2015年11月22日 (日)

侍ジャパン3位に終わる-第1回プレミア12は韓国が初代王者になって幕。

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日に行われた準決勝で韓国に逆転負けを喫した侍ジャパンは、21日、東京ドームで決勝戦の前に行われるメキシコとの3位決定戦に臨んだ。事前にこの日に行われる3位決定戦と決勝戦の共通入場券を購入していた敗戦処理。はおそらく今年最後になるであろう、生観戦のために東京ドームに足を運んだ。もちろん、購入した時には侍ジャパンは決勝戦に出るつもりで購入したのだが…。


試合は、侍ジャパン打線が序盤にメキシコを圧倒。初回に山田哲人のソロ本塁打で先制すると、二回裏には敵失によって追加点を奪い、山田の二打席連続本塁打を含む三本のツーラン本塁打で7点を加えた。試合は9対1で迎えた七回裏に秋山翔吾のツーラン本塁打で11対1とし、大会規定でコールドゲームとなった。


まるで準決勝での逆転負けの憂さを晴らすような侍ジャパンの一発攻勢だった。侍ジャパンは第一回のプレミア12で銅メダルという結果に終わった。


そしてその後に行われた決勝戦では韓国がアメリカを8対0と圧勝して初代世界一の座に着いた。


韓国代表チーム、第1回プレミア12、優勝おめでとう!



(写真:表彰式で、優勝トロフィーを高く掲げる、第1回プレミア12優勝チームの韓国代表)

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2015年11月20日 (金)

どうして「最後は則本」だったのか!?

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結果はご覧の通り。八回を終わって3対
0でリードしていた準決勝の対韓国戦。八回から登板の則本昂大を続投させ、あれよあれよという間に点差を縮められ、慌てて繰り出した松井裕樹、増井浩俊も流れを止められず、4失点で逆転され、そのまま逃げ切られた。WBCに続き、プレミア12でも記念すべき第一回大会の王者の座を狙えた野球日本代表、侍ジャパンだったが、その夢は準決勝敗退という形で消えた。


(写真:侍ジャパンを率いる小久保裕紀監督。 昨年の日米野球、201411月撮影)

 

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2015年11月15日 (日)

試合に出続ける捕手、試合に出られない捕手

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プレミア
12の予選リーグを5戦全勝で突破した「侍ジャパン」。14日に行われた対アメリカ合衆国戦では先発した菅野智之を始めこれまで未出場だった選手を全て出場させた。


28人の侍ジャパン戦士で最後に初出場となったのが、スワローズの中村悠平。公式戦では十二球団最多の135試合でマスクをかぶり、捕手を主体として出場した選手の中で年間の規定打席に達したのは、他には同じく侍ジャパンに選ばれた炭谷銀仁朗と二人だけ。スワローズでは文句なしの不動の正捕手だが、侍ジャパンでは第三の捕手という位置づけで、何かアクシデントがあった時に備え、ベンチ待機が続いていた。


その中村が所属するスワローズでも、中村の独り舞台の裏で、ベンチ待機が続いた捕手がいた。


(写真:ジャイアンツとのリーグ優勝争いを大きく左右したといわれる927日の対ジャイアンツ戦のスワローズのスターティングメンバーとベンチ入り選手。今季のスワローズは捕手二人体制で臨む試合が多かった。)

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2014年11月15日 (土)

異論はあるだろうけど、侍ジャパンのMLBオールスターに対するノーヒットノーランを賞賛しよう!!

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個人的におそらく今年最後の生観戦になるであろう今日の日米野球第3戦で、良いものを観ることが出来た。侍ジャパンが、則本昂大、西勇輝、牧田和久、西野勇士の四投手による継投でMLBオールスターチーム相手にノーヒットノーランを達成した。


当初よりこの大会を強化試合と言うより親善試合じゃないかと疑問視していた敗戦処理。であるが、だからといってこのノーヒットノーランという金字塔の価値が減じるものではない。ベストメンバーではないとか、本当に本気で闘っていないとかいう声があるのは承知。しかし、安打の一本も打てないのでは完敗でしょ!



(写真上:試合終了の瞬間のスコアボード。MLB打線の安打数は0。写真下:ノーヒットノーラン継投を果たした四投手揃ってのヒーローインタビュー。左から西野勇士、牧田和久、西勇輝、則本昂大)

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2014年11月 3日 (月)

タイブレークを初「生」体験~シミュレーションだけど…侍ジャパン21U、第1回IBAFワールドカップを前にジャイアンツ二軍と強化試合

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今月
7日から行われる1回IBAF 21Uワールドカップに臨む侍ジャパン21U代表がジャイアンツ球場でジャイアンツの二軍と強化試合を行うというので、三連休の最終日の今日(3日)、ジャイアンツ球場で生観戦してきた。


正直に言うと、侍ジャパン21U代表チームをそんなにチェックしているわけではないのだが、生観戦自体、約一ヶ月ぶりということもあり、近場のジャイアンツ球場で入場無料で行われているというので観戦した次第なのだが、シミュレーションとは言え“タイブレーク”なるものを初めて生で見ることが出来るなど、収穫の多い生観戦となった。


なお、強化試合は明日4日もジャイアンツ球場で行われる。明日は午後1時試合開始

 


(写真:タイブレーク実施を告知するジャイアンツ球場のスコアボード。強化試合ということもあり、九回までのスコアに関係なくタイブレークを行う取り決めだった)

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2014年10月13日 (月)

和田毅、MLBオールスターチーム選出からうかがえる日米野球の本気度と「侍ジャパン」ビジネスへの暗雲

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来月行われる日米野球のMLBオールスターチームの一員に、シカゴ・カブスの和田毅が選ばれることがわかった。


日米野球の目玉の一つ、日本人メジャーリーガーの凱旋登板が見られると言えば、聞こえは良いが、素直に喜んでいて良いのだろうか?


(写真:2014 SUZUKI 日米野球のMLBオールスターチームのメンバー入りが決まったカブスの和田毅。福岡ダイエーホークス時代の200311月撮影)

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2014年3月 3日 (月)

日米野球今秋8年ぶり復活の怪-“マー君vs侍ジャパン”とは笑止千万!?

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先月
27日、NPBの熊崎勝彦コミッショナーは今年の11月に日米野球開催を企画していることを発表した。小久保裕紀監督率いる野球日本代表、「侍ジャパン」の強化計画の一環だ。これを受けて翌28日の各スポーツ紙は、今季からアメリカ大リーグ、ニューヨークヤンキースでプレーする田中将大の凱旋の可能性を示唆して報じた。

小久保監督率いる「侍ジャパン」にとっては昨年11月に対戦した台湾代表を上回る難敵と思われる対戦。マー君の晴れ姿も観たいが…


(写真:新生「侍ジャパン」全世代結束式記念フラッグ 野球殿堂博物館にて撮影)

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2013年8月 4日 (日)

社会人主体の東アジア大会日本代表チームがイースタン・リーグ混成チームに逆転勝ち!

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今日
(4)は地元のジャイアンツ球場で行われた東アジア大会日本代表対イースタン混成の交流試合を観てきた。

10月に中国で行われる6回東アジア競技大会は、24競技、289種目が行われ、中国、日本など9カ国、地域から約7000人もの選手、指導者が参加する大規模な大会で、野球に関して日本は社会人主体の日本代表を結成して大会に臨むのだが、その代表チームが昨日と今日の二日間、ジャイアンツ球場でイースタン混成チームと交流試合を行ったのだ。

正直、アマチュア野球に関しては日本代表に選ばれるクラスに関しても疎いのだが、珍しい機会なのでジャイアンツ球場に足を運んだ。


(写真:八回裏、無死満塁からバッテリーエラーで東アジア大会日本代表に勝ち越し点が入る。投手、ベイスターズ北方悠誠、走者、日立製作所岡崎啓介。)

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2013年3月26日 (火)

2017年第4回WBC日本代表メンバー

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WBCで侍ジャパンが準決勝で敗退してはやくも一週間が過ぎた。もう野球ファンの目は今週の金曜日、
29日に開幕するパ・セ両リーグの公式戦に向いているだろう。が、そこで敢えてやってみる。“2017年第4回WBC日本代表メンバー”大予想だ<>

実はこの企画はスポーツ報知が既に掲載したらしいが、敢えてそれを観ていない。今大会までの三回の大会のポジションごとの構成比率や年齢別の比率に即して考えてみた。

読んでくださった方が「俺ならこう選ぶ」というのをコメント欄に書いていただくのも大歓迎だ。ただしその場合は出来れば「何で○○が入っていないんだ?」とか「△△が代表に選ばれるわけ無いだろ?」という形でなく、28人を選んでいただきたい。

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2013年3月19日 (火)

「行けたら行ってもいい…」という指示 

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第3回WBC、三連覇を目指した日本代表、侍ジャパンは準決勝のプエルトリコ戦に1対3で敗れてしまった。3点のビハインドから1点を返した八回裏、なおも一死一、二塁で四番の阿部慎之助を打席に迎えたシーンで、二塁走者の井端弘和が三盗のそ振りを見せて自重、それに釣られたかのように二塁へ走った一塁走者の内川聖一は途中で止まることが出来ず、一、二塁間で憤死した。

戦後、内川は涙ながらにすべて自分がダメにしたかのようなコメントを発していたが、ベンチの指示は「(ダブルスチールを)行けたら行ってもいい」というものだったそうだ。


(写真:一塁走者の井端弘和に指示を送る緒方耕一一塁コーチ。 10日の第2ラウンド対オランダ戦より)

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