No more ローズ! No more カブレラ!ついに王貞治の記録が破られるか!?バレンティン51号。新記録まで残り32試合であと5本!
ウラディミール・バレンティンが止まらない!27日のドラゴンズ戦で本塁打50号の大台に乗ったバレンティンが、今日28日のドラゴンズ戦の九回にまた本塁打を放ち51号。王貞治、タフィ・ローズ、アレックス・カブレラの持つ年間本塁打記録55本にあと4本と迫った。これまでローズ、カブレラともタイ記録のみならず新記録の期待もかかっていたが、記録保持者である王が率いるホークスとの対戦で勝負を避けられるケースが多く、タイ記録止まりだった。王がユニフォームを着ていない現在、残り32試合あるバレンティンは王貞治超えの期待もかかる。
なお、バレンティンはこの本塁打で8月に入ってからの本塁打が17本となり、月間の本塁打数で門田博光、江藤智、阿部慎之助の16本を破る日本新記録を樹立した。
(写真:打った瞬間にわかる特大の本塁打を放ち、ゆっくりと走り出すスワローズのウラディミール・バレンティン。 2013年5月撮影)
昭和39年(1964年)、一本足打法を本格化して三年目の王貞治が記録した年間55本塁打の記録はいまだ破られていない。
大リーグの記録をも凌駕する通算本塁打868本を始め、数々の本塁打記録を所有する王だが、その象徴とも言える記録の一つである。
最初にこの記録に迫ったのは昭和60年(1985年)のタイガースのランディ・バース。タイガースが21年ぶりのリーグ優勝を果たして球界どころか社会現象として「虎フィーバー」が起きたその牽引車のバースは今も語り継がれる掛布雅之、岡田彰布との甲子園球場でのバックスクリーン三連発を始め、猛打を発揮してセ・リーグを席巻した。この年のバースはセ・リーグでは王以来となる三冠王になるが、本塁打数も王に迫っていた。54本までいき、ジャイアンツと対戦したが、江川卓以外の当時のジャイアンツ投手陣がほとんどストライクゾーンに投球せず、要するにバースとの勝負を徹底して避けた結果、バースは王にあと1本及ばぬ54本塁打でシーズンを終えることとなった。
今よりもジャイアンツ中心に日本のプロ野球が動いていたと言える時代。チームの責任者たる王への批判も高まったが、王は具体的に自分の記録を守るため作為的な指示をした訳ではなく、空気を読んだ投手コーチの堀内恒夫が指示を出したと専ら言われていた(もちろんそれでも責任者たる王も批判された。)なお、バースへの四球が増えた結果、ジャイアンツの吉村禎章がリーグ表彰タイトルの一つである最多出塁を僅差で逃すこととなったが、当時はあまりその事に言及するメディアは少なかったと記憶している。またそんな風潮の中でも江川はバースと勝負。四球になった打席もあったが、ストライクゾーンに投げて安打も打たれていた。
余談だが王と江川には確執の噂が絶えなかった。
翌年、バースが王の持つ7試合連続本塁打にあと1本と迫った試合で、江川は同点の八回表にバースにソロ本塁打を打たれ、王の記録に並ばれた。敗戦処理。はこのシーンをテレビで見ていたが、バースの打球が後楽園球場のライト場外に消えると、淡々と頷いた王の姿をテレビが映していた。
同点の八回、二死走者無しで打席にバース。次が四番打者とはいえ、記録がかかっていなくても一発を警戒するケースだ。そういう状況で場外本塁打を打たれる江川という選手はいろんな意味で凄い。バッテリーを組んだ相手がいつもの山倉和博でなくあまり相性が良くないと言われていた有田修三だったことを差し引いても…。
さらに余談を続ければ、この翌日、敗戦処理。はあるセミナーに参加してイラストレイターでタイガースファンの山藤章二氏の講演を聴いたが、山藤氏も打ったバース以上に打たれた江川を絶賛していた。
次に王に迫ったのが2001年の大阪近鉄バファローズのタフィ・ローズ。
バースの時と同様、チームの優勝をバットで牽引し、王の記録、55本に並んだが当時王が監督をしていたホークス戦で四球攻めにあい、タイ記録止まりであった。バースの時の堀内コーチに相当したのが若菜嘉晴バッテリーコーチで、「監督の偉大な本塁打記録を外国人選手に破られる訳にはいかない」と発言し、物議を醸した。若菜コーチはこのシーズン限りで退団。以後、十二球団どこのユニフォームも着ていない。城島健司を一本立ちさせたバッテリーコーチとしての名声が高いだけに、当該発言の影響かと思われていた。
翌2002年のライオンズのアレックス・カブレラもタイ記録まではいったが、やはり直接対決で勝負を避けられまくった。
敗戦処理。が生観戦した、カブレラが55号を打った後のライオンズ対ホークス戦では前年のことがあったからか、露骨な敬遠策こそなかったものの、その気になれば多少のボール球でも本塁打を狙いに行くカブレラ対策として、走者がいなかった第一打席の初球は捕手が取れないほどのクソボールを投げたりとか、カブレラが打席に入る時に捕手がなかなかしゃがまずに敬遠なのか勝負なのかはっきりさせずにカブレラを攪乱させようとしていた。そして第三打席だったか、カブレラの背中を直撃するストレートを投じて本塁打を防ぐ投球まで出た<!?>。塁に出たカブレラは報復だろうか三塁走者となって内野ゴロでホームに走る際に、完全なアウトのタイミングで捕手に体当たりをしていた<苦笑>。
ところで、バレンティンは27日の試合前に、記者から過去に年間55本塁打した選手を問われ、カブレラ、ローズ、王と正確に答えたそうだ。実はこの三選手が年間55本塁打を達成した時はいずれもチームの試合数が140試合だったのだが、54本塁打に終わったバースはチーム試合数が130試合の時に54本塁打を記録している。実質的に年間最多本塁打はバースであるという見方も成り立つのではないか。
バレンティンはカブレラ以来の王の年間記録への挑戦ということになる。スワローズは現在最下位にいながら、CS出場権を得る3位の可能性がない訳でなく、かつジャイアンツの優勝争いよりセ・リーグの3位争いが過熱しそうな展開で今後スワローズと対戦するCS目当てのチームがバレンティンとの勝負を避けたがる傾向に拍車がかかる危険性があるにはある。だが既に記録保持者の王がユニフォームを脱いでおり、バース、ローズ、カブレラのような目には遭わないと思われる。王の古巣であるジャイアンツが9月24日から神宮球場でスワローズと三連戦で相まみえるが、まさか…。もっとも故障や露骨な四球攻めさえなければその前に記録更新が可能だが…。
イチローの日本での記録を含めての累計4000本目の安打達成に現地のファンがあれほどの喝采をしてくれる時代に、日本のプロ野球の象徴的存在である王貞治が長く持っている記録であるとはいえ外国人選手に破られるのは云々…という時代ではないのは明らかだろう(もちろん、2001年当時にもあってはならなかったと思う)。
ジャイアンツファンである敗戦処理。が見ても不可解で恥ずかしく思えた過去の因習がバレンティンの圧倒的なハイペースでの記録更新により、過去の過ちとして葬られることを希望する。
P.S.
王貞治と江川卓の写真は引退後のOB戦でのものです。
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コメント
のんき様、コメントをありがとうございます。
> バレンティンがホームランを打てるのは、単にパワーだけでなく、日本の野球のことを良く研究していて、対応すべく努力しているのだそうです。
> 日本に来る外国人のほとんどが、「1~2年間日本で遊んで、その後さっさとアメリカに帰ろう」という姿勢だそうです。あのラミレスでさえ、最初の1~2年はそんな感じだったそうです。
> 日本で活躍できる外国人は、遊び半分で野球をしていたら、絶対に日本で通用しないということに心から気づき、日本の野球に対応すべく必死に研究と努力をする人だと思います。
> バレンティンはまさにそのような選手だと思います。
大絶賛ですね。
まさにその通りだと思いますが、打撃にかけるこの姿勢を、守備や走塁でもいくらか発揮してくれたらと思っているスワローズファンは少なくないようです。
そのへんのアンバランスさも魅力なのかもしれませんが…。
> ところで、このままの順位でシーズン終了したら、セリーグのMVPは誰になるのでしょう?(まだ気が早いですが)
> このまま巨人がリーグ優勝したとしても、今年、巨人には突出した選手はいないと思います。(巨人ファンとしては残念ですが。。。)
> となると、このままの順位でシーズン終了した場合でも、バレンティンがセリーグのMVPになるのではないかと、個人的には思っています。
私もバレンティンがMVPで良いと思いますよ。本塁打記録だけでなく、三冠王に近い成績ですしね。
> そういう意味では、昨年、最終試合開始まで、長野が最多安打でしたが、最終試合に長野を出さないで、坂本を1番にして、安打が長野にならんだら、坂本をひっこめるという原監督の采配には疑問を感じました。
あれは残念でしたね。
実際には長野も試合に出ていました。つまり長野は坂本が安打数で並ぶ可能性が出てきたので、ひたすら四球狙いで打席に立っていたことになります。いや、はっきり言えば打つ気が無かった訳です。
のんきさんが勘違いされたように、長野を試合に出さない方がまだマシでした。
しかも坂本が並んだ時点で、すぐに長野を引っ込めるならまだしも、ネクストバッターズサークルから打席に向かおうとしているところで原監督が呼び止めて説得して長野に代打を出すというファンをなめたような行為。
もっと言えば、長野に代打を出すのなら坂本にも代走を送るのが筋、というか長野に対する礼儀でしょうが、坂本をそのまま出場させ、打順が回ってきた時点で代打を出すという選手のプライドもファン心理も考えない茶番でした。
かと思うと、その一年前には澤村が新人で200イニング投球プラス防御率1点台という、たしか半世紀ぶりくらいだった記録がかかっていたのに、ちょうど200イニングに達したところで代えるかと思ったら続投させて村田修一に本塁打を打たれて防御率が2点台になってしまうという配慮に欠ける選手起用をしました。
澤村への反省があって、坂本と長野に露骨なまでに細工をしたのかもしれませんが、どちらの試合も球場で観ていた敗戦処理。にはスッキリしませんでした。
余談ですが、今年も10月8日に予定されている最終戦を生観戦する予定です<笑>。
別途コメントをいただいているチェンジアップさんのように、なまじ記録阻止に奔走したばかりに、王貞治の年間55本塁打という記録が何の価値もないかのように言う人まで出てくる訳です。
私は決してそんなことは無いと思いますが、ファンとして不愉快な面もあります。露骨な記録操作は勘弁してもらいたいですし、微力ながら拙blogでは訴え続けたいと思います。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年9月18日 (水) 23時18分
敗戦処理。様、こんばんは。のんきです。
バレンディンすごすぎますね。
バレンティンがホームランを打てるのは、単にパワーだけでなく、日本の野球のことを良く研究していて、対応すべく努力しているのだそうです。
日本に来る外国人のほとんどが、「1~2年間日本で遊んで、その後さっさとアメリカに帰ろう」という姿勢だそうです。あのラミレスでさえ、最初の1~2年はそんな感じだったそうです。
日本で活躍できる外国人は、遊び半分で野球をしていたら、絶対に日本で通用しないということに心から気づき、日本の野球に対応すべく必死に研究と努力をする人だと思います。
バレンティンはまさにそのような選手だと思います。
研究も努力もして、パワーも日本人と比べて桁外れなのですから、ホームラン年間新記録も不思議ではないと思います。
55本に並んだからといって、四球で逃げるといっても、残り20試合近くあったのですから、いつもそういうわけににはいかないと思います。
ところで、このままの順位でシーズン終了したら、セリーグのMVPは誰になるのでしょう?(まだ気が早いですが)
このまま巨人がリーグ優勝したとしても、今年、巨人には突出した選手はいないと思います。(巨人ファンとしては残念ですが。。。)
となると、このままの順位でシーズン終了した場合でも、バレンティンがセリーグのMVPになるのではないかと、個人的には思っています。
本題と外れて申し訳ありません。記録を阻止するため敬遠することの是非が本題でしたね。プロはチーム競技ですが、年俸は個人記録で決まるので、わざと四球投げるくらいなら、抑えて防御率を上げる努力をすべきだと思います。
そういう意味では、昨年、最終試合開始まで、長野が最多安打でしたが、最終試合に長野を出さないで、坂本を1番にして、安打が長野にならんだら、坂本をひっこめるという原監督の采配には疑問を感じました。
同じチームであっても、長野も坂本も試合に出して、堂々と最多安打を競わせてあげたかったです。
順位が決まってからの個人記録のための采配は、難しいと思います。ただ、選手のためにも堂々と勝負させてあげたいと個人的には思っています。
のんき
投稿: のんき | 2013年9月16日 (月) 23時16分
チェンジアップ様、コメントをありがとうございます。
> こんばんは。とにかくまあ、バレンティンが57号達成したので、自分の中では、とてもスッキリしてます。
凄いですね。記録達成なるか云々の過密取材などから解放されて、また量産体制に入りそうですね。
> 自分のことのように嬉しいです。
よくわかりませんが、おめでとうございます。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年9月16日 (月) 13時10分
こんばんは。とにかくまあ、バレンティンが57号達成したので、自分の中では、とてもスッキリしてます。
自分のことのように嬉しいです。
投稿: チェンジアップ | 2013年9月15日 (日) 19時43分
長緯様、コメントをありがとうございます。
> なんとなく王さんはもうジャイアンツの人ではないという印象も強いですし(いい意味で)、自分のまわりのジャイアンツファンも「バレンティンに王さんの記録を抜かれてほしくない」ということを言う人は見当たりません。
推測ですが、ローズの時もカブレラの時も、さかのぼればバースの時も、ファンはそんなにこだわっていないと思います(ホークスファンも含む)。
ただ、誰が見てもわかる勝負を避ける実態、また、当時シーズンが深まると今より露骨に行われていた(日本人選手同士でも)タイトル争いでの恣意的な采配などから、ファンの間レベルでは「(勝負を避けても)仕方ないな」という諦めムードが蔓延していた方が大きいと思います。
> 話は多少それますが、これだけの快記録が目前なのに、最下位に低迷しているスワローズの方に問題点が多い気もします。
まぁそうかもしれませんが、バレンティンには頑張ってもらいましょう…。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年9月 2日 (月) 23時38分
なんとなく王さんはもうジャイアンツの人ではないという印象も強いですし(いい意味で)、自分のまわりのジャイアンツファンも「バレンティンに王さんの記録を抜かれてほしくない」ということを言う人は見当たりません。
自分ははっきり言って王さんを野球人として尊敬するという面では並々ならぬ気持ちを持っていますが、言い方は微妙ですが王さんのためにも早く誰かが55本の記録を抜いてほしいとさえ思います。
ツイッターでやはりジャイアンツファンの方が「55という並びが美しく感じたので、なんとなくが思い入れがあるのではないか。どうせならバレンティンには66本打ってほしい」と言ってましたが、なんだかそんな気分に同調したくなります。
話は多少それますが、これだけの快記録が目前なのに、最下位に低迷しているスワローズの方に問題点が多い気もします。
投稿: 長緯 | 2013年9月 2日 (月) 11時26分
シュボ様、コメントをありがとうございます。
> 心情としては55本越えるのは嫌という気持ちもわからなくもないのですが、結果として56本以降を批判するのは時代錯誤ではありますよね。
私もそう思います。
> 松井秀が更新してくれてれば良かったのですができなかったものは仕方ないですし。
55本を超えてからヤンキースでもどこでも行ってくれ!という想いでいましたが、その前にFA権を取得してしまいました。
> 一度、バレンティンが記録更新してくれれば逆にある意味聖域となっていたこの記録を抜く選手が近い将来出てくれるのではと期待しています。
中田翔、中村剛也、 大田泰示・・・はまだまだ早いですが(苦笑
そうですね、バレンティンが超えてくれたら、来年以降堰を切ったように出るかも…。
今年のボールで中村剛也が何発打てるのか…観たかったです。
> アジア記録がイスンヨプの56本ですし、この際バレンティンにはこれを超えてもらいたいと思います。
イ・スンヨプの記録も超えそうですね。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年9月 1日 (日) 22時41分
こんばんわ
心情としては55本越えるのは嫌という気持ちもわからなくもないのですが、結果として56本以降を批判するのは時代錯誤ではありますよね。
松井秀が更新してくれてれば良かったのですができなかったものは仕方ないですし。
一度、バレンティンが記録更新してくれれば逆にある意味聖域となっていたこの記録を抜く選手が近い将来出てくれるのではと期待しています。
中田翔、中村剛也、 大田泰示・・・はまだまだ早いですが(苦笑
そして、アジア記録がイスンヨプの56本ですし、この際バレンティンにはこれを超えてもらいたいと思います。
投稿: シュボ | 2013年9月 1日 (日) 20時19分
チェンジアップ様、コメントをありがとうございます。
> いや、54,55本打つ大変さ、凄さは理解してますよ。
でも、バース、ローズ、カブレラと三度もこんな事があったら、そう嫌味とか揶揄をしたくなりますよ。
そうですか…。
私はそういうオール・オア・ナッシングには考えず、是は是、非は非と考えるので。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年8月30日 (金) 22時43分
こんばんは。
>バースとローズとカブレラを含めても、80年弱の日本のプロ野球の歴史で五本の指に入る記録ですから。
いや、54,55本打つ大変さ、凄さは理解してますよ。
でも、バース、ローズ、カブレラと三度もこんな事があったら、そう嫌味とか揶揄をしたくなりますよ。
投稿: チェンジアップ | 2013年8月30日 (金) 16時45分
チェンジアップ様、コメントをありがとうございます。
> 私は55本のシーズン本塁打記録は、最も価値ない記録と断言してますけど。
“価値ない記録”とは思わないですね。
バースとローズとカブレラを含めても、80年弱の日本のプロ野球の歴史で五本の指に入る記録ですから。
> 若菜の発言にしても、そのバースの時に阪神でプレイしてたのですけどね、若菜。
じゃあ、阪神の選手でありながら、バースに王さんの記録を抜いて欲しくなかったのか?という突っ込みがネットで散見しましたね。
若菜はバースの記録の時(1985年)にはホエールズでプレーしてましたよ。タイガースを出たあとです。
“ネットで散見”ってどのくらいの規模か知りませんが、いい加減な人達ですね。
誰か説得力のある人がたまたま勘違いしたとしても、他の人はろくに自分で調べずに「そうだ、そうだ」と一斉に批判する。
ネットって怖いですよ。自戒の意味もこめてですが…。
若菜はタイガースを退団したあと、ホエールズに入団する前に海を渡っているはずですが、その割には(そのせいか?)何か嫌悪感を持っているのかもしれませんね、外国人選手に対して。
ホエールズの時にはよくクロマティを挑発していましたから…。
> こういうことをやってるから、野球人気は下るんじゃないですかね?
この一つの例だけで、そこまで飛躍させるのは私はそうは思いません。
外国人選手が絡まなくても、首位打者争いで打率が下がらないように休ませる。ライバル選手を敬遠攻めとか、延々繰り返されています。
王の本塁打記録の関するこの件は氷山の一角だと私は思います。
投稿: 敗戦処理。 | 2013年8月29日 (木) 23時44分
こんばんは。取り上げてくれましたね。私なんて、最近、MIXIでもアメブロでも書いてます。
私は55本のシーズン本塁打記録は、最も価値ない記録と断言してますけど。
バースのソレは試合前にカムストックと食事してたら、「ミーティングでコーチがストライク投げたら、罰金」と指示があったとカムストックが暴露。江川は罰金覚悟で投げたんでしょうね。
で、バースは「王は140試合で55本、私は130試合で54本・・・どう思う?」と言った。
敗戦処理さんにも申し訳ないが、私は王さんは好きじゃない。
WBCの件込みでね。コミッショナーにも反対です。
ローズの時は物議を醸したし、1番覚えてますよ。
若菜の発言にしても、そのバースの時に阪神でプレイしてたのですけどね、若菜。
じゃあ、阪神の選手でありながら、バースに王さんの記録を抜いて欲しくなかったのか?という突っ込みがネットで散見しましたね。
カブレラのソレはあまり記憶にないので、図書館で当時のスポーツ新聞を読みに行こうと思ってたとこです。
ホークス以外はカブレラと普通に勝負したようですね。
原監督はどうするのか?他球団は普通に勝負しそうな感じですが。
堀内にしても若菜にしても「王さんの為にやった」と言いますが、王さんに責任はあるし、「王さんの為」というのは裏を返せば、王さんが(彼ら)をそうさせてるってことですし、外国人云々を言うなら、王さんも正確には外国人ですけどね。台湾人ですから。
こういうことをやってるから、野球人気は下るんじゃないですかね?
投稿: チェンジアップ | 2013年8月29日 (木) 20時48分