本シリーズまで進んだかもしれないのだから、事前に話を進めていて、どの時点でゴーサインを出す(発表するという意味でなく、各人に正式に依頼をする)か、ジャイアンツの戦果にリミットを付けて、例えばファーストステージで敗退だったら大なたを振るうなどのデッドラインを決めておくべきなのだ。

清武氏と桃井社長が最初に渡邉会長に了承を取ったのは1020日と言われている。この時期はジャイアンツのレギュラーシーズンの順位が3位と確定していたが、まだ公式戦を一試合残していた時期である。この時点で承認を得ることによってジャイアンツの闘いが終わった後に速やかに首脳陣人事を公表出来たはずなのである。ドラゴンズの様にレギュラーシーズンの優勝争いの最中に監督やコーチで契約を更新しない顔ぶれが公表されてしまうのはさすがに如何なものかと思っていたが、水面下での下準備、下交渉は必要であろう。

ここはやはり、清武氏と桃井社長が持参した首脳陣人事構想が、了承はしたけど後でひっくり返る可能性のあるものだぞというのはいかに最高権力者であろうと、やってはならないものであろう。清武氏はこのあたりをコンプライアンス(法令遵守)上の問題と盛んに訴えているが、法令云々を持ち出すと「会社法上の取締役の忠実義務…」という論法に持ち込まれるのである。適正な手続きで業務が遂行されず、鶴の一声で覆されるという類はガバナンス(企業統治)上の問題と主張する方が勝ち目があると思う。要は渡邉会長が「クライマックスシリーズの結果次第では原監督は続投させるにしても、ヘッドコーチには場合によっては責任を取ってもらうことになるな。その時は…」と清武氏、桃井社長にフィードバックすべきなのである。江川卓にヘッドコーチ就任の話をするのも渡邉会長の仕事ではなく球団代表兼GMの仕事のはずだ。

渡邉会長といえば、夜の会合の後にホテル、料亭などから退出してくるところを報道陣に囲まれ、そこで時に発する暴言のイメージからアンチ讀賣派を中心にジャイアンツファンですら批判的に見られることが多いが、そうした傾向も含め、清武氏が明かした様な経緯で首脳陣人事などがなされるのがジャイアンツで常套化されているのであれば、敗戦処理。としてはもはや渡邉会長にはその職から退いて欲しいと思う。

では清武代表兼GMが先頭に立ってチームの編成を行っていけばジャイアンツは安泰かというと、必ずしもそうだとも思わない。

2004年8月に、当時のドラフト候補、明治大学の一場靖弘に対する裏金発覚に伴い、渡邉オーナーを始め球団幹部が退任したときに清武氏が球団代表に就任した。ジャイアンツはこの前後、2003年から2006年まで四年間優勝から遠ざかり、これは球団初の体たらくであったが、清武氏がそれまでの補強重視、補強偏重のチーム造りから路線変更し、育成を重視して育成選手制度作りに奔走したり、補強と育成のバランスが噛み合って2007年から2009年までのリーグ三連覇に結びついた点は功績として無視できないと思う。また外国人助っ人を獲得してもあまり活躍する選手がいないと見ると、日本の他球団で実績があり、契約更新時にこじれて自由契約になった選手を獲得して安全策を図る、イ・スンヨプ、セス・グライシンガー、アレックス・ラミレス、マーク・クルーンらを獲得する手法も編成のプロとしては見事というしかない。だが長期的に見ればそれらは小手先の策と見ることも出来る。海外のリーグから優良な外国人選手を獲得する事は出来ない。思わぬ宝の山となった育成選手も山口鉄也を除き、長続きしていない。ゼネラルマネージャーという肩書きで評価するとまだまだということになろう。理想をいえば、他にゼネラルマネージャーを採用し、清武氏は球団代表として大所高所からそれらを統括する立場にいるほうが、ジャイアンツにとってはプラスではないかと思う。

清武氏がジャイアンツにもたらしたメリットは他にもある。もう多くの人は忘れたかもしれないが、パ・リーグが単独で行っていたプレーオフ制度にセ・リーグが追随し、足並みを揃えてクライマックスシリーズを行う様になったのは、清武氏がセ・リーグでも同様のプレーオフ制度を行おうと他球団の首脳部を突き動かしたからだ。

半世紀以上の二リーグ制。ジャイアンツとタイガースを中心に人気では圧倒的にセ・リーグが上。パ・リーグが打開策として二シーズン制、指名打者制、予告先発制度、セ・リーグが試合を行わない月曜日に試合を組む「マンデーパ・リーグ」などの企画を打ち出して実行しても冷ややかに見ていたに違いない。そんなセ・リーグが、パ・リーグが先に採用したプレーオフに追随しようとして、普通に考えて他球団の了承を得られるとは思えない。

当時よくいわれたのが、ジャイアンツが2002年を最後にリーグ優勝できなくなったこと。2003年から2006年の四年間は優勝どころか、ろくに優勝争いにすら絡んでない。2005年に監督二年目の堀内恒夫監督がシーズン5位で終了すると原辰徳監督が返り咲いたが、翌2006年も4位に終わり、ジャイアンツは球団としては初の二年連続Bクラスという状況だった。

そんな時にパ・リーグを見るとプレーオフ制度により、2004年、2005年にはレギュラーシーズンでトップでないチームが巧く短期決戦を勝ち上がり、日本シリーズ進出を果たしていた。清武氏はここに目を付け、セ・リーグにもプレーオフ制度をと訴えた。ジャイアンツがレギュラーシーズンで3位に滑り込めば日本シリーズ進出の可能性、日本一の可能性が出てくるのだ。

パ・リーグだけがプレーオフを行っていた2004年から2006年までの三年間、日本シリーズは三年ともパ・リーグのチームが制した。特に2005年はマリーンズがタイガースに4勝0敗、2006年はファイターズがドラゴンズを4勝1敗と圧勝という印象だった。パ・リーグで日本シリーズ進出を賭けた熱い闘いが続いているときにセ・リーグでは消化試合やミニキャンプ。これでは日本シリーズに勝てないというのも当時の清武氏の主張だった。

ただパ・リーグのプレーオフ制度は2004年、2005年とレギュラーシーズンを1位で通過したホークスが勝ち上がれなかったことで2006年にはセカンドステージ(現在のファイナルステージ)にレギュラーシーズン1位通過チームに無条件で1勝のアドバンテージを付与した(2004年と2005年はレギュラーシーズンで5ゲーム差以上離れていれば1勝のアドバンテージ付与)。セ・リーグにもそれを導入されると、当時のジャイアンツには不利だと考えた清武氏は、アドバンテージ制度は試合数を減らすことになるからもったいないとの理由を付けて、2007年のクライマックスシリーズにセ・パ両リーグともセカンドステージでのアドバンテージ無し、ただし「優勝」チームはレギュラーシーズン1位チームとするという代案を出してそれに決まった。

しかし、2007年のジャイアンツはセ・リーグで優勝。そしてよりによってセカンドステージでドラゴンズに3連敗を喫し、史上初、リーグ優勝を果たして日本シリーズ出場を逃すという事態に至った。

すると清武氏はそのオフには前言を翻してレギュラーシーズン優勝チームにアドバンテージを付与しようと言い出した。試合数が減ってしまうという理由との辻褄を合わせるために、セカンドステージを3勝したら通過ではなく、4勝したら通過にするのである。要するに現在のクライマックスシリーズのやり方だ。よくもここまで自軍に都合の良い制度を提案し続け、それが採用されるものだと思うが、それが良くも悪くもジャイアンツであり、清武氏であり、NPBなのである。加えていえば、育成選手制度も結局は資金力のあるチームに有利な制度である。

清武氏の手腕を発揮する場所がどこにあるか、育成選手制度やクライマックスシリーズの導入の経緯を考えれば自ずと見えてこようというのが敗戦処理。なりの考えだ。

海外から新たな外国人選手を連れてくるより、日本で実績のある外国人選手を、契約がこじれた際により良い条件を提示して獲得する。これは資金力があるかないかで成否の大半が決まる仕事で、選手の能力、適性を見極める仕事ではない。FA補強にもこれは当てはまる。つまり清武補強は選手の能力、適性などの見極めを必要としない範囲での成功であるといえる。ということは清武氏の仕事は球団代表としては評価されるにしても、ゼネラルマネージャーでは断じてない。育成に力を入れる割には昨シーズン途中の高橋信二大村三郎の獲得は本当に必要な最適な措置だったのかも疑問が残る。

原辰徳監督がGM制を要望し、何人か候補はいたが帯に短し襷に長しで適任者がいなかったから清武氏を任命したと渡邉会長は暴露していたが、清武氏をGMにしてしまったのが渡邉会長とジャイアンツにとってのボタンの掛け違いだったといささか結果論ではあるが敗戦処理。は思っている。

オーナー、球団代表、ゼネラルマネージャー、この領域、役割分担が明確でなく、なおかつそのいずれでもない会長の鶴の一声がすべてに優先するという状態がジャイアンツにとっての最大の悲劇であると思う。なおかつ清武氏を失ったことで、ポスト渡邉の役割分担まで先が見えなくなった様に思う。

今オフの村田修一、杉内俊哉のFA補強、D.J.ホールトンの獲得もジャイアンツの「名刺」があれば出来てしまう類かもしれない。そもそも清武氏の後任に当たる原沢敦球団代表にすぐにゼネラルマネージャーという肩書きを与えてしまうところが、ゼネラルマネージャーの何たるかを理解していない証拠だと思う。

桃井社長にしても、騒動が勃発した際に現場の混乱を抑えようと、秋季キャンプ中の宮崎にすぐ飛んだまでは良かったが、原監督との会談で、「二年契約だが来年優勝を逃した場合は必ずしも…」等という話をマスコミにしてしまう当たり、それこそ清武氏の提訴理由である球団の機密漏洩と同等の問題発言であろう。そして社長や代表がその程度だと、会長のワンマン度がますます…。

各マスコミが集中砲火を浴びせた様に、清武氏も問題のある人物なのかもしれないが、毒を以て毒を制するという言葉もある。このままだと自爆という形で集結しそうだが、それは清武氏本人にとってよりも、ジャイアンツファンにとって不幸な結末かもしれない。

|

« ジャイアンツの新人合同自主トレがスタート | トップページ | 故・津田恒実元投手が野球殿堂入り。 »

コメント

西 清治様、コメントをありがとうございました。

> ナンバーウェブでも「日本プロ野球、どんなGMがベスト?」という議論がありましたが(http://number.bunshun.jp/articles/-/185076/feedbacks?per_page=10)、その中でも、日本のファンはドライになれないからアメリカのGMと同じような仕事をするのは無理という意見がありました。わたしもそんな気がします。

日本型GMでもいいので、日本のプロ野球界でもGM制度が定着して欲しいものです。

監督の人脈などでコーチが決まるのはある程度仕方ないかと思いますが、監督が他球団の監督と学生時代から親交が深かったから等という理由で、その両球団間でトレードがまとまりやすい等と言うことが発生し、誰もその事に警鐘を鳴らさないことに疑問を感じた当たりから、日本にも専門職のGMが必要なのかなと感じ始めました。

アメリカ大リーグ(や他の主要プロスポーツ)では選手OBでないGMの成功例も少なからず存在するようですが、推測ではそれは選手OBのGMの成功例というモデルケースが豊富にあるからではないかと思います。

成功例どころか、存在すら少ない日本球界では当面選手、監督経験のある人からGMを選ぶのが妥当だと思います。

編成に監督の意見を取り入れすぎると、監督が自分の契約期間にばかり比重を置いた場合、次の監督にまで迷惑がかかります。

私が以前にツイッターで高田繁のことをGMとしての唯一の成功例といった時に、他の人の名前を挙げられた方もいましたが、なぜ私が高田繁を成功例に挙げたかというと、彼がファイターズを退団した後もファイターズの成績が安定しているからです。

自分の在任期間だけ成績を挙げるのでなく、その後のチームも好成績を保っているからです。

もちろん後任の山田正雄GMの尽力もあるのでしょうが…

> あと、わたしのブログの方に、アジアシリーズ2日目と3日目の様子をアップしましたので、ぜひご高覧下さい(写真を載せておらず、文章ばかりやたら長いので読みにくいかもしれませんが)。

感想は先にツイッターの方で書きましたが、本当に異国の地で移動が大変なのでしょうね。

私も国内では無茶な観戦日程を組んだりしましたが…<笑>、お疲れ様でした。

読ませていただくと、本当にシーズンインが待ち遠しくなりますね。

投稿: 敗戦処理。 | 2012年1月22日 (日) 17時54分

敗戦処理。さん、お久しぶりです。

わけのわからないことをいう人は放っておきましょう。

> 清武氏の仕事は球団代表としては評価されるにしても、ゼネラルマネージャーでは断じてない。

> 清武氏をGMにしてしまったのが渡邉会長とジャイアンツにとってのボタンの掛け違いだったといささか結果論ではあるが敗戦処理。は思っている。

いつもながら、鋭い考察ですね。ナンバーウェブでも「日本プロ野球、どんなGMがベスト?」という議論がありましたが(http://number.bunshun.jp/articles/-/185076/feedbacks?per_page=10)、その中でも、日本のファンはドライになれないからアメリカのGMと同じような仕事をするのは無理という意見がありました。わたしもそんな気がします。

あと、わたしのブログの方に、アジアシリーズ2日目と3日目の様子をアップしましたので、ぜひご高覧下さい(写真を載せておらず、文章ばかりやたら長いので読みにくいかもしれませんが)。

投稿: 西 清治 | 2012年1月22日 (日) 09時47分

名無しさん、コメントをありがとうございました。

> 渡邊氏が嫌いな者は巨人ファンをやめれば良い。

全く意味がわかりません。

コメントをいただいておいてナンですが、ハンドルネームでいいので名前をご記入願います。

でないと、誰が誰だかわかりません。

同じIPアドレスで再び名前無しの場合、掲載を保留する、あるいはそのIPアドレスをブロックさせていただく可能性があります。

投稿: 敗戦処理。 | 2012年1月15日 (日) 19時45分

渡邊氏が嫌いな者は巨人ファンをやめれば良い。
ナベツネさんは日本唯一の「巨人のオーナー」なのだ。
他球団のオーナーは民主党の大臣と同じ小物ばかり。
ナベツネさんは日本一のオーナーなのだ。

投稿: | 2012年1月14日 (土) 22時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38724/43711101

この記事へのトラックバック一覧です: シンプルに考える清武の乱-ジャイアンツの悲劇:

« ジャイアンツの新人合同自主トレがスタート | トップページ | 故・津田恒実元投手が野球殿堂入り。 »