« 清原和博の“夢のドリーム” | トップページ | 中井大介、外野転向でジャイアンツの「ON対決」が再び… »

2014年2月 4日 (火)

引退したバット職人久保田五十一さんを野球殿堂入りさせて欲しい。

Cdsc_0143
“のどごし 夢のドリーム プロ野球”
を題材にした前エントリー風に言えば「バット職人・久保田五十一さんを野球殿堂入りさせたい」と言った感じか。かつての落合博満松井秀喜、現役ではイチローらのバットを手がけたミズノのバットマイスター久保田五十一氏が高齢と後継者に目途が付いたことから先月
28日に引退を表明した。


(写真:村田修一がベイスターズ時代に使用していたミズノ社のバット。 ※久保田五十一氏が手がけたかは不明…)



落合博満、松井秀喜、山崎武司、衣笠祥雄、イチロー、大リーグではマイク・ピアッツァなど錚々たる名選手らのバット作りで球界を側面で支えてきたミズノのバットマイスター久保田五十一氏が先月引退を表明した。
55年の長きにわたり、バット作りに携わっていたという。1959年のミズノ入社以来一貫してバット削りを担当し、1965年からプロ担当に。年間約200人の選手のバットを担当、削ったバットの本数は50万本に達するという。

久保田氏は2003年に厚生労働省から「現代の名工」に選ばれたが最後に野球界から「野球殿堂入り」という感謝状を贈って欲しいものだ。

久保田氏はプレー経験がないが、野球殿堂には特別表彰というジャンルがある。

野球殿堂「特別表彰」
対象者
現役を引退したアマチュア野球の競技者(選手、コーチ、監督、審判)で、選手引退後5年、コーチ、監督、審判は引退後6ヶ月以上経過している人。

②プロ及びアマチュア野球の組織または管理に関して野球の発展に顕著な貢献をした人、しつつある人。

 

選出方法
プロ野球の役員または元役員、アマチュア野球の役員、野球関係学識経験者(14)が投票。75%以上得票した人が殿堂入りとなる。

久保田氏が選出されるとしたら②の方だろう。久保田氏に近い所では、バット材として貴重な資源であるアオダモを守ろうと200010月にNPO法人「アオダモ資源育成の会」を設立したほか、バットの問題に長く携わってきた大本修氏が2012年に特別表彰で野球殿堂入りを果たしたが、残念ながら逝去後三年経っていた。近年の特別表彰の顔ぶれを見ると、ことごとく生まれてから80年以上経っての殿堂入りが目立つ。


参考 最近十年間、特別表彰で野球殿堂入りした人物(敬称略)

殿堂入り年度/氏名/肩書きなど/殿堂入り時年齢(故人の場合は生誕からの年月)
2005年 志村正順 アナウンサー 没後(931ヶ月)
2006年 豊田泰光 選手、コーチ、評論家 7011
ヶ月
2006年 川島廣守 コミッショナー 8311
ヶ月
2007年 松永怜一 ロス五輪優勝監督 752
ヶ月
2008年 嶋清一  戦前の名投手 戦死 (871
ヶ月)
2010年 古田昌幸 日本野球連盟理事 没後(764
ヶ月)
2012年 長船騏郎 全日本野球会議設立に尽力 没後(8711
ヶ月)
2012年 大本修  アオダモ資源育成の会設立 没後(869
ヶ月)
2013年 福嶋一雄 甲子園二連覇等の投手 82

2014年 相田暢一 アマチュア野球審判員等 没後(926
ヶ月)

久保田氏は70歳。おそらくはまだ80歳以上の、特別表彰での野球殿堂入り候補者が目白押しで、言い方は悪いが順番待ちなのかもしれない。

しかしこうした賞こそ旬な時期に受賞してもらいたいものだ。

【参考資料】
「野球殿堂2012()野球体育博物館編

|

« 清原和博の“夢のドリーム” | トップページ | 中井大介、外野転向でジャイアンツの「ON対決」が再び… »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38724/54853505

この記事へのトラックバック一覧です: 引退したバット職人久保田五十一さんを野球殿堂入りさせて欲しい。:

« 清原和博の“夢のドリーム” | トップページ | 中井大介、外野転向でジャイアンツの「ON対決」が再び… »