2016年1月 2日 (土)

リーグ優勝するスワローズのしたたかさに脱帽した試合【回想】敗戦処理。生観戦録-第42回 2015年(平成27年)編

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毎月2日に、偶数月と奇数月に分けてテーマを決めてエントリーを立ててきたが、どれも一区切り付いた。そんな中で唯一、継続性があるのが、一年間に生観戦した試合の中で最も印象に残っている試合を改めて振り返る、敗戦処理。が生観戦したプロ野球- my only one game of each year。今月は昨年、2015年の生観戦の中から、最も印象深い試合を取り上げる。



1974(昭和49)に初めてプロ野球を生観戦した敗戦処理。はその後毎年、途切れることなく数試合から十数試合を生観戦しています。そこで一年単位にその年の生観戦で最も印象に残っている試合を選び出し、その試合の感想をあらためて書いていきたいと思います。年齢不詳の敗戦処理。ですが同年代の日本の野球ファンの方に「そういえば、あんな試合があったな」と懐かしんでもらえれば幸いです。


【回想】敗戦処理。生観戦録- my only one game of each year42回 2015(平成27)


(写真:送りバントを決めるための代打出場だった寺内崇幸だったが、無死一、二塁の場面でスリーバント失敗。 2015927日撮影)

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2015年12月18日 (金)

もはや12月の風物…ながさわたかひろ展「プロ野球画報 エピソードVI/最後の聖戦」

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早いもので、あと二週間したら、もう
2016年になっているのだ。そんなバタバタした年の瀬の風物が今年も始まる。時あたかも、映画「スターウォーズ/フォースの覚醒」の世界一斉封切に映画ファンのみならず世間の耳目が集まる同じ日に、同じ1830分から年の瀬恒例のながさわたかひろ展「プロ野球画報 エピソードVI/最後の聖戦」開催前夜のプレイベントが行われた。


敗戦処理。個人的にはもはやこの展示、12月の風物と化している


(写真:自身の力作、真中満監督リーグ優勝の胴上げのイラストを胴上げ風に持ち上げるながさわたかひろさん。)

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2015年12月12日 (土)

ドラゴンズ、山本昌の「背番号34」をドラフト4位ルーキーの福敬登に継承!

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ドラゴンズの
2016年の新人選手の入団発表が11日に行われた。東海大相模高出身のドラフト1位、小笠原慎之介を始めとする12人の新人選手(支配下6選手、育成6選手)が真新しいユニフォームに身を包み、お披露目を行った。


その中で、ドラフト4位指名の、JR九州出身の左投手、福敬登(ふく ひろと)は今季まで山本昌が付けていた「背番号34」のユニフォーム姿を披露。


山本昌は1984年のルーキーイヤーから現役最終年となる今季まで一貫して32年間「背番号34」を付けていて、その偉大なる功績から永久欠番になっても不思議ではないが、永久欠番どころか空き番にすらならずに新人選手の手に渡った。


新人選手の背番号を割り振ったのは落合博満GMだそうだ。さもありなんという感じだが


(写真:今季までの32年間の現役生活、一貫して「背番号34」を付けていたドラゴンズの山本昌。20145月撮影)

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2015年11月15日 (日)

試合に出続ける捕手、試合に出られない捕手

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プレミア
12の予選リーグを5戦全勝で突破した「侍ジャパン」。14日に行われた対アメリカ合衆国戦では先発した菅野智之を始めこれまで未出場だった選手を全て出場させた。


28人の侍ジャパン戦士で最後に初出場となったのが、スワローズの中村悠平。公式戦では十二球団最多の135試合でマスクをかぶり、捕手を主体として出場した選手の中で年間の規定打席に達したのは、他には同じく侍ジャパンに選ばれた炭谷銀仁朗と二人だけ。スワローズでは文句なしの不動の正捕手だが、侍ジャパンでは第三の捕手という位置づけで、何かアクシデントがあった時に備え、ベンチ待機が続いていた。


その中村が所属するスワローズでも、中村の独り舞台の裏で、ベンチ待機が続いた捕手がいた。


(写真:ジャイアンツとのリーグ優勝争いを大きく左右したといわれる927日の対ジャイアンツ戦のスワローズのスターティングメンバーとベンチ入り選手。今季のスワローズは捕手二人体制で臨む試合が多かった。)

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2015年10月17日 (土)

続・クライマックスシリーズにファーストステージから出るチームの戦い方。

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今年のクライマックスシリーズのファイナルステージは両リーグともレギュラーシーズンの優勝チームが日本シリーズ進出を決める結果となった。あらためて、ファーストステージから勝ち上がる難しさを痛感した。


(写真:ファイナルステージでの敗退が決まり、辞意を表明したと報じられるジャイアンツの原辰徳監督 2012年3月撮影)

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2015年10月12日 (月)

クライマックスシリーズにファーストステージから出るチームの戦い方。

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今年のクライマックスシリーズのファーストステージは史上初めて、両リーグとも第
3戦までもつれた結果、セ・リーグはジャイアンツが、パ・リーグはマリーンズがファイナルステージへの進出を決めた。


ファイターズが敗れたのは残念だが、この三試合に関してはマリーンズの方が強かったのだから仕方ない。


敗戦処理。はセ・リーグでジャイアンツを応援しているので、クライマックスシリーズではファイナルステージで迎え撃つ感覚があった。だが今年は四年ぶりにジャイアンツもファイターズもファーストステージからの出場。そこで個人的な、ファーストステージから出る場合のクライマックスシリーズの戦い方を考えてみたい。


(写真:2008年のパ・リーグのファーストステージを勝ち抜いて外野席のファンに挨拶するファイターズナイン 200810月撮影)

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2015年10月 5日 (月)

ジャイアンツの東京ドーム最終戦を観てきた…。

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今日(
4日)は個人的に恒例となっている、ジャイアンツの本拠地最終戦の生観戦をしてきた。このチケットを購入した時点では、この試合が天下分け目の一戦になるのかと期待したが、スワローズが2日にセ・リーグ優勝を決め、クライマックスシリーズを睨んだ試合となった。


ジャイアンツでは、山口鉄也が八回表に登板。今季60試合目の登板となり、これで2008年から8年連続で60試合以上の登板となった。もちろん、前人未到の領域。


(写真:八回表に登板し、8年連続60試合以上登板となったジャイアンツの山口鉄也。先頭打者の上田剛史を一ゴロに仕留めて一塁ベースカバーに。)

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2015年9月27日 (日)

ジャイアンツ、直接対決に惜敗しスワローズに優勝マジック3点灯

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今日
(27)は東京ドームでジャイアンツ対スワローズ戦を生観戦してきた。現在2位のジャイアンツにとっては勝てば首位スワローズにゲーム差0に接近出来る試合だったが、拙攻が響いて1対2で惜敗。残り5試合のスワローズに優勝マジック3が点灯した。


この直接対決はもう一試合ある。現時点で両チームにとって今季最終戦となる予定の104日、ちょうど一週間後だ。この試合は世紀の一戦になるのか、それとも単なる最終戦となるのか


(写真:七回裏無死一、二塁。1点を追うジャイアンツは代打に寺内崇幸を送って送りバントを試みるが、ファウル三つのスリーバント失敗で走者を送れずこの写真はツーストライク目) 

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2015年9月21日 (月)

今季最多の4,144人が注目したイースタン6位と7位の対戦、でもこの両球団は日本シリーズで対戦するかもしれない…

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例年ファームは、一軍より一足早く公式戦を終える。イースタンとウエスタンの優勝チーム同士で対戦するファーム日本選手権を、クライマックスシリーズの前の週に行ってファンの注目を集めようという考えがあるからだ。


ファイターズも本拠地のファイターズスタジアムでの試合は今日(21日)と明日の二試合を残すだけ。敗戦処理。も今年最後のファイターズスタジアム生観戦に向かった。イースタン・リーグ6位のファイターズと7位のスワローズとの一戦だが、この両チームは日本シリーズで対戦する可能性がある。今年最後の生観戦、若手選手の手応えを感じさせてくれる、そんな試合を観たい。


(写真:七回表、田中浩康の右前安打で一塁から三塁に向かうも、右翼手の松本剛からの好返球で刺される森岡良介)

 

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2015年9月12日 (土)

ジャイアンツのファーム、残り5試合で優勝マジック5!

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今日
(12)はイースタン・リーグで首位を走るジャイアンツの試合を観てきた。スターティングメンバー全員が今季一軍の試合に出場経験を持つジャイアンツ打線が序盤に爆発。終盤やや反撃を許すも快勝した。2位のライオンズも勝ち、2ゲーム差は変わらぬものの、ジャイアンツの優勝マジックは5となった。ただ、ジャイアンツの残り試合は5試合。


(写真:一回裏、一死満塁からホアン・フランシスコが右前に2点適時打を放ち逆転。結果的には決勝打となった。)

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