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2013年5月16日 (木)

マエケン体操ばかりか大谷翔平“二刀流”もルール違反!?公認野球規則3.17

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セ・パ交流戦開幕前日の
13日、プロ野球実行委員会が行われ、WBCなどでは認められていない、味方攻撃中の投手の投球練習や野手のキャッチボールを公認野球規則通りに来季から禁止することが定められた。まずはオールスター戦後から二軍戦でテスト的に実施する。

WBC参加で浮き彫りにされた国際標準に即した規則通りの運用と言ってしまえばそれまでだが、これによって例えばカープの前田健太が登板中に次のイニングの投球に備えて投球練習を開始するときに行ういわゆる“マエケン体操”も来季からは見られなくなる!?


(写真:次の回の投球に備え、味方攻撃中にいわゆる“マエケン体操”で肩や身体をほぐす前田健太。 20133月撮影)

 

公認野球規則3.17

両チームのプレーヤーおよび控えのプレーヤーは、実際に競技にたずさわっているか、競技に出る準備をしているか、あるいは一塁または三塁のベースコーチに出ている場合を除いて、そのチームのベンチに入っていなければならない。

試合中は、プレーヤー、控えのプレーヤー、監督、コーチ、トレーナー、バットボーイのほかは、いかなる人もベンチに入ることは許されない。



そもそも公認野球規則ではこのいずれにも当てはまらない味方攻撃中の投手のベンチ前での投球練習や、次の回から守備に付く予定の野手のキャッチボールを想定していない。だからアメリカ大リーグやWBCのような国際大会では認められない。

記憶を頼りに書いて恐縮だが、敗戦処理。の記憶によるとかつてイニング間の投手の投球練習が8球だったのを試合時間短縮のために5球に減らしたときに、その代替案として味方の攻撃中にベンチ前(グラウンド)での投球練習を認めたのだと認識している。ハーフタイムでグラウンド整備などが入る五回裏を除くほとんどの回で登板中の投手は味方の攻撃が二死になるか、一死でも一死一塁など併殺で即チェンジになる可能性がある時にベンチ前で軽い投球練習を始める。昨今では投手がベンチ前で投球練習をしない場合は次の回からリリーフが送られる目安に出来た。

だが、今回の動きはそうした便宜上の運用をするよりも、規則を規則通りに厳格に運用することを優先する趣旨なのであろう。それが国際標準であるならば、今回の動きにも納得できる面もある。

ただ、国際標準だからといって導入した“統一球”が現在唯一の国際大会と言えるWBCでの使用球と感触が違うものだった様に、NPBの目指す国際標準が本当に国際標準でなかったなどというオチはもうやめて欲しい。

また、ルールの厳格運用というなら数年前に定めた、スタンドに観客を入場させて以降、相手球団の選手、監督、コーチと会話を交わさないという決まりはまるっきり守られていない。これは公認野球規則3.09()を厳格に運用したものであろう。


公認野球規則3.09

ユニフォーム着用者は、次のことが禁じられる。


(2)監督、コーチまたはプレーヤーが、試合前、試合中を問わず、いかなるときでも観衆に話しかけたり、または相手チームのプレーヤーと親睦的態度をとること。


大相撲の八百長疑惑で力士間のやりとりが携帯電話でのメールで行われていたらしいことが発覚し、対岸の火事と感じずにプロ野球界もファンに疑念を抱かせないようにと他球団との私語禁止を打ち立てたまではよかったが、初年度から平気で破られていた。また公認野球規則9.02もかなりルーズだ。


公認野球規則9.02

(a)打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない。

(b)審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いがあるときには、監督だけがその裁定を規則に基づく正しい裁定に訂正するように要請することができる。しかし、監督はこのような裁定を下した審判員に対してだけアピールする(規則適用の訂正を申し出る)ことが許される。

(c)
審判員が、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって、他の審判員の意見を求めることはできる。裁定を下した審判員から相談を受けた場合を除いて、審判員は、他の審判員の裁定に対して、批評を加えたり、変更を求めたり、異議を唱えたりすることは許されない。

(d)試合中、審判員の変更は認められない。ただし、病気または負傷のため、変更の必要が生じた場合はこの限りではない。



これまた国際大会である北京五輪で星野仙一監督がちょっと判定に抗議しただけで退場処分を食らったが、日頃ルールを厳格に適用しない野球に何十年もどっぷり浸かっていたツケであろう。

試合を円滑に進めるためにそこから逸脱しないためにルールを定めているのであって、実害がないと判断されるものは柔軟に運用すればいいという意見がある。確かに一理あると思う。だが、基本的に規則として明文化されているものは守られなければならないのであり、「こんなルール、有っても意味が無いから守る必要ない」ではなく、有っても意味が無いルールなら改廃すべきなのだ。「守らなくていい」ルールがどんどん恣意的に定められたら、それは公平なスポーツではない。

ただし、日本独自のルールを公認野球規則を改定して導入するとなると、日本の野球がガラパゴス野球となるおそれがある。日本の公認野球規則が改められるのはだいたいアメリカ大リーグでルールが改められると、一年遅れで採用しているという流れだ。五輪から野球という種目が外され、MLBとメジャーリーグ選手会に牛耳られていると言われるWBCが現状唯一の国際大会であるなかでそれでも国際標準に合わせることを優先にすべきなのかという疑問もあるが、基本的には国際…というかアメリカに合わせたルール改定は仕方のない流れであろう。

ところで、もう一度公認野球規則3.17に目を通していただきたい。

“プレーヤーおよび控えのプレーヤーは、…そのチームのベンチに入っていなければならない。”を文言通りに読むと、ベンチ入り選手は試合に出ているか、ベンチに入っていなければならないことになる。NPBでは支配下選手の内の一軍登録(出場選手登録)された28人の内25人がベンチ入りするが、故障しているが出場選手登録を外すほどではない選手がベンチ入りを外れることはあるが、試合に出る可能性のある選手はすべてベンチにいるのが普通だ。

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だが、今日
(16)一軍登録のままイースタン・リーグ公式戦に投手として先発したファイターズの大谷翔平は今日デーゲームで千葉県の鎌ヶ谷市で行われる試合の登板に備え、前日(15)の一軍公式戦、ナゴヤドームでのドラゴンズ戦の出場を取りやめた。普通に考えれば前日のうちに名古屋を離れ、千葉に戻ると思われるが、この日(15)の試合にドラゴンズ戦に大谷はベンチ入りメンバーとして名を連ねていた。“控えのプレーヤー”である大谷がベンチに入っていなかったとしたら野球規則に違反していることになる。

大谷はイースタン・リーグで投手として初先発した411日のマリーンズ戦(QVCマリンフィールド)の前夜の一軍のゴールデンイーグルス戦(東京ドーム)でもベンチ入りメンバーに名を連ねながら、翌日のイースタンの試合開始時刻が午前11時と早いため、実際には試合中にはベンチにはおらず、鎌ヶ谷の寮に戻っていたと報じられていた。

予告
先発制度があり、偵察要員の必要性もない時代に、試合中にベンチにいない選手を何故ベンチ入り登録するのか不思議だが、これも杓子定規に考えれば野球規則3.17に違反すると思う。また、拙blog20121128日付エントリー次打者席(ネクストバッターズサークル) でネクストバッターズサークルに関する運用の疑問を取り上げたが、同規則によるとネクストバッターズサークルも存在しないことになる。“競技に出る準備をしている”をどう解釈するかによるのだが、アメリカ大リーグを見ても、これはせいぜいブルペンでの投球練習であろう。敗戦処理。の手元にあるベースボール・マガジン社が発行している公認野球規則によると、編者が必要と認めた説明または適用上の解釈としての【注】として3.17に対して

【注一】 次打者席には、次打者またはその代打者以外入ってはならない。

とあるから、ネクストバッターズサークルは公式なものなのであろう。もっともこれも文言通りに解釈すればネクストバッターズサークルに入ることの出来る選手を定義しているだけで、次打者またはその代打者が入っていなければならないとはどこにも書いていないのである。だとすれば主に球審がネクストバッターズサークルに誰も入っていない事を攻撃側ベンチに注意しているのはルール上の行為ではなく運用上の行為ということになる。

余談だがネクストバッターズサークルとは次の打順に備えて準備する場所であるから、そこにいる場合は待機しているのが正しいありかたであり、軽い素振りをするとか、投手の投球にタイミングを合わせて構えたりする場合はプレーの妨げにならないようにネクストバッターズサークルより後方で行わなければならない、と敗戦処理。は子供の時に少年野球で教わった。だからプロの選手でもネクストバッターズサークルでじっと待機している次打者は少ない様だ。


話を戻そう。基本的には、ルールはルール通りに運用すべきであり、もしも実態にそぐわないルールがあるのなら、それを無視するのでなく、必要に応じて実態に合わせてルールを変えればいいのだ。そして今まで曖昧に、というか無視していたルールをルール通りに運用すると決めたのなら腹をくくるべきで、統一球が元のボールに戻ったのではないかとファンに疑念を抱かせるような、元の木阿弥になるようなことは避けるべきだ。そうでないと、いずれ野球はファンに置いて行かれる。


公認野球規則3.17を厳格に運用するなら、実質的に投球練習が減る投手をどうフォローするのか、例えばマウンドでの投球練習を5球から8球に戻すことも検討されよう。公認野球規則8.03では、


公認野球規則8.03

投手は各回の始めに登板する際、あるいは他の投手を救援する際には、捕手を相手に八球を超えない準備練習をすることは許される。この間プレイは停止される。

各リーグは、その独自の判断で、準備投球の数を八球以下に制限してもさしつかえない。このような準備投球は、いずれの場合も一分間を超えてはならない。(以下略)

ルール上、一分間以内という制限の元で、投球練習数を8球に戻すことは可能なのだ。規則の改定も必要ない。

ルールを守ることは当然としても、木を見て森を見ない様な運用は避けたいものだ。充分な検討を期待したい。

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コメント

チェンジアップ様、再コメントをありがとうございます。

> 質問ですけど、イニング途中ではないんですよね?
 日本シリーズのDHない時のデストラーデはファーストしか記憶ないです、私(;^_^A。

ええ。六回の頭からだったと思います。

1992年のスワローズとの日本シリーズで、神宮で行われた第一戦、第二戦では一塁清原、三塁石毛、遊撃田辺、左翼デストラーデという布陣で臨みました。

第一戦でレフトの守備でデストラーデがサヨナラ負けに繋がる拙守を見せたので、五回を終わって2対0とリードしていたら、六回からデストラーデを引っ込めました。

普段の公式戦でもさすがに六回から引っ込められる守備の下手な選手はあまりいません。

当時のデストラーデの打撃での迫力はかなりのものでしたが、六回の時点で追加点を取ることより、もう点を取れなくなっても良いから守備を固めるという措置に広岡さんは「いくら何でも…」と思ったのでしょう。

相手の野村監督も「あんなの初めて見た」と苦笑していた記憶が…。

> 今年、阪神・大和が2番で、4打席連続送りバントを決めたら、掛布が誉めてたのですが、関根ヤクルト時代に、2番の栗山現日本ハム監督が、4打席全部送りバントを決めた時の解説だった広岡さんは、苦言を呈してました。
 「これじゃあ、送りバントしか出来ないと思われてしまう」みたいな。

栗山監督って昨年監督として結果を残してからは現役時代の名声までアップしているように思えます<笑>。

当時の打者栗山なら、監督によってはそういうシチュエーションで全打席バントというサインが出ても不思議でない選手だったでしょ。

> 栗山監督の2番の拘り(送りバントに否定的)はこの辺りにあるかも知れません。

森本稀哲が抜けてからは二番打者らしい二番打者がいないからだと思います。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年6月 1日 (土) 21時51分

再びこんばんは。
>広岡さんは、森監督が日本シリーズのDHを使えない試合でレフトを守らせていたデストラーデを、リードしていたとはいえ五回が終わったら守備固めに変えたときでも苦言を呈していましたからね。まぁ、単に森監督のやることが気に入らないだけかもしれませんが…。

 質問ですけど、イニング途中ではないんですよね?
 日本シリーズのDHない時のデストラーデはファーストしか記憶ないです、私(;^_^A。

 ついでに西武の日本シリーズネタですけど、西武が日本一になった時にフジテレビで祝い番組があって、監督とか選手が出演してて、質疑応答のコーナーがあって、ある少年が、石毛に「日本シリーズで、DHのない時はサードを清原選手でしたが、清原さんの守備に不安はなかったですか?」みたいな質問をして、スタジオが凍りついてましたけどね、アップで清原を映してましたけど、清原はマジでキレてた。
 石毛は「そんなのないですよ」としっかりフォローしてましたが・・・。

 私は広岡さん(森さんも好きだけど)の解説はチェックしてる方かな。

 今年、阪神・大和が2番で、4打席連続送りバントを決めたら、掛布が誉めてたのですが、関根ヤクルト時代に、2番の栗山現日本ハム監督が、4打席全部送りバントを決めた時の解説だった広岡さんは、苦言を呈してました。
 「これじゃあ、送りバントしか出来ないと思われてしまう」みたいな。

 栗山監督の2番の拘り(送りバントに否定的)はこの辺りにあるかも知れません。

投稿: チェンジアップ | 2013年6月 1日 (土) 20時38分

チェンジアップ様、いろいろとコメントをありがとうございます。

> マエケン体操は観たことないので、なんともですが。

あ、ご存じないですか?割と有名な前田健太の調整方法だと思ってましたが…。

> ベンチ前のキャッチボールがルール的にOUTというのは、知らなかったですね。
MLBでやらないのは、ルールでなく、ベンチでジャンパー着て座ってる方がベターという考えなんだろうと勝手に思ってました(;^_^A。

日本ではこれまでは拡大解釈で運用されていたということですね。

> 私なんかは、ベンチ前のキャッチボールには否定的ですけど。
 大抵、2アウトになってから、ベンチから出てきて始めるのですが、2アウトから長い時があったりして。その時は途中止めて、試合を観てたり、間延びしてますし。

一死でも一死一塁とか併殺の危険性があるときには始める投手もいますね。さすがに無死一、二塁で三重殺の可能性を考えて始める人はいないようですが…。

> これは知らないです。私は8球の記憶しかないですし。しかも、審判に申し出たら、8球以上投げても良かったような・・あやふやな記憶ですが。

記憶ですが8球→5球の代わりにベンチ前で準備だったと思います。あと“審判に申し出たら”ではなく“審判が認めたら”だと思います。危険球退場とか打球が当たって投手交代で緊急登板の時でしょう。

> というのも広岡さんが言ってましたが、ヤクルト監督時代にソレをやったら、マニエルが「守備が下手なのは、認める。が、交代するのなら、イニング頭にしてくれ。イニング途中で交代させらるのは、『お前は使えない』とお客さんの前で宣告してる行為で、屈辱なんだ」と。

その話は聞いたことがあります。

広岡さんは、森監督が日本シリーズのDHを使えない試合でレフトを守らせていたデストラーデを、リードしていたとはいえ五回が終わったら守備固めに変えたときでも苦言を呈していましたからね。まぁ、単に森監督のやることが気に入らないだけかもしれませんが…。

原監督が、1点リードで迎えた最終回にクルーンをつぎ込みながら、レフトのラミレスを引っ込めなかった試合がありました。クルーンが簡単にツーアウトを取ったら、そこでラミレスを引っ込めました。同点にされたら九回裏にラミレスに回る状況だったので、1点差でのクルーンを半信半疑で起用しておいて、二死走者無しになったら「もう大丈夫だろう」とばかりに守備固め。ラミレスにばかりか、クルーンにも失礼な起用法だと思い、拙blogでも批判しました。

http://mop-upguy.cocolog-nifty.com/baseball/2008/07/post_ebf4.html

まあ一般的にはイニングの途中で野手を代えるのはDH制が無く投手が打順に入っている試合で、投手と野手の打順を入れ替えるケースがほとんどだと思うので、マニエルのケースがそれだったかはわかりませんが、監督の采配、戦術の一環として選手に理解させて置いた方が上手くいくと思います。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年6月 1日 (土) 20時16分

こんにちは。
マエケン体操は観たことないので、なんともですが。ベンチ前のキャッチボールがルール的にOUTというのは、知らなかったですね。
MLBでやらないのは、ルールでなく、ベンチでジャンパー着て座ってる方がベターという考えなんだろうと勝手に思ってました(;^_^A。

 このルール変更?については、日本のあるコーチ(誰かは知りません)が「ジャンパー着て、座ってても、肩は冷える!」と怒ってたんですけどね。

 その肩を温めるというのは、大事だとは私も思ってますが、ちょっと日本は神経質になり過ぎなのではないか?と思いますね。

 昔、巨人-メッツの柏田が言ってましたが、「日本では、試合が始まってから、1度、肩を作って、出番が近づくと、もう一度作る。けど、アメリカでは、出番が近づいた時だけ。
でも、そのおかげで、球速が5km速くなった」だそうです。

 私なんかは、ベンチ前のキャッチボールには否定的ですけど。
 大抵、2アウトになってから、ベンチから出てきて始めるのですが、2アウトから長い時があったりして。その時は途中止めて、試合を観てたり、間延びしてますし。
 それなら、チェンジまで、座ってた方が、精神的にも肉体的にも良さそうな気がしますけどね。

 
>記憶を頼りに書いて恐縮だが、敗戦処理。の記憶によるとかつてイニング間の投手の投球練習が8球だったのを試合時間短縮のために5球に減らしたときに、その代替案として味方の攻撃中にベンチ前(グラウンド)での投球練習を認めたのだと認識している。

 これは知らないです。私は8球の記憶しかないですし。しかも、審判に申し出たら、8球以上投げても良かったような・・あやふやな記憶ですが。

 私なんかは、キャッチボールを止めて、マウンドでの投球練習の球数を増やした方が良いと思います。
 そしたら、野手も十分にキャッチボールが出来るし。
 
 試合時間の短縮は違う方法で、縮めるべき。

 あと野手の場合、1アウトとか途中出場とかのケースで思うのは、アメリカでは絶対やらないだろうなあ、ということ。

 というのも広岡さんが言ってましたが、ヤクルト監督時代にソレをやったら、マニエルが「守備が下手なのは、認める。が、交代するのなら、イニング頭にしてくれ。イニング途中で交代させらるのは、『お前は使えない』とお客さんの前で宣告してる行為で、屈辱なんだ」と。
 ということは、MLBではしないのだろう、と思いまして。広岡さんも「外国人の扱いの難しさを感じた」と述べてました。

投稿: チェンジアップ | 2013年6月 1日 (土) 16時45分

ハンドルネーム様、コメントをありがとうございます。

だから私は元エントリーを含め“杓子定規に考えれば”とただし書きを付けて書いているのです。

それに気付いておられないとは考えられなかったので、失礼を承知で“難癖”という言葉を使いました。

もうこの話はやめましょう。これ以上続けても建設的な会話にはならないでしょう。というか、何でそんなに挑発的なハンドルネームにこだわるのですか<笑>?

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月24日 (金) 00時29分

 難癖と取られては、心外ですので取り敢えず、私の意見を御説明します。
 本来、法律や規則は、それが設けられた背景、立法趣旨・目的などを勘案し「合目的的解釈」をするべきであると言われています。そして、文言に忠実に解釈する「文理解釈」という考え方が「文理解釈」といわれています。どちらを基本とすべきかは、 言わずもがなです。 本来、法律や規則は、その制定の趣旨がキチンと説明されてこそ意味のあるものとなります。
 しかし、野球規則は、これが公式になされたこともないようですし、特に気づいたことや問題となったことを時系列的に羅列したようですので、その目的とするところがはっきりしないのが実情です。その意味で、各条項がナンの目的で設けられ散るのかは、ハッキリせず、いろんな解釈が出てしまう余地もあります。
 ただ、今回の敗戦処理。様のご意見は、あまりにも文理解釈過ぎ、しかもその偏った解釈を元に、持論を展開されているので、老婆心ながら書き込みさせていただきました。処分の内容を考えたら、この規則の対象者は、球場内に居る人に限られるでしょう。こんも点については、だれも異論を唱えるものは以内と思われます。その意味では、既に球場を去った者は、対象とならないから、問題視する必要もないと考えるのが一般的でしょう。だからこそ、球団もそのような行動を取っているのでしょう。
 前提が正しくない論理は、読み手にとってもあまりなめらかなものではありません。今回の書き込みが「敗戦処理。」様のお気に障ったのでしたら、申し訳ありませんでした。ご容赦下さい。
 ただ、「敗戦処理。」様がおっしゃっていることは、私から見ると、「文理解釈」に該当し、それこそ「木を見て森を見ない」の例えに、そのまま当て嵌ってしまうものと思われました。これを難癖と取られるなら、仕方ありませんが。

投稿: バンドルネーム | 2013年5月23日 (木) 16時09分

“出来れば次回から、ハンドルネームで結構ですのでお名前を記入してください。”と書いた結果が私の名前から句点を取ったハンドルネームですか<笑>。


「両チームのプレーヤーおよび控えのプレーヤーは、実際に競技にたずさわっているか、競技に出る準備をしているか、あるいは一塁または三塁のベースコーチに出ている場合を除いて、そのチームのベンチに入っていなければならない。」

試合前に提出するベンチ入りプレーヤーはこの野球規則3.17の『プレーヤおよび控えのプレーヤー』のどちらかに当てはまるわけで、だとすると、“最初から球場にいない”人をベンチ入りメンバーとして登録する方がおかしいのです。

もちろん点呼を取るわけではないですから、いなくてもわからないというのはありますが。

これ以上難癖を付けるのなら別にもう来られなくても構いませんが、紛らわしいハンドルネームはやめて下さい。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月22日 (水) 23時00分

 それが問題であるというのなら、
 集合時間に、戻ってこない人間に、「それでは、集合時間に、この部屋にいないから、約束通り、この部屋から出て行ってもらう。」といってるのと同じ。そもそも対象とならないのだから、問題にもならない。厳密にも何もない。あえて言うなら、厳密に適用すればするほど、「この部屋にいないやつは、対象外」です。鬼の首をとったようにつっこむのは、恥ずかしいから辞めた方がよい。日本人でないなら仕方がないのですが。

投稿: 敗戦処理 | 2013年5月22日 (水) 11時02分

名無しさん、コメントをありがとうございます。

> 直訳も何も、違反のペナルティー球場から退去することだから、最初から球場にいない人は対象にならないでしょう。何か、解ったような口をきく前に、よく考えて見た方がよいのでは。

最初からいない事が問題なのです。大谷をベンチ入りメンバーとしてメンバー表交換の際に登録しているのですから。

まあ、あくまで杓子定規に解釈した場合で、そこまで厳密に解釈する必要はないと思いますが。少なくとも相手チームに不利益を生じさせるとは思いませんし。

出来れば次回から、ハンドルネームで結構ですのでお名前を記入してください。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月22日 (水) 00時13分

直訳も何も、違反のペナルティー球場から退去することだから、最初から球場にいない人は対象にならないでしょう。何か、解ったような口をきく前に、よく考えて見た方がよいのでは。

投稿: | 2013年5月21日 (火) 18時08分

#6様、初めまして。コメントをありがとうございます。

> 前から不思議だったんですが、MLBのルールブックには「NEXT BATTER'S BOX」と表記されています。

> どうみてもサークルですよね(汗)。何かBOXとするエピソードでもあるのでしょうかね?

恥ずかしながら全く知りませんでした。

英語が苦手な敗戦処理。ですが、“BOX”ではないことはわかります。

実はツイッターでこの公認野球規則3.17のことを話題にしたらある人から“本来ネクストバッターズサークルというもの自体ないらしいですね。
だからメジャーリーグにはないんですって”と指摘を受け、信用しかけたのですが、今週の岩隈登板試合とダルビッシュ登板試合をNHKBSの中継で見ましたら、どちらの球場にもしっかりありました<笑>。

しかし多くの方からコメントをいただき、野球規則を論じるならアメリカ大リーグの原書を英文で読めるくらいでないとダメですな<苦笑>。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月18日 (土) 20時33分

初めまして、baseball journal経由で覗きに来た#6と申します。

前から不思議だったんですが、MLBのルールブックには「NEXT BATTER'S BOX」と表記されています。

どうみてもサークルですよね(汗)。何かBOXとするエピソードでもあるのでしょうかね?

しょうもないこと書き込んですみませんでした。

投稿: #6 | 2013年5月18日 (土) 18時49分

haitos様、コメントをありがとうございます。

> 英語で読むと「実際にプレーしていない者はグラウンドに出てはならない」(さらには、関係者以外ベンチに入ってはならない)という趣旨の規則であることは明らかですが、日本語だと分かりにくく思います。
ですので、もし日本の野球規則がアメリカのものを訳しただけだとすると、大谷選手が規則違反ということはないと思います。

もちろん私も大谷やファイターズを告発するつもりはなく、日本語に訳された文言を杓子定規に解釈するとルール違反とも取れるという意味で書きました。

このルールはひょっとしたら、試合に出場資格のある選手がベンチを離れることで野球賭博に携わっている人物との接触の可能性を禁じるための措置かなと一瞬思いましたが、それが目的であれば試合から退いた選手もベンチに縛り付けなければならないので違うかなと思いました。

> 次の回から守備に付く予定の野手については、その選手自身はグラウンドに出て準備をしてもよいのでしょうが、キャッチボールとなるとその相手が規則違反となってしまうのかもしれません。
そんな感じがします。

そういう解釈になりますね。

だとすると、次の回から守備に付く選手が複数いればその選手同士でキャッチボールをし、一人でしたらフェンスにボールをぶつけて跳ね返ったボールを捕球するとか<笑>…。ダメですね。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月18日 (土) 12時27分

クドリャフカ様、コメントをありがとうございます。

> サッカーのFIFAのような全世界的国際統一機関が存在していない現状で国際基準云々などとNPBは何を根拠に言っているんでしょうかね。

なるほど。そういう意味では“国際基準”というよりは“アメリカ基準”ですね。

> MLBに言われたことを国際基準だと思い込んで、そのまま鵜呑みにしているだけのような気がします。

私はサッカーのことはよくわかりませんが、サッカー界でもFIFA創設前には特定国の基準が標準になっていたそうです。見方を変えればそういう状況を是正するためにFIFAが出来たとか…。

> 所詮コミッショナー自体が読売の傀儡に過ぎないので、何を言ってもやっても説得力はありませんが。

WBCの総括とか、他にやることはたくさんありそうですが、今一番躍起になっているのが(恩返しのつもりなのか)ジャイアンツの80周年記念米国開幕戦のようですから、もはや何をかいわんや…。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月18日 (土) 12時08分

にゃにゃしさん様、コメントをありがとうございます。

> 野球の規則って、無駄に複雑怪奇です。
だから、国際的に野球が普及しないのではなかろうか。

haitos さんからもコメントをいただいていますが、アメリカの規則を直訳しているからというのもあるでしょうね。

複雑なら複雑で仕方ないのかもしれませんが、例えば、一塁コーチ、三塁コーチはコーチャーズボックスを出てはならないと決めている一方で、明らかに出ていても、相手側の抗議がなければそのままでいいという曖昧さがあったり、投手のボークは凄い緻密と、これから新たに普及するためには煩わしいかもしれませんね。

> もっと、根本的な簡素化をはからないと、五輪復帰は無理

五輪を基準に考えると難しいでしょうね。

投稿: 敗戦処理。 | 2013年5月18日 (土) 12時02分

野球規則3.17は、この記事に引用されている部分に続いて、ペナルティー「本条項に違反したときは審判員は警告を発した後その反則者を競技場から除くことができる」とあります。この「競技場」というのは少しあいまいな感じですが、英文で読むと「field」となっており、今風に訳せば「グラウンド」でしょう。
英語で読むと「実際にプレーしていない者はグラウンドに出てはならない」(さらには、関係者以外ベンチに入ってはならない)という趣旨の規則であることは明らかですが、日本語だと分かりにくく思います。
ですので、もし日本の野球規則がアメリカのものを訳しただけだとすると、大谷選手が規則違反ということはないと思います。
次の回から守備に付く予定の野手については、その選手自身はグラウンドに出て準備をしてもよいのでしょうが、キャッチボールとなるとその相手が規則違反となってしまうのかもしれません。
そんな感じがします。

投稿: haitos | 2013年5月18日 (土) 07時16分

サッカーのFIFAのような全世界的国際統一機関が存在していない現状で国際基準云々などとNPBは何を根拠に言っているんでしょうかね。

MLBに言われたことを国際基準だと思い込んで、そのまま鵜呑みにしているだけのような気がします。

所詮コミッショナー自体が読売の傀儡に過ぎないので、何を言ってもやっても説得力はありませんが。

投稿: クドリャフカ | 2013年5月17日 (金) 17時39分

野球の規則って、無駄に複雑怪奇です。
だから、国際的に野球が普及しないのではなかろうか。
道具(球場もふくめて)費用がとても大きいし、人数も必要なので、本当に野球というスポーツは特殊な競技だと思う。
もっと、根本的な簡素化をはからないと、五輪復帰は無理

投稿: にゃにゃしさん | 2013年5月17日 (金) 11時53分

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