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2014年8月25日 (月)

昨年の本塁打王アブレイユ、レジェンドシリーズ“東京ユニ”初日に契約解除

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ファイターズの東京時代からのファンには懐かしい白地に黄色と赤、胸文字は紫色の東京ユニを着用するレジェンドシリーズの初日の
22日、ファイターズはミチェル・アブレイユ内野手との契約を解除する旨発表した。昨年、入団一年目でパ・リーグの本塁打王に輝いたアブレイユだったが、今季は腰痛で前半戦を棒に振り、オールスター後にようやく一軍入りを果たすも、わずか6試合の出場で腰痛を再発。今月3日に再び出場選手登録を外されていた。


ファイターズが今回のユニフォームを着用していたのは1982年~1992年。あのリーグ優勝の翌年から11年間だ。一部のメディアがその時代のことを“暗黒”とか“弱小”と揶揄したが、この期間に優勝こそ出来なかったものの11年間でAクラス4回、Bクラスは7回だったが最下位に落ちたのは一度だけと少なくとも“弱小”ではなかった。だが、25年間優勝から遠ざかる初期であり、たまに好成績の年があっても長続きしなかったのが東京時代のファイターズ。本塁打王のアブレイユが翌年のシーズン途中に契約解除とはまさにあの時代にタイムスリップした感じだ<苦笑>


いや、ここまで前振りしておいて本エントリーの主役はアブレイユではない。ますます活躍を期待せざるを得ないホアン・ミランダの話だ。



オレンジよりも、才能がまぶしい。大谷が、はじけた。弱小だった時代の復刻ユニホームをまとう「レジェンドシリーズ」の対象試合の初戦。暗黒時代の記憶を塗り替えるような快勝へ導いた。16日ぶりの貯金1へ導く、価値ある2安打を奏でた。

(2014822日 日刊スポーツ)


本当に残念でならない。現在辛うじて勝率五割を超えて若干の貯金をキープしているファイターズだが、昨年、31本の本塁打を放ってパ・リーグの本塁打王に輝いたミチェル・アブレイユの打棒が今季も健在だったら、ホークスとバファローズの間に割って入っていたかもしれないのにと嘆いているファイターズファンも少なくないだろう。


開幕一軍入りを果たしながら、開幕戦の翌日に、オープン戦終盤に発生した腰痛が長引くことが判明して登録抹消になったアブレイユ。726日にようやく一軍登録されるも、ホアン・ミランダとの入れ替えだったため、ミランダとの共演は実現しなかった。


ここで、今年獲得したミランダのことを振り返ると、奇妙なことに気付く。


ミランダの獲得はアブレイユの故障発覚前である。ファイターズ球団としては昨年まで在籍したマイカ・ホフパワーに代わる左の大砲として獲得したのだろう。しかし、ミランダもアブレイユも試合に出るとしたら一塁手かDH。どちらかが一塁手として出場し、もう一方がDHで出るという構想だったろう。この時点で稲葉篤紀の出場機会に影響が及ぶことは容易に想像出来たが、稲葉の高齢を考えると、稲葉のためにポジションを一つ空けておくのはあまり得策ではないと考えられる。


しかし、二年目を迎える大谷翔平との兼ね合いを考えると微妙だ。ミランダ入団決定の時期との前後関係は確認出来ていないが、今季の大谷の起用法が、先発投手としてローテーションに入れ、登板と登板の間に野手として出場し、投手に比重を置くので野手として出場する際の負荷を軽くするために守備に付かずDHでの起用が多くなると報じられた。


そうであるならば、ホフパワーに代わる新しい外国人選手は外野を守れる左打者が望ましかったのであろう。そうすれば新外国人→外野、大谷→DH、アブレイユ→一塁と有効活用も出来たはずだ。


結果はアブレイユの長期離脱という事態に見舞われ、むしろミランダを獲得しておいて良かったと思われるのだが、これはあくまで結果オーライだ。


外野の一角も、谷口優也石川慎吾の成長に著しいものはあるものの、本職は二塁手の西川遥輝が外野を守っているのが現実だ。また、開幕スタメンのメンバーで二番目に年齢が高い小谷野栄一が故障離脱したら、その穴を埋めたのが本職は捕手の近藤健介の三塁コンバートだったりと、適材適所の補強、編成が出来ていないことを如実に示している。


この球団のファンでフロントを常に擁護する人達は、補強であろうとトレードであろうと何かと「予算」を口実にし、身の丈経営第一であることを主張し、その制約の中でやっているのだから仕方がないとの論陣を張る。確かに身の丈経営は重要だ。だが、それならばポジションがダブるような外国人野手を獲得するのは、予算の問題ではなく編成の能力の問題だと敗戦処理。は思う。お金がないのならないで、より使い方に適切さが求められるのは言うまでもない。


ないのはお金だけでなく人材<!?>等と言われないような編成をして欲しい。アブレイユの契約解除のニュースで何故かそこに行き着いた。

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