元旦早々、プロ野球ファンにビッグニュースが飛び込んできた。何と今年から新たに四球団を加え、セ・パ両リーグ各八球団ずつ、計十六球団による争いがくり拡げられることになった。新たに加わる四球団は、セ・リーグに加わる長野ドリーマーズ、松山ウイングスと、パ・リーグに加わる静岡グリーンパワーズ、北陸ロイヤルズ。NPBは一挙に四球団が新設される事態に対応するため、既存十二球団に所属する選手全員を対象としたシャッフルドラフトを敢行。新規参入四球団を含め、十六球団の戦力均衡化を目指した。
もう一度、新規参入四球団を紹介する。
●長野ドリーマーズ
親会社は大吉観光。長野五輪開催後、観光収入が激減していた地に本社を移転してから積極的にレジャー展開していた同社が名乗りを挙げていた。オーナーがタニマチをしていた関係で星野仙一氏を監督に起用。ホームグラウンドは長野オリンピックスタジアム。
● 松山ウイングス
親会社は全日本航空。ホームグラウンドは松山坊ちゃんスタジアム。四国初のプロ野球新球団創設にあたり、四国四県出身者から初代監督をとの声もあったが、ホームグラウンドの坊ちゃんスタジアムで2000本安打を達成した古田敦也氏に白羽の矢が立った。球界再編騒動時に労組選手会の代表として奮闘した古田氏がエクスパンションで誕生した新球団の監督を務める話題性で地元は早くも盛り上がっている。
● 静岡グリーンパワーズ
親会社は沢田自動車工業。ホームグラウンドは静岡草薙球場を当面使用するが、沢田自動車の工場敷地の一部を使用して建設中のサワダスタジアム(仮称)が出来次第移転する予定。監督には社会人時代に親会社に所属していた縁で広瀬哲朗氏の就任が決まった。
●北陸ロイヤルズ
親会社は初芝電器。新設の兼六園スタジアムをホームグラウンドとする。監督には田尾安志氏。四年前に新規参入球団を率いた実績が評価された。
なお長野ドリーマーズはイースタン・リーグに所属し、他の三球団はウエスタン・リーグに所属する。これによりイースタンとウエスタンの球団数は各八球団となり、五年ぶりに両リーグとも同球団数、それもそろって偶数となる。また、セ・パ両リーグともイースタン所属チームとウエスタン所属チームが四球団ずつという構成になるため、クライマックスシリーズの見直しも検討されている。
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