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2014年6月27日 (金)

四年に一度、サッカーW杯の年にしでかす建山義紀…。

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ファイターズから海外FA権を行使してアメリカに渡っていた建山義紀が阪神タイガースでプレーすることになった。クローザーのオ・スンファンの前を固めるリリーバーに不安のあるタイガースが、ヤンキースの3Aを解雇された建山に目を着けた。果たしてファイターズ時代のように短いイニングを抑えてチームに貢献する投球が出来るか?



建山はファイターズ時代から四年に一度の周期で節目の行動をとっていたが、今回のタイガース入りもまさに当てはまる。


(写真:タイガース入団が決まった建山義紀。武井壮に似てる!? 20053月撮影)



建山義紀が四年に一度の周期でしでかすことはこんな出来事だ。

1998年秋、ドラフト会議でファイターズから指名を受け、プロへの道を進む。
2002
年冬 結婚
2006
年終了後 契約更改の交渉でまさかの先発転向直訴
○2010年
終了後 海外FA権を行使。レンジャーズへ移籍。



サッカーのワールドカップが開催される年と重なっているのは単なる偶然だろうが、四年周期で節目を迎えているのは確かだ。今年もシーズン終了後に翌年の日本球界復帰が決まるか、あるいは厳しい決断を迫られるかと案じていたが、これまでの例よりは早い時期に、日本のタイガースでプレーするという大きな節目を迎えた。


期待の大きさなのか、シーズン途中だから空き番から選ぶしかなかったのか、かつて赤星憲広が付けていた「背番号53」を付けることになり、早くもタイガースファンの間で賛否両論と必ずしも向かい風な門出とは思えないが、ファイターズ時代とは比較にならないほどプラスマイナスの幅の大きい評価を受けることになるのは必至だろう。


最近ではアメリカ大リーグから、凱旋と言うよりは没落的に日本球界に戻ってくる選手も少なくないがリリーバーでは斎藤隆、岡島秀樹、五十嵐亮太と日本球界での復帰先でそれなりの存在感を示している投手もいるので、建山にもタイガースで存在感を示して欲しい。


ただ、一部のファンが懸念するように「これでまたブルペンの平均年齢が上がる」のは事実。197512月生まれの建山はタイガースでは最年長となる。おっさんリリーバーでは建山の一学年下が福原忍、その一学年下が安藤優也、そのまた一学年下が加藤康介と見事に“年子”状態だ<>。本来は昨年彗星の如く現れた松田遼馬あたりにオ・スンファンの前の八回のマウンドを託したいところだろうが、そうはいかない所がもどかしい。


上述の四年周期の中で、2006年シーズン後の契約更改で先発転向を直訴した事を挙げたが、自分の持ち味を忘れた暴挙と敗戦処理。は思った。さもなければ、よほどリリーフ投手の境遇が悪いか…。そしてあろうことか建山の先発転向願望は認められ、2007年は先発に挑戦した。だが予想通り上手くいかず翌年から再びリリーバーに。


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2008
年には2006年から続く、八回に武田久、九回にはMICHEALという勝利の方程式に綻びが出始めた。シーズン中盤から武田久がリードを保てない展開が増え、首脳陣はやむなく建山に武田久の役割を課し、何とか3位、Aクラス入りを果たした。


2009年にはクローザーに転向した武田久が成功し、建山はその前の八回を投げてもらうコースが確立された。監督の梨田昌孝は建山の負荷を軽減するためか、建山を原則、ビハインドの展開では登板させないように考えていた。もはや建山も特別待遇を受けるほどの信頼を得たと言うことか…。

2010年にはクローザーの武田久が開幕から絶不調になると、代役のクローザーを任され、その間に武田久が再調整するという展開になった。シーズン終盤に武田久が復調するまで立派にクローザー代役を務めた。個人的にはこの時期の建山には中継ぎ投手として円熟の域に達したとも見ていた。もはやファイターズになくてはならない存在と思っていただけにシーズン終了後の「FA宣言」には驚いた。そしてそれが大リーグでのプレーを模索する海外FA権の行使という決断に至った。


2011年から建山のポジションに増井浩俊が上手くはまったが、建山のような存在感は強いチームには必要な役割。勝ち試合の勝利の方程式としてもさることながら、
1点か2点、最少のビハインドで1イニングを片付けて味方の反撃を待つ役割。それをこなせる投手がいるといないとでは大違いだからだ。


正直、アメリカでプレーする建山を見ていない。ファイターズでの円熟期のような投球を再現出来れば、建山はタイガースでも戦力になれるだろう。ただ、その時期から四年間。今年の12月に39歳になる建山がどこまでタイガースの戦力になれるか…。個人的には期待半分弱、不安半分強といった感じだが、どうだろうか…。

 

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