今年も“ながさわたかひろ展プロ野球ぬりえ2013~新たなる希望~”が始まった。
ながさわたかひろ さんがスワローズのチーム10人目の選手たらんとスワローズの公式戦144試合を一試合ごとに対戦チームも含めてB5サイズの用紙に描く力作の個展。
これは3月の開幕戦だが、こんな感じで全試合、一試合一試合を丁寧に活躍した選手(対戦相手を含む)を丁寧に描いている。応援しているスワローズの選手はもちろんのこと、対戦相手の選手のプレー中の躍動する姿を忠実に表現しているのが素晴らしい。だから絵画にはど素人の敗戦処理。でもぐいぐい引き込まれるのだろう。そういう意味ではスワローズファン以外のプロ野球ファンでも充分に楽しめる。
場所は東京メトロ東西線の神楽坂駅の早稲田方面(飯田橋寄りでない方)の改札を出て約10分程に位置するeikoeito 。今日から今月28日まで日曜・月曜を除く週五日間、12時から19時まで開かれている。入館無料。
ながさわたかひろさん本人は火曜と土曜に来館しているという(7日は不在とのこと)。
二年前に、野球ファン仲間との忘年会の前に誘われて立ち寄ったのがきっかけで、それ以来はまっている。今年は「東京野球ブックフェア」にも参加されていたほか、メディアでの登場も増えてきた。このエントリーを書いている時点で、拙blogに検索サイトからたどり着いた方が何の言葉を検索したかの検索フレーズランキングの2位と10位にながさわたかひろさんがランクインしている。注目度が上がっている証拠だろう。今日も会場でテレビ東京の取材を受けていた。取材者からの、中には不躾な質問にも一つ一つ言葉を選んで丁寧に回答する姿に人の良さを感じさせていた。
ながさわたかひろさんは昨年、敬愛する一場靖弘がスワローズから戦力外通告を受けて退団を余儀なくされたこと、また本人の体力的な理由などから“引退”を考えたが、昨年のこの個展の最終日に観客とユーストリームの視聴者の前で「現役続行」を表明した。
しかも昨年は対戦カード1カードで1枚描いていたものを今年は1試合1枚にスケールアップ。
「百聞は一見にしかず」という。前述したようにスワローズファンでなくても、スワローズと対戦した試合に思い入れがあれば、誰でも感情移入出来ると思う。ながさわたかひろさんの気さくで腰が低く、丁寧な応対にも引きつけられる。今月の終わりに再び今後はどうこう…などと迷わせないためにも一人でも多くの人の目に行き届いて欲しいと思う。
今日は仕事を終えてかけ足で鑑賞したが、もう一度週末にでもじっくり観たいと思う。
◆参考エントリー
2011年12月19日付けながさわたかひろ展「応援/プロ野球カード」に行ってきた。
2012年12月15日付け継続は力なり!-ながさわたかひろ展「プロ野球ぬりえ2012~魔球の伝説~」に行ってきた。
2012年12月29日付け「プロ野球ぬりえ」のながさわたかひろが進退表明-一場靖弘とともに
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